思ったことを書くだけ

今日も心が痛い思いをした。
昔からずっとこうだ。

わりと長い付き合いの友達がいる。家族ぐるみの付き合いで、私はその子のことが本当に大好きだった。非の打ち所がないような、優しくて気が利いて、誰にでも好かれる子だった。

母は私の目の前でいつも彼女のことを褒めた。
なんていい子なの、うちの子もこんな子になってくれたらいいのに。うちの子なんていつもこうなのよ。
あんた、〇〇ちゃんを見習いなさい。〇〇ちゃんはこうできるのに、なんであんたにはできないの？

普段も何かする度に、彼女のことを引き合いに出して、比べられた。
彼女がいい子だってことは私もわかっていた。でも悔しかった。悲しかった。

だんだん、彼女と関わることが億劫になっていった。
会う度に、私はこの子のようにはなれないと、引け目を感じてしまうようになった。

あまり会う機会がなくなった今でも、それは続いている。今日もそんな感じだった。
私とあの子は違うのに。
なぜあの子のことばかり褒めるの？
なぜあの子の前で私を貶すの？
私よりあの子の方が好きなの？
もっともっと早いうちから、こう言えたらどんなに良かったか。
今はもう諦めがついているけれど、それでもやっぱりあの頃の惨めな気持ちを思い出して、つらくなってしまう。

こんなことがあるから、大事にしたい人のことは親には話さないようにしている。
今の恋人も、できれば親に会わせたくないくらいだ。
否定されて悪口を言われるか、比べられてあんたには釣り合わないと言われるか、どちらかになるような気がして怖いから。
前者なら、今ならそんなこと気にせずに自分の気持ちを押し通せると思うけれど。
比べられてしまったら、一生それを言われ続けて、一生引け目を感じて生きていくことになってしまいそう。
こういう所は、もっと強くならねばと思う。

もう私は親と縁を切るくらいのつもりでいたほうがいいのだろうか。
自分の思考回路全てが、親に植え付けられた固定観念なような気がしてならない。
何を考えるにも、親というフィルターがかかってしまう。
もうこんなことで悩むのは嫌だし、そんな場合ではないのに。

自分と向き合うのがつらい。
就活なんて私にはまだ早い。
たぶんほとんどの人が中高生くらいで達している成長段階を、今やっと克服しようとしているのだと思う。まだできていない。
子どものまま大人になってしまった私は、アダルトチルドレンなのだろうか？

私は何ができるのだろう？

#日記 #独り言 #毒親