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<・・・婚活と少子化と離婚率と・・・>

日本の出生率の推移表を見ていただきたい

    出生数
1974年 202万人   長嶋茂雄・現役引退
            ガッツ石松・世界チャンピオン
            ベルバラ流行
1984年 148万人   グリコ事件
            世界一の長寿国
            ピーターパン症候群
2005年 106万人   若貴騒動
            福知山線脱線事故
            レクサス登場
2019年  86万人

恐ろしいと感じるのは性別年代に関係ないと思う
だからといって女は子供を産めでは
本当は狂気の明治維新の富国強兵と同じになってしまう

では、婚姻率と離婚率の推移についてみてみよう
1980年から2017年の推移で婚姻率は
急速に低下し78.3%に減少しているが
なんと離婚率は同じく1980年から2017年の
推移で150%と激増している
その2017年度の単純な離婚率は驚異の35%と
なっている

これらの数字は世界と比べると
日本の少子化、そして高齢化は群を抜いてるとはいえ
世界的な特に先進国で共通した傾向なので
原因は今日の生活環境にあると思う

また特筆したいのは
昨今の女性の間でつぶやかれる言葉として
旦那は面倒だし別にいらないけど
子供は欲しいという現象だ
まだ正確には現象といえるほどの
動きはないけど、そういうポテンシャルが
昨今の女性の間で心の中で
もやもやと渦巻いてるのが確かだ
極端な例では男を探すのが面倒なので
試験管ベイビーでもいい~

単純に50年前の時点で、女子の
4大卒が急増し、かつ男女の成績比較で
女子が男子を抜いている

正確には数学と物理学のみ
男子が上だったのも数年で見事に
女子が抜いた・・・これは日本だけでなく
世界中の大都市に共通している

勉強することで人生が開けると
男子よりも女子が信じたのが
一員のような気がする

そして、胸を張っての就職試験で
女子たちは地獄を見る~
まず面接でセクハラ、パワハラの嵐
高齢者高級管理職の男性たちは
何の悪気も悪意もない点が、さらに
悪質な結果となっている

そして入社してみれば、50年前なら
女子はお茶くみ、コピー取り、お使い・・・
夢も希望もあったものじゃない

現に頑張った学業成績を活かせる
仕事などあるはずもなく
現に給与も確実に格差があり
こりゃぁ駄目だと結婚相手を見つけて
職場卒業なんて出来る訳もなく・・・

まだ、50年前の日本なら
鼻っから一流会社に就職する目的は
旦那探しと男を一枚抜いた女性陣も
多かったが次第に女性の社会進出圧が
強まるにつれ、そして男女雇用機会均等法など
の整備により男女の性差が否定されるようになる
につれ、現場での女性の男性化、男性の女性化が
進行し今日に至っている

まだ50年前なら
女性の営業マンも少なく
紙一重で女性性を前面に出した現場があっても
今日ではむしろ女性の営業マンの方が
能力に勝るケースも多いようだ

50年を少し越した60年ほど前なら
女性はいわゆる結婚適齢期になれば
口減らしに親元を離れ
現実的な生活のために確実な
男性を見つけて家事と子育てに励むのが
社会のひとつの形だった

その頃は、まだ
男女の世話が生きがいのような
仲人さんがどこにでもいて
親も子供たちも
それに従うのが、ひとつの
規範でもあった

いわゆる団塊の世代あたりから
女性の模範が崩れ始め
いわゆる同棲時代である
同棲は男女一対なので
大学は
男からすれば嫁探しの場であり
女からすれば亭主探しの場でもあった

男にとっても女にとっても
親元から独立し社会で認められるには
結婚という社会的な単位、夫婦が
必須と考えられていた時代だが
次第に、それも崩れ
社会圧として女性に経済的自立と
精神的自立を求めるようになり
それなら結婚すら面倒で
むしろ心身の安らぎとして彼氏と
子供がいれば気楽で十分

子供は命だけど
彼氏は取り換えのきく方が
気楽で便利で良いという時代に入ってる

それを認めないのが
保守的な今日の社会規範で・・・
女性に自立せよと言っときながら
十分な給与を支払わない~
それが昨今の独身女性の貧困化と
呼ばれる悲惨な現象で
多くの女性がもろに被害を受けている
これが現実ではないのだろうか?

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#離婚
#少子化
#経済的自立
#精神的自立
#試験管ベイビー

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