若いからって

「若いから頑張らな」
「若い子に頑張ってもらおう」
「若いのに」

よくそんな言葉を聞く23歳です。

私は「若いから」ってネガティブな方の言葉が苦手です。
逆に言えば「若いのに偉いね」ってポジティブな方で言ってもらう言葉は好きです。

みなさんも発する言葉は同じでもニュアンスが変われば好きな言葉とかあると思いますが、
今回の「若いから」のネガティブな言葉の押し付けに苦しめられてる人は
まあそこそこあるんじゃないのかなって思います。

仕事にしろ、私生活にしろ
多少なりには年齢って
関係するかもしれないですけど
でも、結局はその人の持ってる器の話
なんですよね。

コップに水を入れすぎると溢れる。
それって小さい時から学んでくる当たり前の事じゃないですか。
人間の心もそれと同じだと思うんです。
頑張りすぎると自分の許容範囲からはみ出ちゃってしんどくなる。
逆に隙間があればいろんな事に余裕ができる。

でもそれって十人十色という言葉があるように
皆同じ容量って訳じゃないんですよ。

もし、自分が500mlのペットボトルぐらい容量があっても、接してる相手は一口で飲み干せる紙コップくらいの容量しかないかもしれない。
明らかにずるい人は置いといて、そういう人間もいる筈なんです。

側から見れば
私たちこんなに頑張ってるのにあの子あんだけしか頑張れてない
なんて状況経験した事あると思うんですけど、
それはその子なりの精一杯だったかもしれませんね。

それってでも納得し難いですよね。
でもね、500mlの容量半分くらいまで来てるとするじゃないですか、
じゃあもう紙コップの子は限界をとうに超えてる訳ですよ。
溢れきってるんです。
同じ容量まではどう頑張っても持っていけません。
てなると、やっぱり年齢云々より人の器の大きさに理解があるだけで変わってくるんですよ。
それは若さとか全く関係ないですよね?

だから私は自分より若い子に「若いから」は使わないようにしてます。
だって年齢で解決できないこともあるんですから、人の器を理解していきたいなって思うんです。

ちょっとした私がアルバイトでモヤモヤしたお話でした。

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