LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S. 【My Favorites #01】
こんにちは。初めまして。光学設計部の仲田です。
光学設計部の責任者をやっております。
この【My Favorites】の記事では、設計メンバーがそれぞれお気に入りの1本を紹介していきたいと思います。
【My Favorites】第1回は、LUMIXがフルサイズに参入した際、最初に発表したレンズの1本である、Sシリーズ交換レンズ、LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S. を紹介します。
このレンズは広角24mmから望遠105mmまでカバーしていることに加えて、名前にもあるように望遠側で最大撮影倍率0.5倍のハーフマクロ撮影が可能なので、本当に使い勝手の良いレンズです。
今回は、同じくLUMIXフルサイズ最初のカメラである LUMIX S1で撮影してみました。
黄色の花畑の作例ですが、24mmの広角で撮影、手前にやけに主張していた
1本をクローズアップして撮影してみました。なんとこのレンズ、ズーム全域で最短撮影距離が0.3mなのです!どの画角でも撮影対象にぐっと迫って撮影することができます。
望遠側105mmでのハーフマクロ撮影です。もちろんこのときの最短撮影距離も0.3mです。前の作例のように広大な花畑全体を撮ることもできますし、この作例のようなハーフマクロでの近接撮影もできます。
今度は、ズーム全域で最短撮影距離0.3mの特徴を活かし、色々な画角で撮影対象に接近して撮影してみました。
この写真は公園にあった汽車のオブジェについていた鐘です。実はもっと寄れたのですが、手前に釘が出ていてカメラに当たりそうだったので断念してます・・・
そのまま望遠にズームして鐘の中を撮影。かなり接近してますが焦点が合わないなんてことはありません。手振れ補正もばっちり効いています。
今回は屋外で撮影しましたが、例えば狭い室内でのテーブルフォトでも、
この「ズーム全域で最短撮影距離0.3m」が撮影に威力を発揮すると思います。
最後にこの作例は開放F4で撮影しました。ズーム全域F4なのでボケも適度に楽しめます。
今回の作例紹介は以上になります。
LUMIXフルサイズ参入当初に発表した渾身の1本。おすすめです!
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今後も設計メンバーお気に入りのレンズをこの【My Favorites】でご紹介する予定です。お楽しみに。
▼ この記事で紹介しきれなかった作例も公開しています ▼