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雨の日の神社参拝の楽しみ方

ご神木&ご神水専門家の
香坂琉月(こうさかるな)です。

せっかくの神社参拝が雨・・・
残念な気持ちになったことがあると思います。

雨の日の参拝を「良くない」とする記事も
ありますが、神社好きの私としては雨の日ならではの
おススメポイントがあります。
今日は雨の日の神社参拝の楽しみ方をお伝えしたいと思います。

1)雨は歓迎サイン

参拝していたら雨が降ってきた。
良かったですね、これは神様の歓迎サインです。
私も何度か経験したことがあります。
神様は直接言わずとも「サイン」を送って
下さる時があります。

雨は1番分かりやすいサインと言えますね。
鳥居をくぐったら雨が止んだなど
雨が上がるのも同じサインです。
また、境内で大雨になるのも同じで、
お天気が変わることが歓迎サインの1つと言われています。

他にも歓迎サインと言われるものがありますね。
例えば
☆神事(太鼓の音 ご祈祷 お祭りや結婚式、七五三など)
☆動物に出会う(蝶や虫も含む)
☆拝殿の中から風が吹く
☆お人払いが起こる

などなど。
他にもあると思いますが、歓迎サインに気づいた時、
神様と通じたような気持ちになり、とても嬉しくなります。
雨が降ったら「ラッキー!」くらいの気持ちでいると
参拝がもっと楽しくなります。
(山奥の神社や奥の宮の雨天参拝は危険があるので十分
配慮してください。)

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2)禊ぎの雨は癒しの雨 五感をフルに

禊ぎ(みそぎ)と読みます。
禊ぎとは不浄を取り除くことで、罪や穢れを落とす意味があります。
神話で黄泉の国に行ったイザナギが穢れを水で清めたのが
始まりとされ、神社の参道や手水舎が簡略化された禊ぎになっています。
禊ぎ池を持っている神社も多く、
茨城県の鹿島神宮のように真冬に禊ぎ池に入る
【寒禊ぎ】という神事が残っているところもあります。

池に入ることで全身をお清めする禊ぎ行事ですが
雨の日はこれと同じ「全身のお清め」の効果があります。
よく神社好きの間では「禊ぎの雨」と呼ばれていますね。
雨の参道を歩くだけでお清めできるならお得な気がしませんか?

しとしとと木の葉を打つ雨の音を聴きながら
雨の細かい水の粒子を吸い込めば体の中から浄化されます。
霧状のミストは肌にふれるだけで癒し効果や
リフレッシュ効果を高めてくれます。

雨の日ならではの香りも楽しんでほしい所です。
雨の日は草木の匂いや土の匂いも変わります。

五感をフル活用すると人間の免疫力も高まるそうです。
神社参拝は五感を結構使っているんですよ。

雨の日は
視覚は雨の風景
聴覚は水の音
触覚はミスト状の水を感じる
味覚は手水舎の口をすすぐ水を味わって
嗅覚は雨の香り(深呼吸は最高のアロマ)

あなたの感覚がクリーンになるほど
神様との距離も近くなります。

こんなご神木の水たまりを
見つけられると得した気分になるし
神様と遊んでいる気持ちにもなります。

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3)雨から晴れへの劇的な変化もサイン

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神社参拝をしていると
天気が急に変わる経験をした方も
多くいらっしゃると思います。

私も何度も経験していますが
雷が鳴ったときもありました。
雷は「不吉」ではなく「吉兆」のサイン。
神が成るで「神様が降りられるサイン」とも言われます。

最近ですが
宮崎県高千穂神社で
大雨のあと雷、そして晴天と
びっくりな天気の変化に
神様の存在を改めて感じることが出来ました。

上の写真はその時の晴れ間の光です。
美しいですね。

いかがでしたか?
雨の参拝も楽しそうですよネ。
参拝客も少ないのでオススメです。
ぜひ、雨の日参拝もしてみてください。

いつもありがとうございます。

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