体臭ケア:香水に頼らずいい香りがする女性になる方法
私は匂いフェチで趣味の一つはアロマや香水集め。 一方、「ナチュラルビューテー」「何もつけなくても自然といい香り」のする女性にも憧れている。
電車に乗っていたり、町を歩いているとマスク越しであっても「このひといい香りがする」と振り返ることもあれば、反対に「ちょっと匂うぞ」と不快感を抱いてしまうこともある。
そこで今回は、体臭の「原因」と「体臭をいい香りにする6つの方法」をご紹介。
体臭の正体は「汗」「皮脂」「細菌」
汗(汗腺)には、エクリン腺とアポクリン腺の2種類がある。
全身にたくさんあるエクリン腺の汗は体温調節のためにあるもの。水っぽくサラサラしていて、それのみではニオイのもとになりにくい。
一方、わきや陰部にあるアポクリン腺は、わき臭のような体臭の原因となることがある。
エクリン腺と、アポクリン腺の違いによるニオイ以外にも、加齢とともに皮脂の酸化がおこることで、独特のニオイを発するのが「加齢臭」。
さらに体調不良も悪臭の原因となることが。糖尿病や腎機能の低下などの疾患にともなうニオイの変化、食生活や運動習慣といった生活習慣の悪化、過度のストレスなどによるニオイなどがある。
体臭をいい香りにする6つの方法
①ストレスを減らす
ストレスが溜まると自律神経のバランスが乱れ、交感神経が優位に働くようになる。すると体は汗をかきやすくなり、これがにおいの原因となる。
また、ストレスを感じると唾液の分泌量が少なくなるため、口臭も発生しやすくなる。
②質の良い汗をかく習慣をつける。
日頃から運動習慣がなく、大量に汗をかくことがない人は、汗腺の多くが休んでしまい老廃物を溜めてしまう。
詰まった汗腺が何かのきっかけで開通すると、長い間ため込んだ老廃物が排出され、これがニオイの原因となる。そのため汗腺をよく開いて老廃物をためないことが体臭予防にはとても重要。
③汗をこまめに拭き取る。
汗をかいてそのままにしてしまうと、汗が酸化して匂いの原因になるの。
夏だけでなく、冬もタオルなどで拭き取ることを忘れずに。
④カラダをしっかり洗う。
毎日しっかりとカラダを洗うことで悪臭のエサになる細菌をカラダに残さない。
特に洗い残しが多い脇、デリケートゾーン、耳の後ろ、頭皮、背中、胸元は入念に。
⑤質の良い食事
・動物性タンパク質の取りすぎや質の悪い油、ニオイが強い食べ物(ニンニク、辛いものなど)、アルコールをできるだけ避ける。
・抗酸化作用がある食材(ビタミンCやビタミンE、ポリフェノール類、ミネラル類や、カロテノイド)をとる。
・酸化を中和するアルカリ性の食品を食事に取り入れる。
※体内が酸性に傾くと、『加齢臭』や『ミドル脂臭』のような体臭の原因物質が作られやすくなる。したがって、酸性を中和する“アルカリ性食品”(梅干し・ワカメなどの海藻類・ほうれん草などの緑色野菜・大豆製品・きのこなど)を摂る。
⑥腸活
腸が健康に働いている人は体に不要なものが順調に排泄される。腸に悪玉菌が溜まってしまうと悪臭の原因となるので、ため込まないよう腸内環境を整える。
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