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薬剤師ってなんだろう

薬剤師ってなんだろう。

薬学部6年通って、国家試験に合格してなった薬剤師という職業。
ドラッグストアもあるチェーンストアに就職し、入社直後は調剤単独店に配属された。
異動も何度かあってドラッグストア併設店でも働いた。
紆余曲折あって最初に配属された店舗に戻ってきた。

この7月から初めて薬剤師が主人公として取り上げられたドラマが始まった。
とはいえ、取り上げられたのは病院薬剤師。
自分のような調剤薬局の薬剤師ではない。
それでも「薬剤師」という職業がメインとなること、注目されることには何かこみ上げてくるものがあった。

さて、薬剤師になって早数年。
後輩たちも少しずつ増えてきた中堅に片足がかかったような、同期の管理薬剤師もどんどん増えてくるような世代になった。
このくらいの年数になって思うことは、薬剤師ってなんだろうってこと。

世間の認識は?
薬局で薬の説明してくれる人?
医師の処方箋通りに薬を渡すだけの人?
何かあったら相談したい人?
薬渡すだけだから別にいらない人?

さて、あなたはどう思った?

今、薬剤師をしている自分が思う薬剤師とは、

あなたの健康を守るために、生活を守るために、どうするのが1番よいのか最良の方法を常に探してる人

だと思う。
とはいえこれは医療従事者であればどれでも当てはまることだし、かなりの理想論だけども。

この理想を現実にするために日々いろんなことをやっている。
まずは薬剤師である自分を認識してもらう。
認識してもらえるようになったら薬について丁寧に説明する。
説明を聞いてくれるようになったら少しずつ本当の問題を探すために話を掘り下げていく。
そこで信頼してもらえて初めて、本当の意味で薬剤師として治療に携われるのではないかと思う。
携われたらやっと薬剤師としての職能を発揮できるのではないかと思っている。

だから、これからもずっと

「薬剤師ってなんだろう」

を忘れずに、理想論を現実にするために薬剤師として働いていきたい。

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