見出し画像

#42 夏の青森 子連れ旅 ー観光編②ー

前回に続き、青森旅の模様を書いています。
こどもの体調不良は突然やってくるんだな。
ここ1年熱も出さずに頑張っていた息子も今回ばかりは負けてしまった様子。仕方ない、とみんなで笑いながら最終日までなんとか楽しみました。

1〜2日目は青森市、十和田市あたりです。#41をどうぞ。

3日目:十和田湖、奥入瀬から十和田市街グルメ


息子は一晩寝てすっきりした様子だったので「食当たりだったのか?」と思い
十和田湖方面へ行くことに。

わたしのハイライトでした。
この景色!!!!

爽やかで風も心地よく、長袖でちょうどいいくらい。
鏡のように静かな湖面に山々が映って…

わたし、もう喋るのやめますね。

朝、コーヒー買いたいよーと言っても生返事だった夫。
ここのコーヒーを飲んで欲しかったんだ!と。
我慢してよかった。笑 感謝。
@十和田湖マリンブルー 
ここにもりんごがぎっしり詰まったパイがあります。

女性が1人で切り盛りされていた


店内とテラスと選べました

ここにも小さなトンボがたくさんいたのですが、何故だか人への警戒心がまるでなく。ぼーっと座っていると肩や頭にとまります。
息子でも素手で掴み放題でした。嬉しそう。
大阪にいるのと種類が違うのかな。

本当にきれいなところでした。
湖畔に憧れるわたしはずっと眺めていられるほどだったなぁ

湖畔を散歩して帰った


当初の予定では、 @十和田湖 グリランドのカヤックツアーに行くはずだったのですが
アクティビティの途中で気分が悪くなったら可哀想だよね、とキャンセル。
こちら有名なところみたい。


カヤックの他にもRIBという大きなゴムボートに乗って、原生森や洞窟、美しい入り江などを巡るツアーもあって(濡れないので水着なども不要)
すごく魅力的。
元気だったら絶対行ってたけど仕方ない。


無理せず、ゆっくりしようということで
車から奥入瀬の渓流を眺めることに。
ここも本来はレンタサイクルやハイキングで楽しめる素晴らしい場所。
水の透明度はもちろん、すぐ脇を走る道路と水面にさほど高低差がないのに驚く。
少し前の大雨の影響で、ここまでの道も時々補修工事中だったり規制されていたり
水量が増えるとそもそも通行止めになる旨の看板も見かけたけど納得。
窓から手を伸ばせばすぐに水に触れそう!

このすぐ近くに星野リゾートのホテル@青森屋 がありました。
のんびりドライブして十和田湖を後にし、十和田市街へ。

十和田湖は世界最大の二重カルデラ湖で、半分が秋田県、もう半分は青森県になっているようです。知らなかった。
なので弘前市から十和田湖周囲を走っていると、少しの間秋田県に入りました。


息子も気分が良さそうで何か食べられそうだったので十和田市中心部に向かい、ランチに
@バラ焼き大衆食堂 司へ。
複合施設?の駐車場内にある半分くらいテントのお店。
鉄鍋に載せて生のまま提供される具材を卓上コンロで自分で調理するスタイル。
薄切り玉ねぎの上に、甘めのタレで味付けされた薄切り肉の塊がドーンと乗って登場。焼き方を店員さんが教えてくれます。
夫は牛、わたしは豚を。息子は牛が気に入ってました。
玉ねぎを炒めて火が通ってからお肉を崩すのだとか。
上手に焼けました。
ただ必死で焼いてて写真撮れず…
息子が撮ってくれていたけどほとんどコンロしか写ってなかったの。
しっかりした甘辛味できっとみんな好きだよね、と言いながらいただきました。
ご飯はおかわり自由でしたよ〜白いご飯とまらないよね

その後車に戻ると息子が寝てしまったので、
目の前に@十和田市現代美術館 があるにもかかわらず
これまた涙をのんで外から眺めることに… なぜ… 
(なので写真がすっぽりない)

建物自体はさほど大きくはないのですが、道路を挟んで公園のようなエリアにも
パブリックアートがいくつもあり直島のような感じ。
写真でよく見るフラワー・ホースや赤いクモ、お化け、水玉かぼちゃは一通り見られました。
展覧会は息子が大好きな馬場のぼるさんの「11ぴきのねこ」シリーズだったのに…
無念です。中に、建物に入りたかった(涙 2回目)

諦めきれず十和田市街を少しドライブ。
ほど近くにアップルパイのお店があるので行ってみることに。
@相馬菓子舗

左がそうです

ここのおじさんが素敵だった。
元々お父様が和菓子屋を営んでいた店舗をそのままに、今はアップルパイやパウンドケーキ、クッキーなどを作っておられるそう。
夫とすっかり打ち解けて何やら話し込んでた。

1つのパイに紅玉がゴロンと半玉乗っているインパクトのある見た目。
でもこのりんごには砂糖を使っていないというから驚き。
染み出す蜜とつやつやのアプリコットジャムが優しい味のパイでした。


息子の様子を見てその日も観光は諦め、夕食は持ち帰りで食べ
9時前に就寝。夫は近所の温泉へ出かけてゆきました。
この辺りは源泉掛け流しの銭湯がいくつも点在していて
お風呂屋さん大好きな夫には天国らしい。

