#153 方向転換(結果出す=うつ病治す)

これまで約5ヶ月間ブログを続けてきました(今日で153回目です)。いろいろと自分なりにしっかりと意見を言ってきたつもりです。でも,たくさんの人に意見が届くことはありませんでした。もちろん,毎日アクセスがありますから,読んで

くれている人が間違いなくいらっしゃいます。その方々には感謝しかありません。読んでくださって,本当にありがとうございます。

でも,僕のブログは,無数に存在するインターネット上の情報の山に埋もれる存在でしかありませんでした。というのも,今日の西野亮廣さんのVoicy(こちら)を聞いて,目を覚ましました(というか,見て見ぬ振りしていたところをストレートに突かれ,これ以上目を背けることができなくなりました)。

そのVoicyの内容は,タイトルの通りで,「コメンテーターは食っていけない」,言い換えれば,「結果を出した人の意見だけが届く」ということです。僕はずっと,結果を持たないコメンテーターでした。

だから,これから結果を出したいと思います。当たり前ですが,結果を出すことは簡単じゃないし,そもそも僕にとっての「結果」とはなんぞやということが問題なのですが,今日考えた結果,今は,十分に仕事もできていないので,僕に出せる結果は,「うつ病を克服すること」だと決意しました。うつ病という病気を治す(うつ病には「完治」がないので「寛解」に持っていく)ことが,僕にとっての「結果」です。

その結果を出すプロセスを,このブログで記録したいと思います。

結果を出すまでは,僕の意見は誰にも届かない。

(もちろん,本当に「誰にも」なんてことはありません。個人的に連絡をくれた方,本当にありがとうございます。とてもうれしかったです。でも,正直なところ,もう少したくさんの人に僕の声を届かせたいのです。)

僕としても,正しいことをずっと書いてきたと思います。僕の意見は間違っていない・正しいという自信があります。でも,いろんな人たちが正しいことをインターネット上のあちらこちらで発信している今の時代で,他でもない僕の意見が届くには,結果が必要です。「僕がどんな人なのか」「僕が何を成し遂げた人なのか」そんなことが不明瞭なままで発信しても仕方がない。

そこで何かを成し遂げたいのですが,その方法はいろいろとあると思います。誰もが知っているようなインフルエンサーや,各分野で活躍されている方は,圧倒的な結果を残されています。そんな圧倒的な結果を,今の僕が目指しても達成できる見込みはありません。スタートが遅れた手前(現在29歳,今年30歳),同年代と比べて自分が達成できる結果=目標は,どうしても小さくならざるを得ない。

とはいえ,自分の中で目標を決めて,その目標を達成する=結果を出したいと思います。自分で決めた目標を達成することこそ,「結果」に当てはまると考えています。

こう考えたときに,今の僕の目標は,やっぱり,うつ病を治すことです。この目標を達成することこそ,自分にとっての「結果」となる。

そして,この「結果」に至るプロセスを,逐一記録していこうと思います。というのも,「結果」の話とは別で考えたことが「体験を語る」という視点です。これも「結果」につながる話ですが,「結果」というのは,その人が「体験した」ことです。他でもない僕の体験こそ,僕自身の価値を高め,「僕自身が何者なのか」という問いに答えてくれます。僕の体験(経験)を記録することで,僕が「何を成し遂げたのか」が見えてくる。

今目標にしているのは「うつ病を治すこと」ですから,この目標が達成されたあかつきには,「古田はうつ病を治した人」という結果が現れてきます。この結果には「うつ病になった経験がありそれを治した経験がある」という点に価値があるわけで,やはり,価値の中心は「経験」です。

ここで目標をもう少し明確にすると,「うつ病を治す」というのは,①「寛解」という診断が出ること②フルタイムで復職した後半年の間不眠や意欲低下などのうつ病の症状が現れないこと,③仮に現れたとしても仕事には影響を及ぼさないくらい軽微であること,としておきましょう。

とりあえず,2019年7月10日に強い不眠症状が現れ,この日に発症したことにしているので,その前1か月くらいから体験・経験を書いていきたいと思います。本当は,もっと前から書いたほうがいいのでしょうけど,あまりにさかのぼりすぎると,ちょっと関連性が薄くなるので,これくらいにしておきます。

とにかく,僕の実体験=うつ病でどん底に落ちるまでのプロセス,そして,まだ見えていない,将来に待ち受ける,「うつ病が治った」という結果を出すまでのプロセスを記録していきます。

