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#145 めざせ!えほんセラピー犬。【司書編】新刊絵本紹介『ありえない』~牛が海底で暮らしてる⁉ウミウシ~

『ありえない』内田麟太郎・ぶん クレーン謙・え ハッピーオウル社

出版社紹介:

ハッピーオウル社は親と子のこころを結ぶ絵本と読み物を出版しています。

司書コメント:


初めて聞いた出版社さんでした。
情報をとりに行かない司書で申し訳ございません。
この本は、子どもの本棚絵本研究会のメンバーに教えてもらいました。

「ハッピーオウル」というネーミングがいいです。
私情を挟んで恐縮ですが「オウル」好きです。

クマのプーさんに出てくる「オウル」、ハリー・ポッターの「へドウィグ」

かわいい~。

手島圭三郎先生の「しまふくろう」は、大迫力です。

脱線してしまいました。
申し訳けございません。

出版社様からの内容紹介:

そらから、まくら。

「ありえる?」「ありえない?」と声に出して、ライブ感覚で読み聞かせをしたり、身近な「ありえない」を探してみるのも、おすすめです。

司書コメント:

「ありえる?」「ありえない?」と声に出して、ライブ感覚で読み聞かせをしたり、身近な「ありえない」を探してみるのも、おすすめです。

引用 ハッピーオウル社HP https://happyowlsha.com/ohanashi/978-4-902528-71-8/ 

これは、私がよみきかせする時のテクニック⁉です。
なんと、同じことを考えている人(出版社様)がありました。
同じこと?
自分で言うのもなんですが、お笑い系はライブ感覚でよみきかせしています。
嬉しい限りです。
こうキッパリとホームページで記載してあると、遠慮なくできますね。

読み聞かせは、月に30冊程行っています。
そして、よみきかせの本は、必ず下読みします。
ここで、自分自身が大ウケした時には…。
本番では、まさにライブでの笑いを共有します。
気持ちいいです。
同時に、「勝手にこんな読み方をして作者さんがみたら、どう思うのかしら?」と罪悪感もゼロではありません。
そうすると、「やっぱり淡々と読もうかな」というジレンマに陥ります。
困ったものです。

この『ありえない』は「縛りがない」と、言うことで大いに楽しめそうですね。

出版社のHPをのぞいてみると:

『ありえない』の中身がちょっとのぞいてみることができます。
これは、表紙の見返し部分です。
右上に「ムシントン大学会議室 スケジュール ありえる審議会」とあります。
審議会というものに縁がありませんが、個人的なイメージとしてこの絵の通りです。
これから、学識経験者の方々が、たくさんのことについて審議するってことですよね。
笑えます。

ムシたちが二足歩行。
人間と思いきや下半身は昆虫系。
ムシがいっぱいだけどリアル人間社会。
笑える。
(裏表紙)

これが、2ページ目です。

まくらが、スーパーヒーローです。
そばがら枕。
笑える。
個性あふれる学識経験者のみなさん。
笑える。
寝てるし…。
そばがらまくらに虫さんがわくこともしられていますからね。
綿やウレタンじゃない。
蕎麦殻です。
ウマいなあ。
天才!
(2~3p)

次のページです。
これは、おなじみのダジャレですね。
安定の笑い。

定番過ぎて、寝ている博士もいます。
あ!さっきから寝ていましたね。
笑える。
(4~5p)

ちなみに、私が好きなページは「うみにウミウシ」です。
よみきかせの時は、ウミウシを知っているか聞いてみます。
手元に、ウミウシのページが開いた状態になっていますが…。
フフフフフフ。
笑える。

大人の皆さまにも、集中した後のリラックス効果として、如何でしょうか?

本日も記事を読んで頂き誠にありがとうございました。(感謝)
そろそろお時間となりました。(悲)
またのご利用を心よりお待ちしております。(合掌)

【付記】
著作物の使用について
ハッピーオウル社の担当者様より快諾頂きましたこと、この場をお借りして厚くお礼申し上げます。





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