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はじめまして、COHINAのうにくまです

こんにちは、はじめまして。

フリーランスでアパレルの企画・ディレクションをやっています、うにくまと申します。

長いことnoteを書こうと思いながら、秒ですぎていくコロナ禍を生きていたらあっという間になんか寒いですね、カシミヤが届きましたよ、どうなっとるんや。

今回は何を書こうかな〜といろいろ考えていたのですが、ここ最近で携わっている一社である、newnのCOHINAについて書いていこうかなあと思います。

・COHINAって何?

・どうしてCOHINAを手伝っているの?

・それから、改善の日々

・中から見て、他のアパレルと何が違う?

・企画募集中

COHINAって何?

まず、COHINAについて説明させてください。

COHINAは、身長155cm以下の方をターゲットとする、レディスアパレルブランドです。販路は現在、自社ECと自社ポップアップのみ。

COHINAのコンセプトは、「あなたに陽が当たる服」

自身が小柄である創業者二人が、自分の悩みを起点に立ち上げたからこそ、血の通ったコンセプトになっているんじゃないかなと思います。

ファッションブランドやアパレルブランドを事業化しようという時に、155cm以下をマスターの身長とする事は少ないと思いますし、やはり作ってみて思うのは気をつけるべきポイントが160cm前後を想定する服作りとは大きく異なります。

どんな体型のでもそうですが、COHINAの場合も、小柄であるが故のペインがある一方で、小柄である故の特別な個性があります。「ペインを解決する」のではなく、その一歩先の「小柄だからこその魅力」を引き出すスタイルやバランスを突き詰めて作るのがCOHINAというブランドであり、その服です。


どうしてCOHINAを手伝っているの?

あまりCOHINAをやってるよ〜とは言ってこなかったので、最近ぽろっと話すと驚かれることもしばしばです。

私が新卒で入ったのは当時東京コレクションで毎シーズンインスタレーションを発表していたいわゆるデザイナーズブランドでしたし、その後もガッツリ当時でいう赤文字系アパレル・ファッション界隈を経験したのちにフリーになり、数件他業界をまたぐ仕事をして・・・。というフラフラっぷりで、もう誰も私がどこで何やってんのかよくわからん。という感じだとは思うのですが・・・。

一年半以上前の2月末。

きっかけは、温泉に行ったり、ご飯したりでワイワイキャッキャするお友達であるハヤカワ五味ちゃん。彼女に突然呼ばれて行った先にいたのが、newn代表の綾太郎さんでした。

言うべきかどうか当時迷ったのですが、私は綾太郎さんの前の会社「ペロリ」のメンバー数人となぜかちょくちょく飲んでいて、なんなら約一名のエンジニアとはベトナムで落ち合って一緒に観光したり、のちに彼の人生においていい仕事をするサメのぬいぐるみを輸入したりしていました。(結婚おめでと!)

それもあって、「来週からこれませんか?」と言われて、ちょうどちょっとお休みをしようかと思っていて予定を空けていた私は特になんの心理的ハードルもなく「いいですよ〜(何すんやろ)」と答えているのでした。

ちなみにこの時、newnのメンバーは「来週からすぐ来れるような奴はやばい」と言っていたそうで、

それに対して経企の原さんが「ツイッタラーだから大丈夫」

と言いながらこのアイコンを見せていたらしく、newnメンバーには相当な不安を与えてしまっていたことを反省し深くお詫びします。

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それから、改善の日々

最初のオーダーは、企画生産周りの整理整頓でした。

若いチームで構成されているCOHINA、私が来た当時服作りをやったことがある人はまだ一人もいない状態でしたので、それはもちろん、相当なカオスです(笑)

業務もカオスならチームもカオス。

他部署の人には「そこに座ってられるだけですごい」と言われるくらいでした。でも何がすごいって、そんな中きちんと売り上げを叩き出していたこと。これは本当にnewn、そしてCOHINAの立ち上げメンバーに頭が下がります。