(もちろん,「うつ病は治らない」という意見もあり,うつ病になった僕自身としても,この意見は全く正しいとも思っています。しかし,医学上も「寛解」という診断はあるわけで,「もう心配しなくてもいいだろう」という段階はあるはずです。その段階を目指すことを「うつ病を治す」と僕は表現しています)

ちょっと頑張って結果を出してみます。普通,「結果」なんて言うと,「売上○○円!」とか「前年比〇〇%増!」みたいな感じになりがちで,僕の出そうとしている「結果」は,こういう一般的なやつとは似ても似つかないのですが,自分で目標を決めてそれを達成することこそ,「結果」の正体だと僕は思っています。

なんか,やっと,「うつ病」という病気に本気で向き合うことができるようになった気がします。うつ病を発症して以降,自分では,うつ病に縛られたくないという気持ちが大きかったんです。うつ病になったことを問題にするのではなく,もっと他のことを発信したかった。でも,何よりも伝えるべきなのは,僕自身の経験なんだと思うようりなりました。自分自身を振り返ると,感銘を受けたものって,やっぱり,経験なんです。経験にこそ価値がある。

だから,経験を伝えます。泥臭く,自分の経験をありのまま書きます。

具体的には,過去のことは,グーグルマップに自分のGPSで行った場所が記録されていますから,それを見たり,手帳の予定を見たりしながら,当時の出来事をなんとか思い出して書きます。そして,それと同時に,前日のブログ更新から当日のブログ更新までの約24時間のうちにやったことを記録し,最後に,当日のうつ病の状態を書いていきます。↓のように

【過去のこと・思い出したこと】

・6月10日:この日は午前8時49分に出勤して午後7時33分に退勤するまでずっと事務所にいました。打合せが3件入っています。面倒な相続事件の打合せがあったり,2年以上続いている遺留分の事件の依頼者との打合せ,相手方(夫)が電話口で希死念慮を吐露してくるような離婚事件を受任していたことが思い出されます。

・6月11日:この日は午前9時25分に事務所を出て半田の裁判所に離婚調停に行っています。本来なら10分ほど早く出発するべきなのですが,遅くなっているのは,確か,他の事件の報告をボスにしていたからだった気がします。必死で報告していた覚えがあります。出発すべき時刻が近づいていたけれども,「このタイミングで報告・相談しないと遅くなってしまう!」と焦っていました。そして,11時まで裁判所に拘束され,事務所に戻ったのは11時48分です。午後はずっと事務所にこもり(午後8時4分まで),その後碧南署へ向かっています。国選の接見です。8時39分から9時7分まで碧南署で接見し,自宅へ戻ったのは9時41分です。出発時刻を遅らせてまでボスに報告しなきゃいけないほど切羽詰っていたのに,夜は接見にも行っていて,かなり時間的に厳しそうです。

→今日はここまで

【今日のこと:今日経験したこと・経験して考えたこと(発症後298日目)】

・今日できた仕事・勉強

今日は,自由と正義(2019年5月号)を読みました。「働き方改革」関連法について特集で解説されていました(弁護士会の会報らしく「高度プロフェッショナル制度」への批判や,労働時間の上限への批判が多かったです。僕としては,そもそも「労働」という働き方が問われなければならないと思っています。「働いて生活費を稼いで生きていく」というステレオタイプから「どうやって生きるか」「生きるのに必要なのは何か」「お金を得るとはどういうことか」について考えられないと真の意味で「働き方改革」は成就しないと思います。)

・仕事・勉強以外に今日やったこと

朝からいつもどおり7分間のインターバルトレーニング(バーピージャンプと腹筋運動)をしました。その後,日課の散歩をしました。昼からはYou Tubeを見たりとゴロゴロ。座椅子に座っていると生産性(というかやる気)がめちゃくちゃ減退することに(やっと)気づきました。

【今日のうつ病】

昨晩は少し寝付きが悪かったようにも思えたのですが,蓋を開けてみれば,結局12時ころにはすぐ寝付いて,8時ころまでぐっすり眠りました。朝からはウジウジ考えたりしていました。なかなか起きるのが難しく,結局ベッドから離れたのは10時でした。朝からはあまり気分が良くありませんでしたが,現時点では,精神状態は良好。今日もブログを書けた!さっき,近所の居酒屋でテイクアウトして,店員さんと少し言葉を交わせたのもよかったです。

こんな感じで続けていきます。

それではまた明日!


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