中国茶ー岩茶①


中国茶の種類は数百以上あると言われ、どれも実に個性的で奥深い。その中でも特に武夷山原産の岩茶はその種類の多さと美味しさから愛好家が多いと言われている。

岩茶を飲むようになり、2年近く経つが、最近ようやくその美味しさが解ってきた気がする。

淹れ方のコツ
・磁器の茶器の方がより香りが立つ。
・必ず茶器を温めてから使う。
・沸かしたてのお湯を茶葉に当てないよう注ぎ、10秒-15秒蒸す。
・煎を重ねるにつれ蒸し時間を少し長くする。           

この淹れ方では通常5-6煎は楽しむことができる。品質の良いお茶なら10煎以上は続く。


岩茶に合う水

ミネラルウオーターを見つけようと色々試してきたけど、残念ながら単独ではどれもイマイチしっくりこない。

ーところが、我ながら邪道だと思うが、2種類のミネラルウオーターの組み合わせがとてつもなく口に合い、何度か試してベストな割合を見つけた。

市販のミネラルウオーター(硬度50程度)と霧島シリカ水(霧島鉱泉水系ならどれでも良い)を2:1の割合で沸かすと、絶妙に味の濃厚さと香りがより強く感じられるようになる。

皇御茗茶葉さんは福寿鉱泉水をオススメされていたけど、自分の感触としてはそれ単独では味は濃厚になるが、まろやかになり過ぎて煎が続かない気がした。2種類のミネラルウオーターをミックスすることで味と煎のバランスがすごく良くなり、お茶をよりじっくり楽しむことができる。

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