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マレーシアでの不妊治療を勧める理由【マレーシアで妊活/不妊治療】

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LUMIROUS(ルミラス)でインターンシップ中のカレンさんが、マレーシアで不妊治療を行うメリットに関する記事を書いてくれました。

多くの方が疑問に思うであろう、「日本でも受けられる不妊治療を、なぜわざわざマレーシアで受ける必要があるのか」についての答えがわかる内容となっています。不妊治療を検討している方は是非読んでみて下さい!



マレーシアで不妊治療を行うメリット

⑴ 日本では少ない遺伝子検査を積極的に行っている

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まず、日本ではまだまだマイナーな遺伝子検査を積極的に行っていることが、マレーシアでの不妊治療を勧める大きな理由のひとつです。遺伝子検査は大きく分けて2種類あります。

1. PGS,PGT-A(着床前スクリーニング)

胚の染色体の数を、子宮へ胚を移植する前に調べることで、染色体数の異常による流産を防ぐ目的で行われる検査です。ヒトは通常23対46本の染色体を持って生まれてきます。父親と母親から一本ずつ染色体をもらうことで1対2本となるのです。しかし、この染色体の数が1対3本などと多くなると、ダウン症や18トリソミー、13トリソミーといった疾患を発現します。染色体の数に異常がある胚は着床しないことがほとんどで、着床したとしても流産、もしくは死産の可能性が高いと言われていますが、染色体の過不足が大きいと流産しやすく、過不足が小さいと先天性の疾患を持った赤ちゃんが生まれやすいです。PGSを行うことでこのリスクを回避できる可能性が高まります。しかし、日本国内では、これまで日本産婦人科学会が、命の選別につながるとしてこの検査を認めていませんでした。そのため日本では、PGSを受けられるクリニックが限られています。

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また、日本では既にNIPT(新型出生前検査)を実用化しています。妊婦の血液を調べることで胎児のDNA分析を行い、PGSと同様の染色体疾患(ダウン症、18トリソミー、13トリソミー)を高い確率で特定することができる検査です。ただし、PGSが着床前にこれらの疾患を判別できるのに対して、NIPTは妊娠10週目以降でないと検査が受けられないので、異常が判明した際のリスクが大きく異なります。

NIPTで染色体異常が判明した場合、胎児の成長が進んでいるので、中絶手術を受けなければなりません。中絶手術は、女性に肉体的・精神的にダメージを及ぼすだけでなく、その手術が将来の不妊の原因となることも危惧される、リスクの高いものです。もし、この染色体異常がPGSで判別できていれば、事前に中絶手術というリスクを防ぐことができたと考えられます。
(参照:不妊治療の実態に関する調査研究 / 株式会社 野村総合研究所)

では、どれくらいの割合で染色体異常は出現するのでしょうか。

NIPTが臨床試験段階にあった2013年に行われたシンポジウムでは、NIPTの検査を受けた3514人のうち、1.9%にあたる67人が陽性と診断されたと報告されました。陽性と診断された67名は、検査結果をより確定的にするために、追加で羊水検査を実施。そこで陽性が確定した56人のうち約95%にあたる53人が中絶を選択したそうです。この結果からも分かるように、染色体異常のリスクは、決して無視することができるほど小さな数字ではありません。女性自身の体を労わりつつリスクを回避をするためには、PGSの受診がおすすめです。
(参照:講談社文庫: 不妊治療と出生前診断 温かな手で / 信濃毎日新聞取材班)

2. PGS / PGT-A(着床前診断)

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夫婦のどちらかに染色体構造異常、または遺伝子疾患がある場合に、受精卵の特定の染色体や遺伝子の異常を調べることが目的の検査です。こちらの検査は日本でも受けることができますが、倫理委員会と日本産婦人科学会の承認を得た症例のみに限られています。

このように、日本では遺伝子検査を行うことに対して慎重です。しかし、マレーシアではこれらの検査を積極的に行っています。遺伝子検査の際に染色体を見分けることで、男女の産み分けの要望を聞いてくれる病院もあるほどです。

⑵ 高い技術力で多くの賞を受賞している病院が揃っている

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実はマレーシアは、世界的に有名なメディカルツーリズムの目的地として知られてます。

2015年から2017年まで3年連続で、ヘルスケア旅行のデスティネーション・オブ・ザ・イヤーを受賞し、2020年には、アジアの不妊治療のハブ的存在として位置づけられました。このようにマレーシアが認められているのは、高い技術力と実績があるからです。不妊治療においては、最新機器を導入し、その成功率は日本を上回るほどとなっています。(参照:MHTC Malaysia healthcare travel council 2021)

マレーシアの不妊治療で取り入れられている最新機器の例として挙げられるのは、PIEZO-ICSIやEmbryo Scopeです。

PIEZO-ICSI
従来、体外受精は、先端の尖った針で卵子に穴をあけ精子を注入することを、手作業で行っていました。しかしこの方法は、物理的に卵子に針を強く押し込むことで穴をあけるので、卵子に負荷がかかってしまうものでした。一方で、PIEZO-ICSIを用いた方法では、微細な振動を起こしながら卵子の透明帯に穴をあけるので、卵子が受ける負荷を軽減できます。

Embro Scope
こちらは、受精させた胚を観察するための機械です。観察のためにその都度箱から胚を取り出してしまうと、温度の変化で胚の質が落ちてしまいます。Embro Scopeを使うことで、温度を管理しつつ、胚の状態を観察することが可能です。マレーシアのある不妊治療クリニックでは、Embryo Scopeを用いて15分おきに胚の様子を観察し、より質や状態の良い胚を見極めることで、世界クラスの高い成功率を誇っています。

これらの技術は、日本から導入されました。つまり、マレーシアでも日本と同じクオリティーの不妊治療の施術を受けられるということです。もし、マレーシアの医療に不安があるという方がいたら、日本と同じだけの医療設備と技術力がありますので、その点に関しては、安心していただければと思います。

POINT
・マレーシアでは、日本ではまだマイナーな遺伝子検査を積極的に行っている
・高い成功率と技術力で、世界的にもマレーシアの不妊治療は認められている

いかがでしたか。

今回は、マレーシアでの不妊治療を勧める理由について紹介しました。

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参考資料

不妊治療の実態に関する調査研究(2021), 株式会社 野村総合研究所

What is Malaysia Healthcare?(2021), MHTC Malaysia healthcare travel council

信濃毎日新聞取材班 (2015), 不妊治療と出生前診断 温かな手で, 講談社文庫, Printed in Japan


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