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30代からの英語学び直し〜私の英語遍歴・25年の歩みVol.2〜

(こちらは姉妹版note で過去に掲載した記事です)
前回に引き続き、私の英語遍歴です。本日は「30代からの英語学び直し」について。


英語遍歴(つづき)

英語の勉強を再開

そんなこんなで、私が英語の勉強を本格的に再開したのは30代になってからだった。仕事の空き時間に英語ニュースのポッドキャストを聞き、隙間時間を縫ってオンライン英会話を受講。週に1回、カナダ人の先生が運営する英会話教室にも通い始めた

使い込んだ教材は…?

ここで私が使い込んだ教材をご紹介。
BBC GLOBAL NEWS PODCAST

  1. イムランYouTube英会話チャンネル

  2. ニック式英会話

主にこの3つ。
1. のニュースポッドキャストは、なんとなくイギリス英語の方が落ち着いていて聞きやすかったので、仕事の合間にしょっちゅう聴いていた。時事ネタを仕入れつつ、ネイティブスピードに慣れるのに効果的だった。

2.のイムラン先生は、日英バイリンガルの先生で、「受験英語をこじらせた」私にはうってつけの教材だった。YouTubeで初学者にもわかりやすく日本語も交えて発音などを教えてくれるので、最初の勢いをつけるのにとても良かった。

3.のニック先生は、こちらも日英バイリンガルの先生。YouTubeで英語特有の音のつながりや音の脱落、音の波について詳しく、わかりやすく解説してくれるのでお気に入り。さらに特筆すべきは「日本語からの直訳をやめて英語の思考回路で考えるトレーニングをする」という方針。もちろん発音も教えてくれるので家にいる時も耳が空いていればいつでも聴いていた。

少しずつ英語力がついていった

基本的に机に向かって勉強する時間は取れなかったので、ひたすら耳と目を使ってポッドキャストやYouTubeで脳を刺激。少しずつではあったが、英語独特のリズムに慣れて、フレーズが口から出るようになっていった。

「3年はかかります」

カナダ渡航前に、オンライン英会話でカナダ在住の日本人講師の先生とお話しする機会があった。その先生は率直な方で、「あなたの今の英語力だと、現地に行ってからネイティブと不自由なく話せるようになるまで3年ほどかかるでしょう」とおっしゃった。英語力試験は受けないまま渡航したので、渡航前の正確な英語力は不明だが、この先生の一言が何よりのバロメーターだったと思う。

渡航後 語学学校に入学

カナダに渡航してほどなく、私は現地の語学学校に入学した。先生はカナダ人にイラン人、インド人の先生とバラエティに富んでおり、決して「ネイティブ」の先生ばかりではなかったが、外国で踏み出す最初の一歩としては良かったと思う。

長女モモも次女ララも現地生活が気に入ったようだったので私はそのままカレッジに進学することに決めた。同じ語学学校でカレッジ進学に向けたパスウェイコースを受講し、個人的にはこの時もかなりの負荷を感じたのだがなんとかやり遂げて学校を卒業した。

カレッジ卒業後の英語力は昨日の記事で公開中「英語能力の現実:私のIELTS試験結果も公開〜私の英語遍歴・25年の歩み Vol.1〜」

学び直しに遅いということはない

30代からの英語。遅くない?

いろいろ遠回りもした私の英語学習。そしてまだまだ現在進行形の英語学習。今でも、隙間時間に発音の練習をする、英単語を覚えるなど、地道な努力を続けている

もっと効率的なやり方があるのかもしれないし、もっと最短で英語が話せるようになる人もいるだろう。でも私は泥くさい方法しか知らないし、できない。

ここで声を大にして言いたいのは、「学び直しに遅いなんてことはない!」と言うこと。小さな努力を続けている限りは、たとえ伸びが感じられない時期でも少なくとも後ろに下がることはない。

一方努力をやめてしまえばどんどん話せなくなっていく。ここが言語習得の悲しいところ。自転車の運転のように、一回覚えたら一生使えると言うわけではないのだ。

英語を学び直しして良かったこと

今でも、カナダ現地人と話す時は緊張する。それでも少しずつ言いたいことが言えるようになると、世界が広がってくる。

英語を学び直して良かったこと:

  • 海外留学できた

  • 現地で近所の人たちと仲良くなることができた

  • 結果、視野を広げることができた

  • 他の言語にも興味が出て、スペイン語をやり始めた

一回しかない人生。健康である限りは学び続けたい!と思っている。

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