明日9/9は、重陽の節句
9/9は、重陽の節句です。他の節句とは異なり、消え入りそうなこの節句を応援して暫くですが、今年も投稿する次第です。
「9」が並ぶ日ですが、奇数は陽。その最大数が2つ重なる為、『重陽』と呼ばれ、無病息災・長寿・繁栄を祈念する日。
陽の最大数が重なるのは、めっちゃおめでたいのでは?と言うとそうでも無く、何でも過剰なのは良く無い・返って障りがあるとされ、その厄を祓う為の節句でもあります。
別名は、菊の節句。前の晩から菊に着せ綿をし、
※着せ綿については、3年前のnoteに
菊花を浮かべた日本酒を飲むのが習わしですが、
現在の9/9では菊の盛りとは言い難い。この節句が廃れそうなのは、新暦と時期が合わないからと言われてます。
旧暦では、今年は10/11。大輪の菊を愛でるのはその頃の楽しみとして、今は可愛いスプレーマムを飾っています。
また、『栗の節句』とも言われ、栗を食べる風習もあります。
9月に入ってもまだ暑い。それは年々酷くなっている。しかし、(菊の盛りでは無いけれども、栗なら或いは…)と思いデパ地下に行ってみますと、栗のおこわが販売されていました。栗のお菓子も。大変素晴らしい!
他方で薄々気付いてはいたのですが、
「日本人の四季に対する美意識」とか、「日本食は繊細で素晴らしい」と言われる事もありますが、
単に、他の民族よりも食いしん坊なだけなのでは…という疑いが、私の中で確信となった瞬間でもありました。
それはともあれ、明日9/9は重陽の節句です。
栗のオヤツでも如何でしょうか。