やりきる力と、何よりお客様へのモチベーションがピカイチでした。

なかなかこのアパレルの企画生産という仕事は見た目の華やかさとはかけ離れた地味な、そして泥臭い仕事の連続です。これを続けるのに「お客様がそこにいるから」という意識がしっかり根付いているのは、ノウハウやスキルの前に一番大切なことだと思っていました。

とはいえ、ブランドは走ってしまっていて、その上で整えていかないといけません。走りながら(売り上げは上方を目指しながら)中を整えていく事は結構骨が折れました。

何より、newnはITの文脈が強い会社です。大手アパレルやデザイナーズブランドのやり方をそのまま横展したところでワークしないのは明白。

悩みながらも、企画面に関しては私がざっと組み立てをしたのですが、生産特に納品〜経理周りへの接続、生産管理のオペレーションをもっとすっきりしたいな〜となった時に、もう結構企画サイドを走らせていた私一人では手に負えなくなってきました。

そこで、お願いをしに行ったのが、国久さんです。

国久さんとは、直接お取引はなかったものの過去在籍していた企業で接点があり、出会ってすぐ仲良くしていただいていました。多分この業界で私の歌声を聞いたのは国久さんを入れてたった二人でしょう・・・。

その後何度かお会いするうちに、生産背景の理解はもとよりITスキルに見惚れて「来てくれないかな・・・」と思っていたタイミングでお声かけする機会があり、ジョインしてくださいました。一年もない一緒に働けた期間で、私は本当にたくさんのことを学ばせていただきましたし、本当に大きな大きな力を貸していただきました。この場を借りて再度、御礼申し上げます。

そして、私のCOHINAジョインに伴って、過去よりお付き合いのあったお取引先様にもブランドの価値最大化へむけてお力添えをいただき、いまだに併走していただいている取引先様もいらっしゃいます。こちらも、改めて御礼申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

フェーズごとの改善や新しい取り組みを行って、現在私はCOHINAで業務委託でありますが、企画生産のチーフとしてお仕事をしています。


中から見て、他のアパレルと何が違う?

何より、私が面白いなと思ったのは、「やっぱりプロダクトがよくなきゃ」という意識を組織全体が持っていることでした。

これって当たり前のことなんですけど、newnはそのバランスが非常にいい。というのが第一印象です。

当時のD2C界隈ですと良し悪しは別として、ある程度プロダクトの完成度が担保されなくても、マーケティングで数字がある程度上げられる(どういう数字かは一考を要するが)事は正直言ってわかっていたし、それくらいインスタントに売りを取りに行くことを相談される経験もあるにはあったので。

その反面オーバースペックなもの作りもまた顧客不在を生む原因です。こだわるけどそうではない。がしっかり言語化されていなくてもきちんと軸があるところもまた目指す方向を理解しやすいポイントで、newnは、そこが私の考え方に合っていました。

さらに、「可視化と言語化」の文化もアパレル企業時代にはなかったなと思う部分です。

属人的なクリエーションがよしとされやすいこの業界で、この可視化と言語化は結構難題です。デザイナーが圧倒的に評価されるためには自分にしかできないクリエーションをすることも一つの成功法と言えます。ですが、言語化と可視化が進まないことには、事業・ブランドはなかなか続いていけません。

私はCOHINAで、服に求めること、1型1型の役割を細かに言語化することから始めます。そうすることで、素材や仕様の制約が決まります。何を目的にどう打ち出すべきかも考えて1stサンプルに挑むので、相当工場とうまく噛み合わずに上がらなかった・・・という以外滅多にサンプルでボツになる事はありませんし、何を軸に商品企画をしているのかが理解しやすいです。

