見出し画像

フィリピンで戦死した健策おじさんの霊と同居のいきさつ①

家の中で甘い、変わった匂いがするようになった。
それも、ふと香る。

テレビの、いつもご飯を食べる部屋が一番濃くて、
ほかは、ふっと香る。
なんの匂いだろう?
どっから発生しているのだろう?

旦那に聞くようになる。
ねぇ、なんか匂わない?
匂いしない?
あ、今匂った。匂わない?

都度旦那は、なんにもしない、と言う。
気がついたら、ことあるごとに(匂いがするたびに)
旦那に聞いていて、一週間以上も聞き続けている。

もともと、私は鼻がいい。
だから、旦那が匂わない、といっても、そうか・・・と
なんとなく、日常に埋もれていっていた。

家は掃除している。
どちらかというと、掃除魔だ。
きっと、幼い頃、アトピーの湿疹がひどくて、
その原因の最大がハウスダスト、と言われ、
それ以来、ぬいぐるみもペットも遠ざかり、
そんな事から、ものを増やすのも抵抗があり、
掃除もするようになったと思う。

幸いなことにもうアトピーはない。
その代わり、難病だ。
だからといって、克服、しようとか
そういうのは、通り越した気がする。

さて、家の匂いの話だ。

匂いがするので、まずやったことは、
掃除、だった。
もしかしたら、あの布団の奥に乾燥剤とか隠れちゃって、
カピカピになって、匂っているのでは?
山積みになった本。
本棚も本の重みで息絶え絶えである。

とにかく、掃除だ!
匂いの元を見つけるのだ!

おまえは芳香剤か?乾燥剤か?
しとめてやる!
匂いとはおさらばだ!・・・のはずだった。
大掃除、大整理、である。
でも、いくら掃除しても匂いは消えない。
(そもそも匂いのする芳香剤的なものを使っていない)

それが、7月の後半だっただろうか?

話はかわるが、私にはスピリチャルを生業としてい友人がわんさかいる。
都内で経営されている天音さん、という人がいて。

そもそも、天音さんの元旦那さんと知り合った。
天歌さん、といって、天使塾なるものをやっている。
(私は塾生ではありません)

天歌さんと、オンラインで話しをしていたとき、
天音さんが乱入した。
そして、私の後ろに誰かいる、という。

誰もいない。リアルには

その人は、しきりに私の事を褒め称えているという。
?????誰?
どうやら、父方の祖父らしい。
天音さんに見せたら、どんぴしゃだった。

匂いがするようになって、
消えない。
ちょっと、忘れてしまったが、
天音さんなら何かわかるかもしれない、と思ったらしい。
私は天音さんにセッションをお願いした。

やっぱり、言われた。

誰かいますね。

会った事ないけど、私には、大叔父さんがいる。
フィリピンで戦死した、というのは知っていた。

数年前から、なんとなく、
健策大叔父様の写真(軍服をきている)と
健策大叔父様がお母様(私のひいばあ様)に宛てた
検閲スタンプ付きのはがきを持っていた。
意味はない。ただ、持っていた。

7月前後?8月?
なぜだか、遺影を飾りたくなって、
健策大叔父様はじめ、祖父母や母の写真を飾った。

今から思えば、その頃からにおいがするようになったのかもしれない。

誰かって、この人ですか?
健策大叔父様(かなりのイケメン)の写真を
オンライン越しに天音さんに見せる

そうそうそう!この人よ!

なんか、崩れ落ちる私・・・・・

*次回はセッションでの出来事。 ②に続く​

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?