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(動画付き)ギター講座 -基礎から始めるアドリブへの道- ②メジャースケールポジション完全攻略 おまけ付き!

こんばんはギタリスト/シンガーソングライターのLukaです。
前回に続き今回の動画付きギター講座第2弾は、「7つのポジションで覚えるメジャースケール」です。

メジャースケールは意外と侮れません。というのも非常に重要なスケールの一つでありながら、これから覚えていくさまざまなスケールへと応用することができるからです。今回も前回と同様、ひたすら覚えていくタイプのギター講座となってしまいますが、ここは押さえておきたいポイントですのでしっかり体に入れてきましょう。

本編動画に入る前に、そもそもメジャースケールとは何か?という話をしなければなりません。そしてさらにダイアトニックコードについての理解も深めておくと最高です。今回はおまけでダイアトニックコードについての動画もついてます!(ちなみにこの動画は当時バンドメンバーに向けて解説したものなので非常に雑です笑。しかし!十分に内容を理解することはできると思います)
もしメジャースケール及びダイアトニックコードについて十分知ってるよ、という方はここを飛ばして動画本編へどうぞ。

”基礎から覚える”コンテンツ概要


これからアドリブを弾けるようになりたい方、一度諦めたことがある方も、まずはここからやっていこうというスーパーベーシックな部分を一緒に覚えていって、最終的には自分なりのアプローチで演奏できるようになってさらにギターを楽しんでほしいという思いから、動画を作ってみることにしました。アドリブ演奏をしていくために特化した動画ではありますが、内容は非常にベーシックであるため、昔覚えたことを復習したい方や音楽理論を1から勉強したい方などにもおすすめです。定期的に配信していきますが、こちらのブログをマガジン登録をしていただくと月額400円と非常にお得です。(ただしnoteの仕様上、月額登録するより前の過去作が見れないようです。作成者である僕の方から過去作をプレゼントできる機能があるので、もし月額登録される方で過去作が見たい方は連絡ください。プレゼントいたします。)もちろん1本ずつ興味のあるものを購入していただいても結構です。今からでも遅くないですよ、少しずつ楽しくステップアップしていきましょう!
また、動画は限定公開リンクを使っていますのでこの記事を購入した人だけが手に入れているリンクです。絶対に他人に教えたりシェアしたりしないようお願いします。

メジャースケールとは


それでは説明に入りますがそもそもメジャースケールとは、キーがCの時の『ド・レ・ミ・フ・ァ・ソ・ラ・シ・ド』です。キーというのはその曲の中心になる音のことです。CとかAとかいっているのは音名のことで、ドレミファソラシドはCDEFGABCという音名で呼びます。なのでCというのはドのことですね。コードや音名はこちらの英語の方で呼ぶのが一般的です。
大事なのはこの音の間隔です。鍵盤を見てみましょう。

前回の動画でもお話しした通り現代音楽では1オクターブ(ある音から一回り高い/低い同じ音)を12分割しており、この音の幅を半音といいます。つまり半音×12個で1オクターブとなるわけです。ギター弾く人ならピンときますよね。開放弦と12フレットが同じ音なので納得ですね。

鍵盤も同じで、白鍵と黒鍵がありますが隣り合っているものはそれぞれ半音の関係にあります。つまりドからレは白鍵→黒鍵で半音、黒鍵→白鍵のレで半音が2個分あります。半音が2個で全音と言います。
ここでド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ドの間隔を見てみましょう。すると

全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音

という並びになります。この間隔の音の並びの時、これをメジャースケールと呼びます。最初の音がドの音ですから、こちらはCメジャースケールですね。
ではこれ、Dつまりレから始まるDメジャースケールはどうなるのか?

レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド・レ でいいのでは?

こちらは残念ながら不正解です。なぜなら先ほどの間隔と違いますよね。
レからミは全音ですが、ミからファが半音しかありません。メジャースケールは全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音ですから、Dメジャースケールは

レ・ミ・ファ#・ソ・ラ・シ・ド#・レ

となります。これがメジャースケールです。以下に前12キーのメジャースケールを掲載します。

C… ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ
C#… ド#・レ#・ファ・ファ#・ソ#・ラ#・ド
D… レ・ミ・ファ#・ソ・ラ・シ・ド#
D#… レ#・ファ・ソ・ソ#・ラ#・ド・レ
E… ミ・ファ#・ソ#・ラ・シ・ド#・レ#
F… ファ・ソ・ラ・ラ#・ド・レ・ミ
F#… ファ#・ソ#・ラ#・シ・ド#・レ#・ファ
G… ソ・ラ・シ・ド・レ・ミ・ファ#
G#… ソ#・ラ#・ド・ド#・レ#・ファ・ソ
A… ラ・シ・ド#・レ・ミ・ファ#・ソ#
A#… ラ#・ド・レ・レ#・ファ・ソ・ラ
B… シ・ド#・レ#・ミ・ファ#・ソ#・ラ#

ダイアトニックコードとは

ダイアトニックコードと聞いて難しそうな感じがしますが、じっくり噛み砕いていけばそんなに難しくありません。
例えばCメジャースケールがここにあるとしまして、ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ドという7つの音だけを使って作ったコード群をダイアトニックコードと言います。

例えばこれが全然関係ないスケール全音・半音・全音・全音・半音・全音・全音みたいなのがあったとして、それらの音のみを使って作ったコード群もそのスケールのダイアトニックコードと言います。

最初に答えを書いてしまいますが、Cメジャースケールのみで作ったコード群、ダイアトニックコードはこうなります。

Cmaj7 / Dm7 / Em7 / Fmaj7 / G7 / Am7 / Bm7-5

なんでそんなことになるんや…という方。この解説をしている動画を今回おまけとしてつけていますので、そちらを是非見てみてください。この機会に覚えてしまうとこの先非常に便利ですのでぜひ!本編動画の下にリンクを貼ってあります。

端的にいうと曲の中で使えるスケールを考えていく上で、上のコード群の中から使えるスケールをピックアップして弾くことができるようになるから便利なんですね。
Dm7一発の曲の時はDマイナーペンタトニックスケール、Em7一発の曲の時はEマイナーペンタトニックスケールしかこれまでは選択肢がなかったかもですが、これら二つのコードがCメジャーダイアトニックコードに含まれている通り、それらの曲中にCメジャースケールも使うことができるようになるんです(解釈の仕方の話などもありますが)。

最初は少し時間がかかるかもしれませんが、少しずつ学んでいけば必ず知識として使える時が来ますので、おすすめなわけですね。

本編:7ポジションで覚えるメジャースケール

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