2017年10月出雲へ。前編
旅への思いが募りまして、以前アメブロにUPしていた記事に加筆・追加。※情報が現在と異なる事もあると思います。ご容赦下さい。
2017年の10/16に出雲大社にお参りに行きました。お参り大好きにも関わらず、人生初です。
私の父方の家系は、奥出雲の地に在ります(私の生まれ・育ちは異なりますが)
詳細は省きますが、私と親・親とその親達との関係性はすごぶる悪く、足を運ぶ事は先ず無い土地だと、長年避けておりました。
しかし、この年の夏頃から度々出雲の地に関わる兆しがありまして、私もそれなりに歳も経った所為か(お参りが目的なら、まぁいいか…)と思えるようになり、この秋に行って参りました。
1人旅です。「本気のお参りは、1人で行く派」で御座います。
JR出雲市駅前に着いたのは、朝5時過ぎ。眠いですが、朝一のお参りが確定している為、テンションは上がってます。
ローカル線の一畑電車の始発に乗り、出雲大社駅前へ向かいます。
車内には誰も居なくて、また妙にテンションが上がります。
着いた駅の改札では、駅員さんに切符切りでパチンと切符を切られ、
人生初だったので、更にテンションが上がる。
可愛い佇まいの出雲大社前駅から、
(窓がステンドグラスだったり、中も可愛い。国の登録文化財)
綺麗に整備された神門通りを歩く事、約5分程。
勢溜(せいだまり)の大鳥居に。
雨予報でしたが、雨は降らず。平日の朝ともあって、殆ど人も居らず。
とても静かな朝でした。
参道に在る、祓社(はらいのやしろ)にお参り。
ここで先に心身の厄を祓う。
そして、拝殿でお参り。
そして、本殿に。本殿前の三つの丸は、古代神殿の柱の跡。
写真が残念過ぎますが、本殿↓
主祭神は、大国主大神。
出雲大社のお参りの作法は、『ニ礼・四拍手・一礼』ですが
静かな早朝に、境内のあちこちから時々聴こえてくる人様の四拍手の音は大変よろしく、不慣れながらも自らが打つ四拍手もとても嬉しく、(ああ…出雲大社に来たのだな)と、とても感慨深かったです。
大変優しくて穏やかな社でした。
境内をぐるりと巡りましたが、あちこちにウサギさんがいるのも可愛かった。
お参りを無事に終えましたが、時間が時間の為、隣接した古代出雲歴史博物は勿論、お店は何処も開いていません。
足を少しだけ伸ばして、今回どうしても行きたかった場所に。
稲佐の浜へ。
ここは、国譲りの舞台でもあり、旧暦10月の神在月に、全国の八百万の神々をお迎えする浜でもあります。
海に来たのも久しぶりです。はしゃぐ心を押さえつつ、浜辺をお散歩しました。
弁天島にもご挨拶。有難い。
海も砂浜も大変に美しく守られていて、感激致しました。暫しの間、ここでゆっくり過ごしました。
大満足の後、再び出雲大社の方へ戻り、社の東隣にある古代出雲歴史博物館に。
古代出雲に関する展示が、とても充実していて見応えがあり、大変勉強になりました。
濃ゆい時間を過ごした後に、併設のカフェでちょっと休憩。八雲カプチーノと勾玉クッキー。どちらも出雲らしくて可愛い☺️
この後は観光も。
平成2年に廃駅となった旧大社駅舎に。神社様式を取り入れた珍しい木造建築で、国の重要文化財でもあります。
中の造りもとても立派。綺麗に保存されていました。(※現在、保存修理工事中。2025年12月中迄)
門前町界隈もウロウロし、出雲蕎麦も
ぜんざいも食べました。
その土地の名物・名産を食するのは、開運には欠かせません(ダイエットは帰ってから)
出雲大社前にあるスタバにも。
この日は朝も早かったので、夕刻には宿に向かいました。翌日のお参りの為に。
島根県まで来ましたので、出雲大社からは大分遠いけど、もう一箇所お参りしたい神社がありまして。
続く。
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