オリオン座 今見ている星は何年前のもの?気になったので調べてみた
太陽も月もリアルタイムのものを見ていないと言います。
よくよく考えると、光の速さは1秒間に30万キロメートル進むそうなので納得です。
そして、今見ている月や太陽は何時のときのものか気になり、調べてみました。
月までは38万キロメートルなので、1.3秒前のもの。
太陽は1億5,000万キロメートル離れているので、約8分前のもの。
では、よく知られているオリオン座は?というと、星座なので複数の星について、ひとつずつ見ていく必要があります。
1番近い星で、300光年
1番遠い星で、1,000光年以上
オリオン座の中で最も明るいベテルギウスは500~600光年。
次に明るく見えるリゲルは850光年。
1光年は1年間で光が進む距離。
つまりベテルギウスは、500~は600年前のもので、リゲルは850年前のものとなる。
今見ているベテルギウスは、1,420年~1,520年の光になる。日本で言うと室町時代、世界では大航海時代と呼ばれた時と重なる。
では、彼方にある星が地球で見える数百年後は、どんな未来の人が見るのか想像できない。
宇宙について考えると、ロマンを感じるばかりか、壮大なスケールに圧倒されるのは私だけだろうか。
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