#128 めざせ!えほんセラピー犬。【絵本紹介】~ぷっくりえんどうまめ~
本日、2年生のお友だちによみきかせしました。
絵本の紹介:
くるん! 春がくると、まきひげを巻きつけてのびだすえんどうまめ。
白や赤の花のあとからのびてきたのは……ぴかぴかのさやえんどう!
あれ? だんだんさやがぷっくりしてきたよ。
なかからころころ出てきたのは、グリーンピース!
生長とともに姿を変えるえんどうまめの魅力を、美しい絵で生き生きと描きます。
絵本のグリンピースから次ページをめくる前に、子どもたちへ質問しました。
司書「このあと、どうなるか知ってる?」
図書室、シーン。
最前列男子「だいず」(小声)
司書「それでは、めくってみるよ」
畑においたままになって、カラカラの状態。
中をみてみると「ダイズ」が顔を出しました。
子どもたち「おー!」(小さな歓声)
気付きがあったようです。
最前列のY君、お見事。
えだまめ、そらまめなど、ほかの種類のまめも紹介します。
「どーんと やさい」シリーズ9作目です。
・全国学校図書館協議会選定
よみきかせの感想:
学校司書セオリー「よみきかせをすると貸出につながる」
1度読めば、貸出に繋がると高を括っておりました。
大変、失礼しました。
1年生3クラス、2年生3クラス、3年生2クラスによみきかせしました。
本日、2年生のクラスへよみきかせして、遂に貸出となりました。
なぜ、すぐに貸し出しにならなかったのか?:
最近、司書が咳き込むことがあり、通常の7割くらの熱量でよみきかせをしていました。
1.文字通り読んだだけ。
2.淡々と読んだだけ。
3.導入部分は「こちらを紹介します」だけ。
1~3のどれかで、差し障りなくよみきかせしました。
よみきかせ講習会で指導を受けた通りです。(一応、専門職なので手は抜きませんよ)
支障なくその場の対応は出来ましたが…。
すぐに、貸出にならなかったということは「借りて読みたいな!」と子どもたちが思わなかったということでしょうか。
結果(今日のよみきかせから気づいたこと):
処方箋のおかげで通常通りのよみきかせが出来ました。
それは、「たっぷりの導入部分」「子どもたちからの声を聴く」「司書と子どもたちの言葉のキャッチボールを入れる」ことでした。
読んでいる最中も、ワクワクしていました!
よみきかせの後に、楽しかったとお互いに思えることが、重要なんですね。
病気をしてみると、それなりに新しい気づきがありました。
咳が出そうだから、取り合えず、卒なくこなしましたが、気持ちを込めることって大切なんですね。
よみきかせを含めて、子どもたちへの対応は、懇切・丁寧・迅速に(モットー)。
学校司書として、常に心にとめて図書館サービスを行いたいですね。
本日も記事を読んで頂き誠にありがとうございました。(感謝)
そろそろお時間となりました。(悲)
またのご利用を心よりお待ちしております。(合掌)
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