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鬱屈が溢れ出てしまった

自らの言動に反省し、少し内省が必要そうなので忘れる前に簡単に記しておく。

ようやく長かった1週間が終わる。今年1つ目の大きな案件が迫ってきて、その傍らで進行している業務も分量を増してきている。
数をこなして自信につながっている部分もあれば、相手の特性や議論の傾向を先読みして準備を効率化できている部分もある。

でもやっぱり、英語でのプレゼンや議論、交渉は到底ネイティブには及ばない。準備や調べ物、仮説立てや提案など、デスクワークは入念にやっていても、いざ口頭での受け答え、即席で変な方向から飛んでくるチャレンジ、オブジェクションに対する論理立てた反論などの場面では、どうしても一呼吸遅れるか、説明を途中で諦めてしまう。

資料や思考プロセスを割と丁寧に汲んで理解に努めてくれる人もいるが、途中で我慢ならなくなってか私の話の途中で割り込んでくる人もまぁいる。(個人的な感覚では、アメリカ人に多い。)

そもそもの論点ではないところで感情的な反応をされると、こちらの考察自体が蔑ろにされていると不快に感じる。一度そのような態度を取られ始めたら、私に対して毎度そうされるのがもどかしい。(その人の人間性に問題があるかとも思うが、過去の自分にも思い当たる節があるので苦笑い。)

そのモヤモヤ兼イライラを、別の同僚にぶつけてしまった。
オフィスにいることがわかっていながらチャットで聞かれた質問に、すぐ教えてあげようと急いで返した私の返信。その内容がわからない、意味をなしていない、などとわざわざ言いに来られたからだ。

その言い方とこちらを攻めるような表情が、どうもカチンときてしまった。本来流せばよいものを、「なんでそんな言い方をするんだ、そういう言い方をされるとまるで文句を言われているようだ。あなたの言葉をとても攻撃的だと受け止めてしまう」などと返してしまった。

一度言い始めたら、堰を切ったかのように溢れ出しそうになるのを、血流から感じ取って、これはまずいと思って言葉を止めたが、相手はびっくりしていた。そんなつもりはなかっただろうからね。(でも、そもそもの質問がざっくりしていた上に、言い方も毒があったことはわかってほしいのである。)

この人も私にこういう態度を取るのか、という悲しい感情を抑えて、よくよく聞くと、お互いの前提がズレていたということがわかった。返信はこれでもかというくらいに説明を付け加えて書き直したが、機嫌が悪いと変な言いがかりをつけて怒り出すやつだ、と記憶されただろう。

他のところで受けた嫌な対応、そこから溜めていた鬱憤やフラストレーションを、別の場面での出来事がトリガーとなって、別の人に八つ当たりした。落ち着けば冷静な振り返りができるが、その場において自分の感情に飲み込まれたのは、なにかのサインかもしれない。

家に帰ってポテチを爆食いした。

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