中学生の娘の憧れ 劇場の食事
もう何年も前のこと。
上の娘が中学生の頃、一緒にバレエを観に行ったことがありました。
午後の観劇で、お昼は劇場の食堂で、オープンサンドを頂いたことを覚えています。ドイツパンのような茶色のハード系に、スモークサーモンとサラダ。一見すると、よくカフェなどで提供されているものと変わりません。
一口食べるなり、娘の目の色が変わりました。
「美味しい!!」
続いて私も頂きます。
「美味しい!!」
繰り返しますが、よくあるオープンサンドなのです。
でも、今まで食べたサンドイッチのなかで一番です。
今でも。
お昼を堪能して、「白鳥の湖」1部と2部を観たあとは、休憩に入ります。またも娘が気になったものは、ホワイエにある、ワインと生ハム、クッキー。未成年の娘にはワインはまだ早いので、クッキーを買いました。
クッキーを食べつつ、見つめている先は、ワインと生ハム。いつか20歳を過ぎたらねと。
初めてのバレエ鑑賞に全てが新鮮だったらしく、連れてきた甲斐がありました。母も満足。
でも、白鳥の湖は家でよく観ていたから、他の演目が良かったとのこと。いつの間にか娘はバレエ通になっていたこと、知りませんでした。
あれから何年も経ちますが、劇場で食べたオープンサンドと、ホワイエで見たワインと生ハムが食べたいと言っています。
今度行くときは、どの演目にしよう。
下の子も一緒に。
いまから楽しみです。
よければこちらも読んでみてください。
回顧録 vol.5 ボリショイ劇場|luna #note https://note.com/luna0831/n/n3ca3350939f1
ロシアバレエに興味のあるかたは、こちらの本もおすすめです。
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