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作詞、企画参加、コラボ作品等

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自分の拙い作品に曲をつけていただいたものや、企画テーマに沿って応募した作品や、ほかの方とコラボさせていただいた作品です
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記事一覧

「想い出の柱傷」詩―子供の日#シロクマ文芸部

「想い出の柱傷」詩―子供の日#シロクマ文芸部

ボク 鯉のぼり 立てたいなぁ
ママは マンションだから
とんでもないと そっぽむく
パパは う~ン 鯉のぼりか~と
空を 見上げる

里山の 川の上には 
毎年 色とりどり鯉のぼりが
大きな口で 風を食べながら 泳ぐ
どれも 生きているよう

ジイジは 巻き尺を手に
背丈を 測ってくれる
ジイジの家には 傷だらけの
太い柱が ある
この家に 住んだ人たちの
命の記録が 刻まれてる

一番背の 高い

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「父さんの想い」詩―青プラ文芸部 小さなオルゴール

「父さんの想い」詩―青プラ文芸部 小さなオルゴール

古く 傷だらけで
色褪せた
小さなオルゴール

箱には手やインクの
染みが点々

家族は こんな汚い
オルゴール捨てたら?と
神の予言のような
断定さで いう

このオルゴールは
父さんが 大事にしていた物だ

出征した 満州にも
お供して
父さんのつらい心を
癒してくれた

戦闘で 友が無くなると
耳元で オルゴールをかけて
涙と一緒に
こっそりと 聞いたという

父さんの 形見として
このオル

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記事が紹介されました。ご紹介ありがとうございます

記事が紹介されました。ご紹介ありがとうございます

昨日の記事の第二弾です。有名なnoter様たちが私の詩を紹介してくださいました。心から御礼申し上げます

「恋の姿」―詩cofumi様の「何度も読みたいnoterさん」の
記事でご紹介いただきました。cofumi様ありがとうございます

かねがね疑問におもっていた
恋と愛の違いについて詩にいたしました

「しなやかに生きる」―詩cofumi様の「心に響いた投稿作品」の
記事でご紹介いただきました。

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記事が紹介されました。ご紹介ありがとうございます

記事が紹介されました。ご紹介ありがとうございます

有名なnoter様たちが 私の詩を
紹介してくださいました。
心から御礼申し上げます

「ほたるの恋言葉」―詩山根あきら様の「作品集 百花繚乱っていいな」で
ご紹介いただきました。山根様ありがとうございます

ほたる狩りの想い出をなつかしみながら
詩にいたしました。

「恋心のアルバム」―詩山根あきら様の「🌸🌸🌸🌸🌸」で
ご紹介いただきました。山根様ありがとうございます

いつまでも褪せ

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「みなさんのお陰で沢山コングラボードを頂きました!心から感謝申し上げます」💘

「みなさんのお陰で沢山コングラボードを頂きました!心から感謝申し上げます」💘



詩「面影の小箱」「#これからの家族の形」応募作品の
中で「面影の小箱」ー詩ーが
先週特に好きをあつめました!
天国に居る母の想い出を詩にしました
皆様 沢山のスキありがとうございます

詩「お雛祭り」「#子供の成長の記録」応募作品の
中で「お雛祭り」ー詩ーが
先週特に好きをあつめました!
ひな祭りを祝う娘の喜びを詩にしました
皆様 沢山のスキありがとうございます

詩「希望と涙色」「#

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「クラス替え」ー新生活20字小説#シロクマ文芸部

「クラス替え」ー新生活20字小説#シロクマ文芸部

こうちゃんとクラス一緒と ピカピカ笑顔補足:小学新2年生となり、初めてのクラス替え。
前日は とても心配顔でした。
でも 大すきな「こうちゃん」と 
また同じ クラスになれたと
ピカピカ笑顔で 帰ってきました

小牧さんの企画に参加に
二作目として参加させていただきました。
小牧さん どうぞよろしくお願いします
#創作大賞2024 #私の作品紹介 #新二年生 #新生活 #シロクマ文芸部 #20字

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「心の中でVサイン」―青ブラ文学部 「痩せたガールの日常」

「心の中でVサイン」―青ブラ文学部 「痩せたガールの日常」

彼女は 自分の体型を
とても 気に病んでいた

[結婚もせずに太目体型]の 
彼女のことが
職場の 飲み会の席などで
話のタネにされたという

彼女が まず 飛びついたのは
「やせ薬」 頼み。
部屋には お菓子のように
派手な包装の 数種のやせ薬が
洗面化粧台前を 飾った

でも 月日を味方にしても
体重計は 冷酷だった
針は ほとんど 動かない

今度は 肥満症外来に
通院した
仕事を 定時で抜

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「しなやかに生きる」詩―「あなたの詩作品を読ませて」cofumiさん企画参加作品

「しなやかに生きる」詩―「あなたの詩作品を読ませて」cofumiさん企画参加作品

春の風が 頬をさする時
夢からさめて
あなたを 探す

あなたを 奪っていった
貪欲な 時の女神
どれだけ お金を積めば
時を巻き戻して くれるの?

