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ルールの線引きの神様「魚住純」のお話〜リモートワークで引くべきルールの線引き〜

こんにちわ。トラストリッジの小川です。

今回で3回目のnote執筆となります。
前回のnoteはHUNTER×HUNTERのシャルナークから学ぶファシリテーションスキルについて書きました。

そして今回のnoteは【ルールの線引きの神様「魚住純」のお話】です。
※サブタイトル: リモートワークで引くべきルールの線引き

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(引用元 : Gramho)

みなさんスラムダンク屈指の名物キャラクター「陵南キャプテン 魚住」大好きですよね!

・キャプテンというみんなを引っ張るポジションなのにファールばかりする
・コート上で急に大根の桂剥きをし始める
・「自分はただでかいだけって陰口たたかれてるのも知ってる」って泣き始める
・1年生の時のマッシュヘアーが似合ってない ←ここ大事

こんなツッコミどころあるキャプテンいます?

全国大会を決める最後の大一番、神奈川県大会最終戦の時も後半の大事な場面で4ファールを出されベンチに戻されてしまいます。

あの時は
「ディフェンスに定評のある池上」も、
「負けん気の強い越野」も、
「バスケットをよく知っている植草」も
なんて使えないキャプテンだ。
と怒りで震えていたことでしょう。


ですが、魚住にも一際目を引く才能があることを僕は知りました。

それはチャージングの境界線を引く、即ち
「ルールの線引きを作り出す」才能です。

魚住は4ファールでベンチに戻された後、ギリギリの局面で試合に再出場します。
しかしあと1ファールで退場というギリギリの場面にも関わらず、最大のライバル赤城に向かってゴール下で強引に切り込んでいくんですね。
「これくらいのあたりならファールは取らない」
魚住はここで自らこの試合のルールの線を作りました。

ここで自らルールを作ることにより今後の試合展開を有利に運ばせる戦略。
これ立派な才能ですね。

そしてその後、見事に試合に負けます。
愛すべき男魚住純。大好き。

また前置き長くなっちゃいました。

今回の本題は「リモートワークで引くべきルールの線引き」です。
※魚住の前置き99%関係ないです
※この後「ディフェンスに定評のある池上」も、「負けん気の強い越野」も、「バスケットをよく知っている植草」も出てきません


リモートワークをしていて出てきた悩み

今、コロナの影響で多くの会社がリモートワークになっているかと思います。
もれなくトラストリッジもリモートワークになっています。

僕は会社でPM(プロジェクトマネージャー)として複数プロジェクトに関わっているのですが、最初は
「思ったよりリモートワークでもなんも支障ないな!」
って思ってたんですよ。

課題抽出〜メンバー周知まで

しかし数日が経ち、ちらほらと悩みが。

「さっきのタスク依頼のレスないな・・」
「まだスッキリ 〜 ひるおびの朝のニュース黄金ライン見てて反応ないのかな・・」
「あれ?昼までレスないけど、もしかしてバイキング見てない?(いや、あの人はヒルナンデス派かも。。)」

などなど。
小さなことの積み重ねが数日で表面化してきました。
※ちなみに上の例は冗談です

そこで簡単ですがプロジェクト内で「ルールの線引き」をみんなに周知することに。
まぁ簡単に言えば決め事作っただけなんですけど。

ってなわけで早速ルールを決めようと思い悩みをまず一通り言語化してみました。

■課題抽出

・コミュニケーションツール(トラストリッジはSlackを使用)の見逃し?無反応?がある
・みんなの表情が見えなく伝わっているかが曖昧
・タスクの依頼が曖昧
・直接コミュニケーションを取れないとタスクの進捗確認スピードが遅れる

現状PMの業務での全体把握として出てきた悩みはこんな感じで。

■グルーピング
次に問題が生まれるタイミングでグルーピングしてみました。
今回は大きく「Slack」「依頼」の2つに分けてみました。


■ルール設定
そして今回の課題問題が生まれる2つのタイミングで起こりえる現象を防ぐために下記ルールを設定。

■slackルール
①スレッド内のメッセージには対象者に必ずメンションをつける
→メンションをつけないと受取手側が気づかずスルーしてしまう可能性がある

②メンション付きでメッセージが来たら必ずスタンプ or コメント返信でアクションする
→ちゃんとメッセージ見ているか、認識しているか確認したい


■依頼時のルール
③誰かにアクション・タスク依頼する時は必ず期限とどのような状態でアウトプットしてほしいかを伝える。
→スケジュール遅延、手戻しの手間を防ぐため

④依頼時のフォーマット作成
・依頼名
・背景、課題、理由(なければ未記入でOK)
・依頼内容
・アウトプットの状態
・期限
・参考資料

⑤タスクが遅れる場合はギリギリではなくなるべく早めに報告する。
また、いつまでに対応するかを必ず伝える。

こんな感じで設定しました。


■共有
決めたルールをメンバーに共有。

この時「ルール決めたからこれで運用お願いします〜」ではなく、
しっかりと【課題、それにより起こりえるリスク、解決策(今回決めたルール)】をセットで共有。

とこんな感じで運用に落とし込むことにしました。

前回から結構当たり前のことばかり書いているのですが、基本的なルールが漏れていると後々大きな問題に気づかぬうちに発展するということがあるので、今回は改めて初歩的なルールを再設定してみました。

この先リモートワークがいつまで続くかわからないので、この辺の当たり前なルールを再定義するのもPMの一つの役割なのかなと思い今回整理をしてみました。


最後に。

魚住がベンチに下がった後いつも代わりに出てくる控えセンターの菅平くん。

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(引用元 :やってみたいがここにある)


魚住が抜けた後の陵南センターは彼じゃ務まらないだろうと思ってる人は僕だけではないはず。

きっと
「ディフェンスに定評のある池上」も、
「負けん気の強い越野」も、
「バスケットをよく知っている植草」も、
魚住キャプテンの冬の選抜緊急復帰を心から待っているのではないでしょうか。。


おしまい


トラストリッジでは、一緒に働いてくれる仲間を募集しています。ご興味がある方は、ぜひこちらをご覧ください!


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