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マゾ気質なくせにプライドは高い

今日の出来事は怒髪天を衝くほど怒りと悔しさにまみれ、誰もいなくなったオフィスから真っ暗な夜道をトボトボと、しかし大きなため息と悪態を吐きながらムカムカと帰ってきた。

溜飲が下がればすっかり忘れてしまいそうなので、今後の成長を測るベンチマークとして、乱筆ながら記しておこう。

まず、これまで定期的に開催してきたプロジェクト会議は不参加を張っておきながら、他案件もようやく終わりおそらく上司に圧力を受けたであろう状況から、突然舞い出てきて過去の経緯をガン無視で発言するなど。
「散々、何度もスライドや議事録、個別メールで共有してきたがな」という言葉は飲み込み、呆気にとられながらもなんとか打ち返す。
しかしあまりにも「はぁ?いまさらそれ?」な指摘ばかりで、もう「はい、確認します」と弱々しく返事するばかりになってしまった。

しかし私は気づいた、これは罠だ。
本来なら、予めオフラインで共有・質問しておけるものを、会議の場で突然持ち出してきて、こちらの慌てぶり・困惑ぶりを楽しむための、巧妙で狡猾な、とても意地の悪い罠だ。
困惑ぶりを会議参加者の目前で露呈させることで貶め、辱めを受けさせ、そしてそれを指摘している自分はさも優秀だとひけらかすための。

それに加えて、発言力・影響力があると一目置かれているメンバーなのでなおさら、今まで味方だった(はずの)周りのメンバーが便乗して、「やれこうだ、ああだ」と、まるで自分は悪くないと保身のような発言の矢を降らせてくる。同じように攻撃されたくないから。
再三、提出してくれとお願いしていたのに一向に出してこなかった情報を、五月雨式に、ランダムに会議チャットに放り投げてくる。まるで自分はちゃんとやってました、やってないのは私の方です、と言わんばかりに。

言語の不自由さを内心ばかにされ、見下され、揚げ足取られ、皮肉られ、それでも素知らぬ顔してヨタヨタとファシリテーションすることから得られるものってなんだろう!?

PMはときにコンフリクトが起こる双方の間に入って「あえて」サンドバッグ役を引き受けることも役割だし、私は好んで、というか自虐的・自傷的に請け負ってしまいがちだが、今日のはあまりにもひどい!

真っ向から受けるのは決して得策ではないが、個人攻撃と捉えられるような性根の悪い言葉は、さすがに私だって苛つくし、「この人のために働こう」という気持ちには一切ならない。
これは単に考え方の違いだとは思うけれど、「他者を蔑んで自分の価値を際立たせる」より、「他者を引き上げて、自分の価値もより高める」という姿勢の方が、よほど立派だ。あぁ、なんて悔しい。

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