自分の命の 蝋燭を
すべて 燃やし尽してもいい

もう一度 あなたと
逢い まみえたい

幸せを 運んでくれた
あなたの 琥珀色の手
指をからめて
決して 離しはしない

胸の鼓動が 止まるほど
強く 激しく
抱きしめて 欲しい

吐息が 止まれば

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「恋の姿」詩―cofumiさん企画の「あなたの詩作品を読ませて」参加作品

「恋の姿」詩―cofumiさん企画の「あなたの詩作品を読ませて」参加作品

恋は春の芽のように
こっそりと
芽を出し 育つ

心の中を 水晶色の
光りで照らし
人のまなこを 盲目にする

理不尽 ジェラシーは
恋の大好きな 装い

「愛」とは違うと
偉ぶる恋

でも 平安の昔から
誰もその違いを
言い当てた人はいない

恋はウィルスを撒き散らす

感染すると
「恋やまい」にかかり
恋人の姿が 頭の中で 
さまよう シルエットとなる

それでも 人は
恋に落ちる

だから恋

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詩「恋が匂い立つ」ー#シロクマ文芸部 「花吹雪」

詩「恋が匂い立つ」ー#シロクマ文芸部 「花吹雪」

花吹雪は 吐息のように
いつ終わることなく 
体を 心を包む

花びらで 心の悲しみを紡ぐ
遠い「さよなら」が
また 浮かび あがらぬよう
花の箱に 蓋をする

緑の風の中で 接吻
荒々しい 抱擁
狂おしい 逢引の日々

花嵐に 頼んで
皆な 雲のかなたへと
吹き飛ばしてもらう

花吹雪の なかで
昔の恋は 匂い立ちながら
コロンの 残り香だけ残して
夕闇の中に 消えていく
🐱🐱🐱🐱

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詩「小さな手の祈り」―{祈りの雨}#青ブラ文学部

詩「小さな手の祈り」―{祈りの雨}#青ブラ文学部

寺の 法要
境内の枝垂桜は
雨の中で 静かに
景色を染める

お参りにきた 小学生の女の子
バアバが 大好きだった
まだ バアバは遠くから
戻ってくると思ってる

祈りの雨の日
バアバのお墓の前で
濡れながら
小さな手を合わせて
一心に 小さな声で祈る

「バアバ 早く帰ってきて
もう 学校も一人で行けるよ
でも バアバが お迎えに来て欲しい
バアバの作る わらび餅
また 食べたいよ
彩ちゃん 泣

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新小学一年生―新生活20字小説#シロクマ文芸部

新小学一年生―新生活20字小説#シロクマ文芸部

もうお姉さんだよと 春色一年生補足:
幼稚園に行くのが 嫌だと
泣いてこまらせた娘が
小学校の 入学式のあと
得意げに言った一言です

小牧さんの企画に参加
させていただきました。
小牧さん お世話になります
#私の作品紹介 #新一年生 #入学式 #新生活 #シロクマ文芸部 #20字小説 #新生活20字小説 #小牧幸助さん #子どもの成長記録 #立山  剣

詩「恋心のアルバム」―#青ブラ文学部「セピア色の桜」

詩「恋心のアルバム」―#青ブラ文学部「セピア色の桜」

あなたへの想いは いつも
春の風のような
やさしい ぬくもりがある

舗道で シルエットを
重ねた時も
花びらを そっと
抱いているような
気持ちがする

カサをさして
肩を よせ合えば
空の 雨粒は
歌いおどるように
カサを やさしく濡らす

この恋のアルバムの写真が
セピア色の桜のように
色が 消えてしまわぬよう
桜の花びらを手に取っては
春の女神に お願いしている

☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡

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「こころ仕舞い」―#シロクマ文芸部 変わる時

「こころ仕舞い」―#シロクマ文芸部 変わる時

季節の 息遣いが
小春日和のような
ぬくもりに 変わる時
いつも こころ仕舞いをする

弾むような 喜びや
セピア色の頬を伝う涙
様々なことが 起こっては
過ぎて行った 古い心を
思い切って
締めきってしまう

新しい心は まだなじめずに
「あれ??」ということばかり
でも 山頂から 下界を眺める時に
感じる静かな 高揚感が 体を包む

惰性が 友達になりかかっていた
古い心に 
「時は 毎日生ま

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