水のまち 長野 松本旅〜諏訪大社〜
松本を旅すると決めてから、お得意Google検索していると、松本から南東方面に指先を滑らせたところに「諏訪大社」を発見。
諏訪湖に鎮座する合計四社ある神社は国内にある最も古い神社のひとつとされているとのこと。
「これは行きたい!!」
諏訪大社は、上社と下社、上社には「前宮」と「本宮」そして下社には「春宮」と「秋宮」とに分かれています。
ただし上社は茅野駅、下社は下諏訪駅ということで、最寄駅が違う。その上、上社は茅野駅からは距離があり、徒歩で行くと50分と出る!
50分とはなかなか・・・
こちらは公共交通機関を駆使しての旅は確定済。レンタカーを考えないでもないけれど、知らない土地を運転するのはハードルが高い。
これは、諦めるしかないかな。今回は最寄駅から比較的近い下社のみにしようか。
「それでいいのか?後悔しないのか?」
どこからか耳元に囁き声。
よし一念発起。せっかくなので四社行こうではありませんか。
ここからはもしかして私と同じく、松本駅から行きたい方がいるかもしれない、公共交通機関で行きたい方がいるかもしれない・・・ということで、私が回った行程を書き記します。
まず、松本駅から茅野駅に移動。こちらは「特急あずさ」に乗車。JR線でも行けますが、時間短縮のため。なるべく早く到着して、昼には下社に着いていたいという算段です。
あずさは全席指定。前日に買っておいたのですが、当日乗ってから車内で買うこともできるようです。席の上部にランプがあって、すでに販売済みの席、次の駅でお客さんが乗ってくる席、空席、の三種類を色分けしてあるというシステム。これなら乗り込んで来てから「そこ私の席です」みたいなやり取りがなくていいですね。ただし車内購入の方が割高なので、できれば事前購入がおすすめ。
まずは諏訪大社の上社。茅野駅からタクシーで向かうことに。運転手さんに聞いたら、前宮、本宮と巡り駅に帰ってくるというお願いもできるようですが、御朱印などをもらう予定の方は時間がかかるのでそれだけ料金はお高くなりますよーとのこと。
どの程度時間がかかるか不明だったので、前宮参拝の時にはそのまま待っていてもらい、本宮まで行ってもらうというコースをお願いしました。
御朱印を貰わず、お参りするだけで本宮までは2600円だったかな。
結果から言いますと、この諏訪大社上社の前宮が一番好きでした。
とても静かな場所にありますし、派手さはないものの、厳かな気分になれましたし、近くに清い水の流れも見られて、とても素晴らしい。
昔話にでも出てきそうな、由緒ある神社の風格。
この小川もとても好きでした。
次は本宮。こちらは参道もあるとのことでしたが、朝早くですと開いている店も少なくて、あんまり長居する感じではない。
前宮より威厳があります。人も多い。
ただ歩いている人はそんなにいなかったので、みなさん車で来ているのかな。
タクシーを拾う、ということはなかなかできないので、改めてタクシーを呼びました。寄り道をしないで茅野駅までは2200円くらいだったかな。貸切で御朱印をもらった人が、茅野駅まで戻るのに7000円ちょっとかかったという話を聞いたので、どちらがいいかはその人の過ごし方次第かもしれません・・・ただタクシーを待たせていると気が気じゃないな、という人は都度呼んだ方がいいかも。
いずれにしても流しのタクシーは期待できないので、駅以外では配車を頼むことになることはご承知を。駅で拾ったタクシーの連絡先はメモっておきましょう。
検索するとここからバスで下社に行けそうではあるけれど、時間がかかる上に本数も少ないので茅野駅から電車移動の方が効率的かな。
茅野駅は品数豊富なお土産物やさんもあるので時間があっても退屈することなく過ごせます。オススメです。
諏訪大社下社へは下諏訪駅から徒歩で15分程度。上社と思うとフットワーク軽くスタート。
しめ縄が立派な諏訪大社。そんなに派手さはないけれど、静かにじっくりとお参りできる神社です。
秋宮から春宮を巡り、足湯や手湯を楽しみ、ランチしてカフェもして、お土産まで購入しても半日あれば十分でした。
そして春宮近くには・・・「万治の石仏」があります。願いが叶うというお参りの仕方が立て札であるのでよーく読んでその通りに。
よろずおさまったかな・・・
諏訪大社四社巡りしましたが、車があればもう少しすんなり回れそうだなと思います。
知らない土地を運転するのに抵抗のない方は、駅からレンタカーでも良さそう。
ただ、公共交通機関とタクシーで行けないことはないので、行ける方はぜひ全てを巡ってみてください。
こちらも本数には限りがあるので、事前に大体の時間を決めて動くといいと思います。
サポートをいただければ、これからもっともっと勉強し多くの知識を得ることに使います。