4日目:休養と散歩、美術館とお寿司

予定が狂って八戸方面へ全く行けなかった今回の旅。ほたて…ほたてが食べたい、と夫が唸ってた。

本来は4日目は八戸で海鮮を食べ、@八食センター 
@三沢航空科学館 で操縦シミュレーションしたりジップラインしたりして一泊するつもりだったのがなくなってしまった。
子連れ旅あるあるです。
なんとなく調子悪いのに帰れない子どもも可哀想だし、
彼のために考えたプランがことごとく消えてしまったので、息子も夫もつまらないだろうな、と思いつつ半日ほどだらだら寝て過ごしました。

それでスッキリしたのかすっかり元気になったので
散歩がてらりんご畑を散策した後、夕方から近くの@弘前れんが倉庫美術館へ。

パーキングを探していると、何やら車が多い….
え、まさか混んでいるの?と思いきや
近くの保育園の送迎の車でした。

ここにも奈良さんの犬がいた

広い公園は散歩中の犬や保育園帰りの子どもたちがめいめい走り回っていて
なんとも平和な空気。
夕焼けとレンガの色がまたきれいで。

大きなリンゴの木があって、小ぶりな緑のリンゴがころころと落ちていたので
息子が拾って遊んでた。
貸し出しの虫取り網も置いてあったけどセミもいないし、何をとるんだろうね?

金魚のねぶた付きの電灯

海鮮が心残りだった夫はお寿司を食べようというので
(え食当たりじゃなかったのか)
回転寿司大好きな息子が選んだ@回転寿司清次郎 へ。
関西だと長次郎?(次郎繋がり?)
セットが非常にお得だったので握りのセットに。
お店も広くてゆっくり食べられました。

翌日は14時前の飛行機で帰るので、帰ってお借りした家の掃除なんかをしたのでした。

5日目:アイス屋さんと産直市場、田んぼアート

最終日。
なんとなく名残惜しい気もしつつ
早く自分のベッドで、ソファで寛ぎたいという気持ちもあったり

朝からアップルパイを食べ、そしてアイス屋さんへ行くという悪いことをしました。
パイは昨日に夫が1人で買いに行ってくれたもの。
@アンジェリック弘前
こちらもまた有名店なのかな。パイ生地がサックサクで!硬めが好きなわたしはこちらが好みでした。

右がアンジェリックの。左は相馬菓子舗で
トースターで温めました、至福…

お世話になった別荘の戸締りをし(閉めるところが山ほどある)
しつこく確認して荷物積んで出発。
ありがとうございました!

朝8時半からやっているという昔懐かしのアイス屋さんへ。
@相馬アイスクリーム商店

たぶんうちが朝一番のお客でした。
店員さんが次々に出勤してくる中、お兄さんがのんびりとアイスを袋に詰めながら対応してくれました。

生乳ソフトや斜めに棒が刺さったアイスキャンデーが有名みたいだけど
シェークが良いという天邪鬼な親子。
作り立てはなんでも美味しいね、朝からシェークしちゃったね、とか言いながらニヤニヤしました。

青森空港まで1時間くらいなので、最後にここ行きたいと訪れたのが
@田舎館村田んぼアート

!!!


田舎館村の大きな田んぼにモナ・リザや黒田清輝の湖畔にて、がドーンと!!
これ、ちょっと感動します。
なんか立体的。
本当に稲だけでできているのにこんなにも上手いこといくの?稲は色出しのためだけに植えている品種もあって、全てが食べられるわけではないそうでした。
人の手で緻密に植えてあるんだろうけど…いや、それにしても結構なクオリティー。
アート会場は村内にいくつかあって、びじゅチューン好きな息子のためにこちらをチョイス。展望台のお城(風?)に上って上から鑑賞します。
他にも縄文〜弥生というのがテーマのもありました。
300円だったかな。
地域おこしの楽しい施策。

色見本の稲。稲穂や稲自体の色が違う
下からだと何が何だか分からないけど右奥がモナ・リザ

最後に田舎館村の産直市場によって
びっくり価格のメロンを買って空港へ向かいました。

メロンの値段じゃない…
桃も目を疑ってしまうほど安い
たしか、夕顔?の瓜?どうやって食べるんだろう


最後まで読んでくださった方がいたらありがとうございます。
半日寝ていた割にはあちこち行ってたなぁという感じでした。

大阪に住んでいたら特に転勤でもない限り東北へ行くことなんて
あんまりないだろうなぁと思っていたけど
ご縁があって別荘を使わせていただくということがきっかけで決まった今回の青森旅。
ホテルじゃないからタオルや洗面道具持参だったり、
宿代がかからない分 気を遣う点もあったけれど
ほんの少し青森市民のような生活を体験できて良い旅になったと振り返りれた。
どうしたの、と言う様な円安で(1ドル141円だって?!)海外はとても行けないこのご時世
国内でも初めて訪れる土地というのはやっぱりわくわくした。

雪の多い地方ならではの工夫だったり
夏の時間の楽しみ方、柔らかい話し方も普段のそれとは少し違って
新鮮に思えたのも良かった。

長い時間運転してくれた夫に感謝!
今度はみんな体調万全で旅行またいこうね、と
持ち帰ったメロンを食べながら
うちの夏休み2022が終わりました。

るる


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?