私のロビイング日記3〜実際に話してみるパート1〜

こんにちは、るーたんです!
さぁ今回はついに実際にロビイングすることについて話したいと思います。正直どこまで話してもいいのかがわからず(政治的に)。あと私の記憶当ってるかなっていう笑笑。相手の言ったことに対する私の解釈がズレてるところもあるだろうなっていう汗汗。まぁなるべく素直に私が思ったことを話したいなと思うけどまぁ私は超確実な語り手ではないということを念頭に入れておいてください。

まずは公明党、都民ファーストの会、共産党、立憲民主党などの各政党に要望書を提出して意見交換をしました。ここで署名サイトのコメント欄プチ炎上。署名サイトの署名の提出先に各政党が含まれることを書いていなかったことを怒られました。ごもっともです。見落としてました反省。

次に初めて文部科学省に提出と意見交換!
ここで政党への提出と政府への提出の違いがはっきりわかりました。
政党の議員さん→すごいフレンドリーで話しやすい。「賛成です、がんばりましょう!」って同情してくれる。だがあまり具体的な議論をしない。抽象的。
政府の官僚さん→あまりフレンドリーじゃない。ちょっと緊張するっていうか話しやすいわけではない。具体的に議論ができる。例えば文部科学省では要望5の性犯罪についての充実した教育を行う、と要望6の学校での痴漢ルールを作成するについて話したんだけど、5に対しては「『命の安全教育』というものを行なっています」、6に対しては「そういった取り組みをしているモデル高を探していきたいです」っていう具体的な答えが出てくる。するとその答えに対してまたこちら側がなにか言うことができる。てな感じなのです。卓球の球がスポンジじゃなくて硬いプラスチックでできてるから上手くラリーが続く的な。

要望5については「命の安全教育」を行なっていますって言われた。命の安全教育とは、「性犯罪・性暴力対策の強化の方針」を踏まえ、子供たちが性暴力の加害者、被害者、傍観者にならないように文部科学省と内閣府が連携して作った教材です!詳しくはこちらから

だけど「命の安全教育」は学校が任意で行うものだから内容がみんなに届くわけじゃないし、具体的に痴漢にあったらどうすればいいのかっていう手順が含まれていないから不十分ですって伝えました。他にも「命の安全教育」について一般的に意見を伝えたよ!そしたら「こうやって若い人の意見を聞く機会があまりないので参考になります。」って言ってくれたんだけど、若い人に関わる教材を作っているなら若い人の意見を聞きながら教材作りなよ!!!!ってめちゃ思った。当事者に聞かないとわからない事情絶対あるって!!

要望6については「ルールを作るのは難しいので、そういった取り組みをしているモデル高を探して例を積み上げていきたいです。」って言われた。いや、スピード感ちがいすぎ!!明日通学中に痴漢に合うかもしれない、そして学校に遅刻して先生に相談したら「そういったはしたないことは言わないの!」って注意されるかもしれない。だから明日にでも欠席遅刻扱い免除、相談したら先生がカウンセラーにつなげてくれるっていう学校の痴漢ルールを作って欲しいのに「モデル高の積み上げ」って何ヶ月かかるの??

あと、「今回初めて痴漢について色々と勉強させていただきました」って男性の方に言ってもらった。他の政府機関にロビイングに行った時も何人かにこれ言われたんだよね。もちろん男性の被害者もいるんだけど被害者は若年層の女性が多い。だから中年の男性はあまり痴漢について考えないのだろう。だけど官僚は特に重要な役職だと中年の男性ばかり。だからこの痴漢の問題を解決するのに必要な問題意識とか視点が抜けてるのよね。

そして2021年10月13日に日本共産党の小池晃書記局長が参院本会議の代表質問で岸田総理に私たちの署名キャンペーンについて話して、政府による痴漢の実態調査を求めたの!この質問に対して岸田総理は「今年度、内閣府において、痴漢を含む、若年層の性暴力被害の実態調査を行う予定にしてあります。」と答えたよ!
最初のプチビヴィクトリーあげ⤴️⤴️
その実態調査がこちら!
若年層の性暴力被害の実態に関するオンラインアンケート及びヒアリング結果報告書
https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/chousa/r04_houkoku.html

でもねー対象年齢が16-24歳だけだし、痴漢に特化した調査ではないのよね。だからよりアップグレードした実態調査を今後期待してる!

てな感じで今回は一旦ここまで!次は東京都に陳情を出すっことについて話すよん。長いのに最後まで読んでくれてありがとう!! 
びっぐらぶ❤️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?