重陽の節句に
今日9月9日は、重陽の節句。
奇数は、陰陽の「陽」。9は、陽数の最大数。
陽数の最大数である9が2つ重なる日として、『重陽』と呼ばれ、長寿と繁栄を祈願するおめでたい日です。
この重陽の節句も、五節句の一つです。
他の節句に比べるとあまり知られていませんが、やはり特別なエネルギーの日なので、毎年とても大切にしています。
今年も、市比賣神社の重陽祭にお参りしてきました。
9月なのに朝から気温が高い日でしたが、多くの参列の方が。年々増えているように感じます。
重陽祭を行う神社は、非常に少ないです。
市比賣神社は小さなお社ですが、創建は桓武天皇の御代の795年。こうした由緒ある社で執り行われるのが、本当に有り難いです。
この重陽の節句は、菊の節句とも呼ばれており、祭典の後には、菊の花が浮かんだ菊花酒を頂いて邪気を祓い、不老長寿を願います。
境内には、着せ綿の菊も。
3月3日や5月5日、7月7日ほどには今後も賑やかさにはならないかも…とは思いつつも、ひっそりでも大事にしていきたい節句です。
花札にも描かれているのですが↓
今年もお参り出来て良かったです。夜も日本酒に菊の花を浮かべて、不老長寿と繁栄を願ってみたいと思います。
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