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「ありがとう、ガラス瓶さん」

「梅仕事」の季節です。今年もたくさんの梅を集めました。幸い田舎に住んでいるので、知り合いの農家を訪ねれば「無農薬・無肥料」の梅が手に入ります。もちろん、道の駅やスーパーで売っている梅は基準以下の農薬で栽培されているので大丈夫かと思います。

わたしの梅仕事は梅シロップと梅干しが主です。お酒は飲みませんが、梅酒は多少作ります。友人にあげるためです。

わたしのアパートにはガラス瓶がたくさん置いてあります。昨年、一昨年と漬けた梅干しがあります。毎日、梅干しを食べているつもりですが、消費しきれていません。

「作りすぎだよ」と言われそうですが、まったく気になりません。たまに欲しい人にガラス瓶ごとあげることによって、消費されていきます。梅干しをあげると、みんな喜ぶんですよね。

一時期、陶器の壺で梅を漬けたことがありますが、いまはガラス瓶が中心になってきました(でも陶器も使っています)

理由は透明なの、毎日見ていて楽しいからです。重しによって、梅酢が出てきます。梅が梅酢の浸っていくと、ひと安心です。カビにやられなかったからです。

ほとんどのガラス瓶は100均で購入しています。本当に安くて助かっています。ただ、この時節はわたしと同じように梅仕事をしている人がい多いのか、ガラス瓶が不足しがちです。100均をハシゴして、手に入れるのも楽しみのひとつとなっています。

食卓テーブルを占拠したかのように並んでいるガラス瓶を眺めるのが好きです。夜中に眺める時間が好きです(そういう時はジャズを聴いています)ガラス瓶をそっと手にとって、軽く振ってあげると、中の梅が喜んでいるように見えてきます。可愛い顔をしているのに食べると「塩っぱい」顔にさせる梅ちゃんが好きです。

「ありがとう、ガラス瓶さん」


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