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優しいこころ

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人の心のやさしさ、いたわり、悲しみなどなどをテーマに詩を書いてみました。どうぞ心の薬にしてください
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#エッセイ

「お雛祭り」ー詩―「春と風」#シロクマ文芸部

春と風が 縁側に ポッカポッカ 陽だまりを作る あやちゃん 朝から  ソワソワ ウキウキ …

立山 剣
3か月前
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「シャボン玉でお月さま作る」ー詩ー

あやちゃんは シャボン玉が 大好き 沢山 飛ばして キラキラ 光る 虹を 捕まえる ゆっくり…

立山 剣
1年前
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「ボクの宝物」ー詩ー

この 世に 生んでくれたこと 優しい笑顔で 子守歌を歌ったり 抱っこして  お話を 一杯して…

立山 剣
1年前
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「愛犬の誕生会」ーエッセイー

今日は 子犬ルルの誕生日 ルル お誕生日 おめでとう 事前準備 怠りなしだよ ネットで キ…

立山 剣
1年前
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「すみれの花の独り言」ー詩ー

薄紫のすみれが 庭で 咲きだした 雨の雫が 固まって できた 紫いろ 母さんが  愛した 花…

立山 剣
1年前
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「鳩笛を吹こう」ー詩ー

子どもの頃 父さんが  日光からの お土産に 買ってくれた  鳩笛 黄色い くちばしで 緑の…

立山 剣
1年前
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「木蓮と子犬の昼寝」ー詩ー

庭の木蓮 大きく枝を張り 白い花は 碧空に 春の 言葉文字のように 浮かび 上がる 無口な木蓮の 言葉は ささやきにしか 聞こえてこない 黄色の 花芯の ネックレスを纏い 甘いかすかな匂いは 春の 夕暮れを 悲しむように 漂い続ける 涙の形の 花びらは 地面に 落ちると まるで 白絹布を 敷き詰めたような 涙の 道が生まれまる 父さんは 木蓮が 大好き だった ガーデンチェアーを 持ち出して 花を 見上げて 春陽の 白さを 愛でていた 父さんが 天国に 昇って しまっ

「母さんの色」ー詩ー

タンポポ色の 野原 菜の花色の 川の道 子犬が駆け回る レンゲ畑 蝶々が 舞い踊る コスモ…

立山 剣
1年前
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「お庭でかくれんぼ」ー詩ー

ユウちゃん お庭でかくれんぼ 鬼になるの 大好き 子犬の ルルは  庭帚(ほうき)の後ろに…

立山 剣
1年前
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「風さん見たいなぁ」ー詩

風さん 見たいと  駄々こねる 彩ちゃん 風船 沢山 飛ばせば 風の 細い指先が 見えるかな…

立山 剣
1年前
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「四月が来たら」ー詩ー

4月に なったなら 彩ちゃん ときめきの 一年生 ピンクのランドセル 鏡の前で しょっては …

立山 剣
1年前
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「凧あげの想い出」ー詩ー

お正月には 毎年 父さんと一緒に 凧あげした 奴凧は偉そうに  ひげをピンとさせて 威張り顔 …

立山 剣
1年前
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「幸せの形」ー詩ー

幸せは どんなかたち してるの? 初めて 赤ちゃん抱いた時の ママの 涙のかたち 涙に ミ…

立山 剣
1年前
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「冬の夜」ー詩ー

雪が 静かに積もる夜は 家族みんなで こたつにあたります 子犬のルルも 首だけ出して 気持ちよさげに 鼻いびき 母さんは ボクのズボンの 継ぎ当てし 「すぐに 破けちゃうわね」と 小さく つぶやきます 妹は トランプ持ってきて 「ニイニ ババ抜きしよ~ぅ」と せがみます バアバの お古のトランプは 角があちこち 折れ曲がったまま ダイヤのJACKだけは ひげをピンとさせて、ちょっと いなせです 父さんは まだ 帰ってきません 自転車で 転んでないかしら・・ 電車が ス