新型コロナウイルス対応 学生支援給付金 お礼状

(支援基金名)にご支援下さった皆様

この度は、パンデミックの影響で困難な状況にある私達留学生をご支援下さってありがとうございました。支援基金をいただくことになりました、燈里と申します。
私は台湾の大学院で正規留学をしています。専攻は現代美術の理論で、日本と台湾のハンセン病患者/回復者の表象を研究してきました。これまで台湾での学費や生活費は私企業からの給付型奨学金と現地でのアルバイトで賄ってきました。
ところが、今回のパンデミックに対する感染予防策と渡航規制により、大学院の最終プロジェクトであった現地調査や展覧会を実施できず留年となってしまい、これまで支援を受けていた奨学金の給付期間を超えてしまいました。また、アルバイトとして台湾在住の外国人のお子様を対象に家庭教師をしていましたが、新型コロナウィルスの影響で多くの家族が母国に帰国されたため、収入源も失ってしまいました。
研究・展示の延期や留年をネガティブに捉えるのではなく、この時間の猶予を活かして最終プロジェクトをさらに磨き、9月にハンセン病のドキュメンタリー映画/写真を紹介する展示の開催を目指しています。そのために、新しいアルバイト先を見つけるまでの経済的な支援が必要で、この学生支援基金に応募しました。
頂いた支援金は全額1ヶ月分の家賃と光熱費として大切に使わせていただきます。ご支援を頂きましたお陰で、6月は生活費の心配をすることなく学業に専念することができそうです。今後も台湾で目標に向かってより一層精進していきたいと思います。改めてご支援ありがとうございました。

2020年5月19日 台湾 燈里

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