誰と食べるか。

まず先に、
食べる事に興味があるかないか
食べる事が好きか嫌いか
食べる事への執着があるかないか
食べた時の感受性の幅
食いしん坊にも色々ある。私は食べる事への興味もあって好きで執着があって、わりと舌の自信はある。でも食わず嫌いもないしファストフードもホテルの中華もオーベルジュも食べる。
好きな味で、美味しけりゃいいのよ。
でもやはり好みももちろんある。そして何よりも誰と食べるかは大事なのです。もちろん。
単独行動も平気で大好きなので今年は冬の温泉に1人で出かけてお昼からカウンターのお鮨をキメてきてご機嫌でした♡夜はオススメのタベルナに行って気持ち良いスタッフさんと美味しいゴハンでとてもいい気分だった。
いつも行くコーヒースタンドは相変わらず労働意欲を丸ごと削いでくれるし行くとだいたい誰か常連さんがいたり、久々にこちらで会えた友人を連れてったりもした。お店のチョイスは少なからず持っているのでこのお店ならこの人だな、とか選んでいくのも楽しいし逆に私をどこに連れてってくれるのかも楽しみ。だから食いしん坊はやめられないのだ。
いつかの弾丸世田谷のデートは小田急スーパーぐるりしながらフロアのミスドを熟女2人がJKばりに喋り倒した♪場所のチョイスは天才だったと思う。存分におしゃべり出来たのだから。
疲れたらカップヌードルだってソファですする。

1人で年越しにどん兵衛を食べながら静かだなぁ、、

と思えたあの日は微塵も寂しくなくて
コレはサイコーの贅沢かも
と味を覚えたのだ。
中途半端な人と中途半端なゴハン食べるのは何だかとても意味がなくて好きじゃない。
仮に大好きなレストランだって大好きじゃない人と行くのも消化不良。ちょっと前まではたいして好きじゃない人でも美味しいゴハンだと機嫌良くなるからありかもwとか思ってたけどそんな若さはとっくに通り越してしまった。マズイものはひと匙も口に入れたくない。

誰と食べるかだよ

と教えてくれたのは食いしん坊だけど偏食魔。でも長い付き合いで大体絶妙な食べれないもの分かってきたし先日一緒に食事した時は私のお皿に食べれないものをこっそりサーブしてた。小学生かw
そいえば私が若い頃に接待的な会食があって父より年上かな？と思う人に食べ方を褒められた事があった。

見た目からどんな今どきな食べ方をするのか笑うつもりだったのに驚いたよ。ご両親に感謝しなさい。あなたとはどこでも食事が楽しく出来そうだ。
今度私の贔屓の鮨屋でもいこうか。

と言われて一瞬ぽかんとしたけど
鮨屋♪いく！いく！
とすぐにウキウキしたあの頃。
今ではすっかり鮨屋に連れてく妙齢になりつつあるなにまだその域には成長していない。
確かに食べ方って生き方というかその人がとても出る。そして残念だなと思っても絶対に口に出さない。日々の積み重ねなのだ。そう言う点では筆跡も性格が滲み出る筆圧だったりするので来年は少しでも美しい字が書けるようにお手紙を書いていこうかなと思う。お年賀の挨拶を下手な字で書きつつ、、、宛名を自動印刷にするようになったらしない方がいいかなとも思う。必要だから字の練習をするんじゃない。自分には背筋を伸ばして字をきちんと書く時間が必要だからするのだ。

来年も大好きな人と一緒にゴハンが食べれますように♡