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クリスマスプレゼントにお抹茶セットを貰った話

友人に私は学生の時に茶道部で、カンタンなお点前が出来るくらいのお道具は持っていたけれど度々の引っ越しのドタバタで失くしてしまったと話しました。

雑談のひとつとして話しただけだったのですが、覚えていた友人は茶道の知識が全くないのに、ちょっと早いクリスマスプレゼントとしてお抹茶セットをプレゼントしてくれました。

「乙御前(おとごぜ)」の外観

おそらく、沖縄市のプラザハウスの中の「乙御前(おとごぜ)」に行って

「乙御前(おとごぜ)」で点てて頂いたお抹茶

一緒にお抹茶を飲んだ時のことを覚えていたのだと思います。

乙御前(おとごぜ)
住所:沖縄市久保田3-11-1
TEL:098-923-5944
営業時間:12:00-18:00 (18:00〜22:00は要予約)
定休日:水・木曜日

沖縄市プラザハウス内「乙御前(おとごぜ)」で抹茶を堪能再び

貰ったお抹茶セット


貰ったお抹茶セット

貰ったお抹茶セットは、お茶碗(黄瀬戸)、茶筅、茶杓、お抹茶です。
限られた道具なのでお点前は出来ないですが、シャカシャカって点てて飲むには十分なセットです。

…でも茶道を私の趣味って言うのはテレくさいって言うか、おこがましいって言うか。だって学生の時に茶道部だっただけで、もうン十年もお稽古もしてないんですから。

お抹茶セットは段ボールに入っていたのですが、そのまましまうのは味気ない…
そう思ったので、お抹茶セットをしまえる箱を探しに行きました。

カゴ、手ぬぐい、ランチョンマットを買いました

カゴのような箱に手ぬぐいを入れてホコリをよけます。赤いランチョンマットは毛氈(もうせん)の代わりで、お茶を点てる時に床に敷いて使います。どれも100均で揃えられるってコスパ最強です。

和菓子と一緒にお抹茶を飲むって最高!


私が点てたお抹茶

私は自分で点てたお抹茶だけでお菓子がなくても飲めますが、せっかくだからと和菓子を購入する頻度が増えました。和菓子を買う口実にしてます笑

練切(ねりきり)

知念製菓 四季彩の練切

お茶席に用いられる和菓子は練切です。練切とは白練あんに求肥をつなぎに加えて練り上げたものが一般的で、季節を先取りして作られるところが風流ですね。

沖縄では小豆やあんこの人気がイマイチで和菓子屋さんが少ないのですが、最近は和スイーツのお店も増えてきました。私は和菓子に目がないので、とても嬉しいです。

知念製菓 四季彩の練切


知念製菓 四季彩の外観

「知念製菓 四季彩」はモノレール首里駅の近くにある和菓子のお店です。練切もありますが、普段のおやつにピッタリなどら焼きやシュークリームもあります。


知念製菓 四季彩
住所:那覇市首里石嶺町2-260-1
TEL:098-884-3813
営業時間:8:00~17:00
定休日:日曜日

和美茶味(わびさび)の和菓子


和美茶味の外観

「和美茶味」は和菓子と言うよりは和スイーツと言った方がいいでしょうか。

和美茶味のおはぎ

わらび餅やお団子など気軽な和菓子が並びます。

和美茶味
住所:那覇市天久1-28-6
TEL:098-863-3073
営業時間:10:00~18:00 金土日:10:00~21:00
定休日:月曜日、火曜日
駐車場:店舗前に2台分あり

懐紙(かいし)があると雰囲気が良くなります


雪月花の懐紙

家の中で自由にお抹茶を飲むのですから、どんなスタイルでもいいと思いますが、懐紙があるとグッと雰囲気が良くなります。なくてもお菓子を食べるのに問題はないのですが、あると嬉しいので茶道具専門店にお邪魔しました。

沖縄でも茶道のお稽古をされている方はいらっしゃいますので、茶道具屋さんもあるんです。

茶陶園の外観

「茶陶園」は沖縄県内唯一の茶道具専門店だったのです。知らなかったなぁ。

茶陶園の店内

ちょっとゴーカイな感じのするオバーと感じの良いオバーの娘さんが営んでいるお店です。

ギャラリー「茶陶園」
住 所 :沖縄県那覇市久茂地3-15-15
TEL: 098-862-3661
営業時間:11:00~19:00
定休日:日曜・祝祭日

お抹茶がダマになってしまったら


お抹茶は細かい粉なので、すぐに固まってしまい点てた時にダマになって溶け残ります。

なので、フルイにかけて濾してから使うと溶け残りがなくなります。

通販で茶筒式のフルイを購入して濾してから点てることにしました。
まだ届いていませんが…
家で飲む時は一服か二服なので少しの量で充分ですが、学生の時の文化祭でお茶席を設けた時は大量のお抹茶を濾す必要があり、とても大変でした。

暇を持て余す時ことを「お茶をひく」と言いますね。
特に芸者や遊女などに客がつかず、商売が暇なことを言いました。
お茶を挽く(ひく) 茶の葉を挽いて抹茶を作るのが暇のある人の役割だったことが由来と言われていますが、もしかしたらお抹茶を濾すことだったかもしれないと私は勝手に妄想しています。

学生の頃、和菓子を頂くたびに、また来客があるたびに「お茶点てようか?」と言うのが恒例となっていたのが数十年経って再現されています。
これからもお抹茶のある暮らしを楽しもうと思います。
どなたか私の点てたお抹茶飲みに来てくれませんか?

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