そして、マーケティングという部署がしっかりあるのもアパレルにはあんまりないかと思います。

COHINAは企画生産とマーケティングの両輪で走るシンプルな構造を持っています。

その両輪がお互いの責任範囲を模索しながらも「自分のタスク」ではなく「事業」に対して考えられるメンバーが揃っています。

マーケティング側と企画生産側、両輪で足並みを揃えてブランドを考えていくことができるのは、強みだなと思います。どっちが走りすぎてもどっちが遅れても施策はうまく回りません。そして私たち企画生産は、作った商品をお客様に届けてくれるメンバーがあって初めて機能するポジションでもあります。その反対もまたしかり。

これはもちろん当然そうであるべきだと思うのですが、そうではない組織がこの業界にはたくさんあるのをスラム街出身・軍隊育ちのくまは知っています。

これは今年COHINAにジョインしたマーケター「ちゃうばやさん」によってさらに加速した雰囲気があります。ちゃうちゃう(犬)とオードリー若林に似ているので「ちゃうばやさん」です。本当は櫻井さんといいます。

コロナ禍のフルリモート中にジョインしたちゃうばやさん、誤った前情報で私は同い年だと思いリモート初対面でそんなあだ名を突然つけてしまいましたが、後日一個上だと知りフルリモートが解除されたらぶん殴られるだろうなと思っていました。あだ名気に入ってもらえました。よかった。顔は無事です。


さて、

newnの「時代の変化を捉えた、インターネットによって個人をエンパワーする」というコンセプトからの流れなのか、COHINAも個々がお互いに尊重しながら気持ちよく働き、さらにやりきる力を持っているメンバーが揃っているし、育ってきました。そんなCOHINAで働いてくれる企画生産メンバーを募集します!


COHINA企画スタッフ募集!!!

COHINAは一緒に働いてくれる商品企画スタッフを募集しています!

募集要項はこちらです。

仕事概要
[COHINAの商品企画・開発業務全般]
・既存商品・新規開発商品の仕様書作成、素材手配、サンプル発注、原価管理、取引先との折衝、システム入力
・新商品のデザイン
・生産管理と連携しての品質管理

応募資格
必須スキル
・アパレルブランドまたは小売りブランドでの企画・デザイン経験2年以上
・PCスキル(特にExcelは必須)

歓迎スキル
・アパレルブランド、小売りブランドでの企画/デザイン経験に加え、一人で一連の業務を遂行できる


求める人物像
newnは、個のエンパワメントを通じて、新しいプロダクトや繋がりを紡ぎ出す会社です。一人ひとりの物語を事業やプロダクトとして形にして、育てていくことに喜びを見いだせる人と一緒に働きたいと考えています。

newnが大切にしている軸は以下の通りです。
まだまだキーワードベースで言語化は出来ていませんが、世界で最も高い山を最短で登るために前を向いて努力し続けられる人を探しています。

[素直であること]
・自分や他人、物や考え方に寛容であること。
・否定から考えないこと。
・思考の柔軟性。

[起業家/創業者であること]
・自発性。向上心。
・起業家精神/創造者

[普通を越え続けること]
・工夫出来る人。
・普通を目指さない。
・想像力。常識を越える。矛盾を愛せる。
・現状に満足しない。

[学び続けること]
・知的好奇心
・言葉や文章や考えから学ぶ

[押し進めること]
・成果を出すことにこだわれる。
・手段にこだわらない。


またCOHINA事業部としては、

・ブランドに共感できる方
COHINAは小柄女性のためのブランドです。小柄女性の悩みを解決することに熱意を持てる方が望ましいです。

・どんどん変わる環境を楽しめる方
弊社は設立間もないベンチャー企業です。制度が不完全な部分もありますが、そのような環境を楽しむことができる方が望ましいです。


給与 300万円〜(スキル次第で応相談)
勤務地 渋谷オフィス(渋谷駅徒歩8分程度)
雇用形態 契約社員・正社員
勤務体系 ■勤務時間 10:00〜19:00(実働8時間)
■週休2日(土日祝日)
■夏季休暇、年末年始休暇、有給休暇あり
試用期間 あり(6ヶ月)
福利厚生 ■社会保険完備(健康保険、厚生年金保険、労災保険、雇用保険)

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