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撮る視点

「二通りの視点」というのが、私にはあります。

ひとつが「他人が見てどう思うか」の視点で、これは花や風景を撮っているときです。
見映え良く撮りたい。
ドラマチックに撮りたいときです。

もうひとつが「自分でカッコいいと感じられるか」です。
他人が特に感じるものが無くても良い。
自分が好きで、その好きを誰かが感じ取ってくれれば満足。
スナップはみんなそうです。

だから後者の写真を誰かに見せて、誉めてもらったことはほとんどありません。
ネットの世界は広大だから、もしかしたらそういう人もいるかもしれない。
消極的観点ではあるけれど…我が道を行きたい。
それが写真の楽しさでもあると思うから。

自分の「好き」を形にして残しておけるのは、写真というメディアが唯一かもしれません。
動画はどうしても恣意的なものが入るし、説明もしていかないと意味不明になります。
パンニングやズームや、動きが入らないといけませんから。

写真は瞬間を凍結できます。
そこが私にとって最大の魅力で、魔力でもあるのです。

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