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【ネタバレ感想】映画『元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件』

『運だぜ!アート』ツイッターアカウント

笑える映画です。カテゴリー的にはサバイバルパニック映画となります。もうタイトルがすべてを表しています。長いけれど、このタイトルは賛成です。

「わかっちゃいます」元彼氏と一緒の飛行機(セスナ)に同乗して、パイロットが死んでしまって、二人で力を合わせて危機を乗り切るという物語。そして、危機を乗り切った二人は縒りを戻すハッピーエンド。

実際、映画はそのまんまでした。「これで良いのです」実に安心感がある映画です。

この映画のテーマはなんでしょうか?勇気、挑戦、葛藤、達成、成功、生還などでしょうか。

もちろん、それらも内包していますが、きっと監督のミカエル・マルシメーンが空と海で映画を撮りたかったのでしょう。彼が挑戦したのです。良いのです。それで。

機上の『ロミオとジュリエット』あるいはすごく小さい『タイタニック』です。予算はそれでも数億円はかかっていると思われます。

アメリカ映画の良いところは、必ず若手に「遊び感覚」で映画を撮らせるところです。

昨年も『海底47m 古代マヤの死の迷宮』『アドリフト 41日間の漂流』です。

人によっては「バカ映画」とか「バカップル映画」と笑いますが、良く観るとすごい技術が投入されていることがわかります。

特に『アドリフト 41日間の漂流』のCGはすごかったです。

本映画『元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件』はほとんど実写撮影だったのではないでしょうか。

ですから特筆すべき点は空中でのスタントだと思います。夏の暑さを吹っ飛ばすくらい「ヒヤヒヤ」します。
良いのです。これで。うーん、映画って素晴らしい。


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