ワーママ御三家を目指す|低学年時に日々取り組んだこと(入塾後)

入塾前に取り組んだことについて前の投稿でまとめました。

https://note.com/luminous_lily/n/nc10110d67e3e

低学年時は基本的は塾は不要というスタンスでした。

時は遡ること2000年。
年が明けて、少し経った頃に中国で何やら肺炎が流行り、
瞬く間に世界に広がった感染症、コロナ。

コロナで学年が終わる直前3月に、学校閉鎖になりました。
分散登校という形で学校に通えるようになったのは、6月からです。

その間、リモートで仕事をしつつ、子どもの様子を見ていました。
(なお、夫はリモート勤務にはならず、ここでもワンオペ、オールデー)
で、横でテレビ見るだけの子どもを見て、ふと思ったのです。

うちの子、全然勉強しない。

平常時の低学年時はほぼほったらかし。
というか、いろいろ手をかける余裕がなかったという方が正しい。
コロナで家にいる間にくもんやら何やらでコツコツ進めている子もいるはず。

なのに、うちは何もしていない。
小3よ?勉強している方がレアでは?という声もあるだろう。
コロナの初期、外出しても白い目で見られる中、私は、本当は外遊びしてほしいと思っていた。あるいは大好きな工作でも。せっかくだから、時間を活用して名作でも読んで欲しい。
そんな親がいかにも描きそうな理想な子どもの行動を期待していた。
(バカ親と思ってください。)

現実は、自宅でテレビを見るか、YouTubeを見るか。
(うちの子、アホや、と当時は思ったが、フツーに子どもなんてそんなもの。)
もっと頭と手と体を使う活動的なことできないの?と危機感を募らせていた。
ほっといたら、こんなダラダラと動画見るくらいしかしない。

今だからわかるのだが、そういう大人が思う理想を描いているのであれば、
親が手間暇かけて働きかける必要がある。
コロナ禍とはいえ、仕事がいつも通りあり、子どものことをそこまで細かく見てられないし、ケアもできない。
言うことを聞かない子どもにイライラを募らせていた。

このままでは、新4年生のタイミングで入塾し、難関校も狙えるレベルにまで成績を上げ、コンスタントに上位のコースを維持できるのだろうか?
(ちなみにふわふわっとしか考えていない割には、この時点で、難関校を目指すつもりでいました。)

そんな具合に不安になり、塾の門を叩いたのでした。

入塾試験のできは別にたいしてよくなく、真ん中より多少良いあたり。
サピックス偏差値は2科目で50台前半。
当時、入塾時は一番の上のクラスに入るのが正解と思われていたので、
正直、この偏差値は、すでにできない子の烙印を押された気分でした。

(後から考えると全くもって、意味のないことなんだが)

そんなこんなで夏期講習からサピックス。
世間のウワサとは逆に、低学年時はプリントもコンパクト。

でも、夏期講習から通い始めて、秋に入っても、
学習スタイルというものはできていなかったです。
塾のテキストをうまく活かしきれませんでした。
また、塾の授業でどの程度子どもが学んで定着するかも把握できていませんでした。

基礎トレーニングという1日1ページで完結するドリルがあるので、
それについては毎日取り組んでいました。
それ以外の塾から持ち帰ったテキストの活用方法がわからない状態でした。

全く放置したわけではないのですが、
間違えた問題をちょこっと解き直すことくらいしかやっていませんでした。

そして秋になり、入塾して初めての昇降のあるテスト。

・・・偏差値は1ポイント下がり、クラスも下がってしまいました。。。

・・・まじかよ。

・・・やべー。。。

・・・うちの子、まだ3年生の時点でこの有様では、ボリュームゾーン行きまっしぐらやん。
(ボリュゾの皆様、不快なお気持ちになられたらごめんなさい。でも、中学受験するなら知名度も実績も申し分のないところに行きたかったのです。)

自分は全然目標に向き合っていないことを思い知らされました。
目標と言っても子どもの目標ではなく、親の願望ですが。

この時点で、子どもの気持ちは、関係ありません。
子どもとしては、勝手に塾に入れられて、勉強させられている、と思っていたそうです。

この時点で、何がなんでも開成に行きたい、
とは考えていなかったのですが、
ぼんやりふわっと通塾しているだけでは、
合格なんて絶対無理だ〜、と最初の昇降アリのテストで悟ったのです。
(これは後から振り返ってもこの時点で気づいたことは正しかったと思います。)

でも、3年生だし、まだそんなに難しいことは習っていないはず。
今なら、しっかり勉強の仕方や習慣を身につけ、
成績を上げるサイクルを回せるはず、と考えました。

具体的な志望校が決まっていない今だからこそ、
本人の希望する学校から確実に合格をもらえるよう、
勉強のサイクルをしっかり回して行こうと思いました。

次の昇降アリのテストは年明けの組み分けテスト。
このテストで、新4年生時のクラスが決まります。
また、新4年生からアルファクラスなるものが設置されます。
何が何でもアルファに入れたいと思いました。

さて照準をアルファクラス、偏差値では60あたりを目標としました。
前回のテストや毎日の振り返りをしました。

足りなかったことは何か。
この時点での整理は、

・勉強の量と質。足りない。算数は特に量をこなす必要がある。
・国語に関しては、漢字などの知識系の暗記。

サピックスだけなのかどうかわかりませんが、
小3の時点で国語の問題は、記述式が多かったです。
抜き出しや選択式しかなかった進研ゼミとは明らかにレベルが異なりました。
もちろん、全然できませんでした(泣)。
記述問題については、この時点でのフォローは難しく、優先度は下げています。

新小4の開始時である2月よりも半年ほど早く入塾したメリットは、
レベル感を掴めたのと、負担が軽い段階で学習サイクルを作れたことに尽きます。

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