Lunatic tears _ASTERISK

●あらすじ
 銃社会と化した2025年の日本。故郷フランスから帰国した流雫(ルナ)は恋人の澪(ミオ)と再会した東京の空港で、フランス人少女の襲撃事件に遭遇し、彼女を助ける。それはフランス発の宗教、太陽騎士団の聖女アリスだった。しかし、自分を助けた流雫を拒絶するアリス。
 その夜、流雫のフレンドであるアルスは、パリの空港で聖女アリスを目撃する。
 1人しか存在し得ないハズの聖女が2人、その疑問に囚われる流雫は、聖女アリスに再会する。しかし、彼女はアリスではなく、流雫がフランスに住んでいた時代に遊んだことが有る少女、プリィだった。
 生命と宗教倫理の狭間で、思惑に塗れた真相を解き明かそうとする少年少女たちの、悲しき戦いが幕を開ける。

●主要人物
宇奈月流雫(うなづきるな)
主役。元フランス人の男子高生。
日本人らしくない見た目と中性的な顔立ちが目印。かつての恋人をテロで殺された過去を持つが、それがきっかけで澪と知り合う。
初心者程度のパルクールの使い手。推理力も優れている。

室堂澪(むろどうみお)
ヒロイン。東京に住む女子高生。流雫の恋人。
現職刑事と元警察官の間に産まれた娘故に、正義感が強い。大事にしたい人のために時折暴走するクセが有るが、その献身ぶりに慕われることが多い。
小口径の銃と、時を止めると形容される油断のさせ方が特徴的。

伏見詩応(ふしみしの)
名古屋に住む女子高生。元陸上部。
太陽騎士団の信者。姉を通り魔に殺されたことを機に、流雫や澪と知り合い、特に澪を慕う。自身も追っ手に首を切られ、手に後遺症を残す。
中口径の銃と、その俊足ぶりが武器。

アルス・プリュヴィオーズ
フランス、レンヌに住む男子高生。
太陽騎士団と敵対する血の旅団の信者。強い愛国心の持ち主。目的のためには太陽騎士団の信者と平気で手を組む。流雫にとって、男で唯一仲がよい相手。今回は来日し、流雫たちと動く。
外国人故に銃を持てないが、知識と情報量でカバーする。

アリシア・ヴァンデミエール
フランス、レンヌに住む女子高生。
アルスの恋人で、同じく血の旅団信者。恋人を掌で転がしている感も有る。父は世界的通信社の記者。
アルスにとっての重要な情報源として活躍。

プリィ・フリュクティドール
フランス、パリに住む少女。
太陽騎士団の聖女候補。来日して早々何者かに襲撃され、流雫と澪に助けられる。流雫がフランスに住んでいた頃、何度か遊んだことが有る。


オープニング
https://note.com/lunatictears/n/n1cc2ae62b035

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