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give&take

急に寒くなりましたね。

10月もお疲れ様でした。

最近のワタシはというと、この2ヶ月程、できるだけ、車に乗らず、電車に乗れる時は電車移動を心がけ、甘いものを控え、健康維持にも努めていますが、、

こんなワタシにもストレスがあるのか?

体力劣化と浪費グセが止まらず、夜中にネットでポップインアラジン、肌触り最高なオーガニックコットンの毛布など、ポチりまくり、

深夜にひとり、お気に入り探しの旅に出ています。笑

自宅で炭酸ヘッドスパもできる、すぐれもの、ホットタブシャワーを買ったものの、うちのシャワーヘッドが複雑すぎて、ホースも部品も、交換が必要になるという。

夫から、ちゃんと調べて買いなさいよ!と、さとされる始末。

昨日、帰って、棚卸の承認も終わり、解放的なキモチで、やっと、試してみたら、なんだか、髪が軽く、柔らかく、なった気がするかも!?

ヒトもイヌも髪や肌って重要ですからね。

ワタシはこの仕事を始めてから、まめにカラーに行けないので、カラーリングするのをあきらめました。

そのかわり、やけに髪の質やツヤ、頭皮の状態が気になりだすという。。

炭酸美容は顔のパックでも、以前から、効果を実感して、美容ツウの友達から、教えてもらった、カーボキシーパックとやらを続けています。

ヒトもイヌもおうちケアって大事ですよね☺︎


ところで、毎年、今頃になると、来年のことを考えつつ、年末の心配をちょっとしてみたりしながら、同じことをおもいかえします。

●どれだけ変化があっても基本を忘れないこと。

●となりの芝は青く見えること。

●ひとりでは何もできないこと。


人間は何か大きなことをしようとすると、必ず、誰かの力が必要になります。ひとりではできることが限られてくるから。

ワタシは今まで、たくさんの人達がバトンをつないでくれて、いまがあると思っています。

どんなに、トリミングが上手でも、うしろ足で砂をかけるような辞め方をされたヒトもいれば、一緒に働いてくれているスタッフを罵って辞めたヒトや解雇されたヒトもいます。

それでも、みんな、うちを助けてくれたヒトであることに変わりはありません。

だから、よほどのトラブルメーカーじゃなければ、退職のときにはささやかながら、自分で、お花なり、本なり、コスメなり、お菓子なり、心ばかりのものを贈るようにしています。

ヒトの力が集まれば、ひとりではできないこともできるのが、組織の唯一の良さなのかな、とワタシは考えているのですが、

自分なりの考え方も大切にしつつ、これからも、臨機応変に変化できるチームになれたら、いいなと、思っています。


自分だって完璧じゃないのにどうして、周りにばかり、完璧を求めるのか。

完璧な会社も、完璧な上司も、完璧な人は存在しない。周りが自分の為にしてくれていることは当たり前じゃないから、心から、ありがとうっていう気持ちを持つ。人はひとりではできないことがたくさん、あるから。そう思えると、少し、生きやすくなるんじゃないかなと私は思います。

↑これは、毎年、東大生なんかも就職説明会に殺到するという、一部上場を目指す、キャバクラグループの26歳の女性人事部長のことばです。

私も昔、あまりに自分をかえりみず、自己中心的な言動ばかり繰り返していた、スタッフさんへ、全く同じようなことを言った記憶があります。

理想のお店をのぞむなら、自分で完璧なお店をつくってみるしかありません。

理想の上司を求めるなら、自分が完璧な上司になってみたらいいのです。

そしたら、やっと、自分の足りないところ、自分だって、完璧じゃないことに気がつくかもしれません。

そして、謙虚さをもって、もういちど、色んな事を考えるようになっていくものだと私自身も若い頃、学びました☺︎


この頃、コロナの感染状況も落ち着いてきて、また、インターンや就職希望の方の問い合わせも増え、会社説明会をよく、させてもらってますが、

いつも、ワタシが学生の皆様にお話しさせていただくことは昔から、だいたい、決まっていて、

このお仕事の厳しさ、やりがい、うちの良いところ、悪いところ、どんなヒトと働きたいか、どんなヒトと働きたくないか、etc

お話しさせてもらうんですが、

うちは、良いサロンで働きたい!という方にはすごく、不向きなお店だと思います。まだまだ、良いサロンではないので。

先輩達と一緒に、自分が良いサロン、良い会社へ変えていきたい!という気持ちを持てる方には昇給も、他社よりはやく、ピッタリなお店かもしれません。(よくも悪くもいいかげんなお店なので。笑)

説明会では、よく、そんな話をしています☺︎


ワタシは自分自身も、しょっちゅう、失敗したり、間違えることもあるので、

上司にもスタッフ達にも、完璧さを求めていません。


長く一緒に働いてくれているスタッフ達は気づいているかもしれませんが、

普段、いいかげんなワタシがスタッフ達へ、本気で怒ることなど、何年かに1度くらいなんですね。

毎日、みんなの状況見ていますが、ワタシがうるさく、注意をするときは余程の時かもしれません。

スタッフ達がミスをしたり、大きな失敗をしたとき、そんなことで、ワタシは腹が立たないし、怒る気にもならないからです。

今まで、お客様達へ、本当にご迷惑をおかけしてしまったときも、

状況が可能なら、一緒にお客様へ謝るなど、自分で対応するか、無理な時は誰かに対応を指示するか、どちらにしても、本人を責めても無意味ですし、

最初から、お客様達へ故意に迷惑をかけようと考えているようなスタッフなんて、いないと考えているからです。

ただ、周りが何度もアドバイスしたり、フォローしてくれても、素直さや改善が一向に見られず、

自分がみんなに貢献したり、実績を残す前から、会社やチームに求めてばかりで、チームワークを乱そうとしたり、

周りのヒトの事など考えない、どこまでも自分勝手なヒトには、はっきり、思っていることを伝えるようにしています。

リーダーになれそうなヒトには、何が良くて何が悪いのかの判断基準を最低限、伝えるようにしていますが、

最終的には採用についてはすべて、ワタシの責任なのです☺︎


give&takeという言葉がありますが、

うちは、taker(とにかく、ヒトからもらいたい、ヒトに求めるばかりの方)にはしんどくて、つらい、つまらない職場かな?と思います。

私達はgiver(自分が先にヒトに協力したり、何か手助けできる方)を必要としているからです。


そして、会社としても、このチームがいつか、takerじゃなく、giverとして、成長していたいなと思っています。

お客様達やスタッフ達から、いただくばかりでなく、必ず、なにか、おかえしできる、

誰かになにか、与えられるような存在に私達がもし、成長できたら、将来、この小さなトリミングサロンを始めた意味が少しはあったように思えるかもしれません。

私は去年までそんなことすら、考えられませんでした!お店を守ることで精一杯で。

今年はそんなところも、自分の新しいキモチの変化かもしれません。

日々の仕事の中から、今もたくさんの事を学ばせていただいてるような気がします。

今月もどんな1ヶ月になるか、楽しみですが。







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