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運がよくなるご神木との会い方

1)ご神木に会う前に

自然あふれる神社の敷地に入ると
木々からのお迎えがあります。

参道を歩きながら深呼吸をして森林浴をすると
体の中からリラックスしてきますね。

揺れる葉の隙間から
美しい木漏れ日がきらきらと降り注ぎます。

昔は神域に入る前、「禊」みそぎと言って
川や泉で全身を清めてからお参りしました。
今は簡略されて神社の手水舎が「お清め場」です。

全身禊ぎの代わりに参道をリラックスして歩くのも
私はお清めと同じ効果があると思います。
歩くだけで憑いてしまった日頃の穢れが落ちますよ。

偏った思考
溜まったストレス
イライラした心
絡まった人間関係
傷ついた心・・・

【参道で要らなくなった不要のエネルギーを落とす】
これがご神木や神様に会う前にしておきたい準備です。

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2)気になるは氣になる

神様は自然に宿るという日本の自然信仰。

日本の八百万の神がいたるものに
宿っているという考え方は
世界の大半を占めている特定の神様だけを
崇拝する宗教からすると
ありえないのかもしれませんね。

日本人は山や川や海や木から【氣】を感じ
畏敬の念を感じる対象を「祀る」ことで護ってきました。

なぜ祀ったのでしょう?
気になったからでしょうね。
昔の人は現代人より敏感で
【氣】を感じる力も高かったと思います。

第二次世界大戦以前は「氣」という文字を使っていました。
GHQの統治下で漢字の見直しがされ
【氣】は【気】になりました。

合氣道では未だにこの漢字を使うところがあるので
分かりやすいと思いますが【氣】とは
エネルギーを表します。

米の字は八方に広がる状態でエネルギーが
放出される意味があり、
日本人のエネルギーの源となる食材は「米」ですね。

満ちたエネルギーが放出されている状態から【氣】を感じる

「なぜか気になる」

は【氣】を感じている証拠でもあります。
だから、特別な人だけが分かるのではなく
あなたの「気になる」のアンテナが
自分に必要なエネルギーを選んでいるのです。

二の鳥居をくぐる頃には
俗世で憑いた「穢れ」も落ちています。

深呼吸を意識してすると
不要なエネルギーを新しい純粋なエネルギーに
交換することができるので深呼吸をぜひしてほしいです。

【深呼吸をして体内のエネルギーを新しく交換しましょう】
あなたの中の氣のアンテナをクリアにしておきましょう。

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3)氣のアンテナを意識する

氣が開いてクリアになってくると
目から入る景色
耳に聞こえる音
肌で感じる風などいつもより
感じる力が高くなります。

神社に来ると清々しいと感じる人は
氣が開いている状態なんですよ。

そうして境内に入ると
気になる木が分かりやすくなります。

初めから自分の波動に合った木を見つけるのが
難しいかも知れません。
初めての方は神社が「ご神木」として祀っている
有名な木にまずは会ってみましょう。

何度も参拝している人は分かると思いますが
1本だけがご神木ではありませんよね。

境内全ての木々がご神木なのです。
その中でMYご神木が見つかると
さらに参拝が楽しくなります。

心が向く方向や
なぜか気になる木があったら
じっくり向き合ってみましょう。

氣のアンテナに引っかかった=今の自分に必要なエネルギー
ということになります。

【なぜか気になる木の前に立ってみましょう】
さあ、ご対面です。

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4)ご神木とのおしゃべりタイム

①まず、見上げてみましょう
気になる木に出会ったらまずは全体をゆっくり感じて
見上げてみましょう。

自分の身長を遥かに超える高さからご神木の
エネルギーは降り注がれています。

優しい雨に打たれるように静かに深呼吸しながら
見上げると受け取れる氣も倍になりますよ。

②根を見てみましょう
根っこは「命」を最も感じる場所です。
枝は枯れていても根が生きている木もあります。

根はグランディング力が高く
ぐらつく自分や決意が固まりにくい人には
開運スポットです。

力強い根からは宇宙規模のパワーを感じます。
私は根にご神木の「意思」を感じます。

人間で言えば「心臓」を司っているようにも思えます。

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③周囲を歩いてみましょう
ご神木の周囲を歩ける場合はぐるりと歩いてみましょう。
どの方向が自分とぴったりくるかゆっくり感じ取る時間です。

近づけない場合は出来るだけ寄ってみて
気持ちのよい方向に立ってみましょう。

よくみんなが触る場所でつるつるしてしまっている場所は
ご神木の氣も弱まっている場所なので
それ以外を探すのがおすすめです。

【気持ちがいい、落ち着く】と
感じる方向を探しましょう。
あなたにご神木が向き合ってくれます。

④そっと触れてみましょう。

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もし触っても大丈夫な木は
そっと手をかざすように触れてみましょう。
触れられない木は手をかざすように
手の平を向けるだけで大丈夫です。

「触らせて下さい」
心でお願いしてから触りましょうね。
感想は人によって様々ですが

温かい
ピリピリする
優しく感じる
懐かしい・・・など

その時浮かんだ感情を憶えておきましょう。
もし言葉やイメージが浮かんだら
それも覚えておくといいですね。

大切なことを教えてくれたり気づかせてくれたり
こうした「おしゃべりタイム」は
ご神木との素敵なエネルギーの交流です。

温かくて大きなご神木の氣は
きっとあなたを癒してくれます。

④おしゃべりが終わったら手を合わせてお礼をしましょう。

以上が神様の木とのおしゃべりの仕方です。

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5)感謝の心をお返しする

年輪が1本刻まれるのに
1年かかると言います。
樹齢が800年なら幹の中に
800本の年輪がある・・・

悠久の時の流れに
魂が震えるかも知れません。

木たちはそんなに長い時間
時を重ねた歴史の証人であり賢者です。
心から感謝して
手を合わせましょう。

感謝する心は私たち人間が
最も大きな愛のエネルギーを放出できる瞬間。

感謝のエネルギーが
ご神木に力を還すことに繋がります。

頂いてばかりでは
運がよくなるとは言えませんね。

【頂いてお返しする。】
エネルギーの交換こそが
開運の秘訣です。

あなたもMYご神木に出会えますように。

ご神木・御神水専門家
日本かみさまアカデミー
香坂琉月オフィシャルブログ
↓「人と神様をつなぐ」アメブロ

https://ameblo.jp/1122ro/

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