視野を広く持つ

初投稿します。

吉田 勝大(よしだ かつひろ)です。
私は現在フリーランスで3社の法人とシステムエンジニア及び、WEBライターやその他いくつかの業務委託契約で仕事をしています。

初投稿なので、何から書き始めようかを決めたところです。
どんなブログになっていくかも、どんなことを発信したいかも具体的には決まっていません。

ただひとつの目的としては
じぶんのよかったと感じたことやモノを見てくださるみなさんにお届けするという想いで開設しました。

人から聞いた話だったり、実際に体験した話、本で読んだ内容を元に
自分が今大事にしていることを踏まえて綴ろうと考えています。

どうぞ、よろしくお願いいたします。


はじめに

今日は、本稿のタイトルでもある「視野を広くもつこと」について考え始めたエピソードを元に書いていきます。
私にとって、働き方を決めるきっかけであり視野を広く持つことのメリットを直接体験したことを分かち合えたらと思います。
視野と言っても色々あり、この投稿を読んでいるあなたが働き方に悩んだ際に、この記事がお役に立てれば幸いです。

私が以前勤めていた会社はNTTデータを親会社に持つ社員数1,000人強のIT企業でした。そこでの経験のことをここでは"前職"と呼ぶことにします。

一般的には安定と呼ばれる会社を退職する事は大きなイベントの一つだと考えます。(実際に不安を抱きながら転職に踏み切ったことをいまでも覚えています。)しかしそんな前職を辞め、とっかかりからフリーランスエンジニアに転向することは、安易に決断することなどできません。

きっかけ

私が社会人2年目の転職をする先輩が増えた時期に、私にはこんな疑問がありました。「なぜうちの会社を辞めて転職をするのか。」

私は前職の会社に満足していましたし、大好きな先輩も、尊敬する上司もいました。成長も感じられていて、会社での自分の目標もありました。
そんな会社を辞める理由が私にはありませんでした。だからこそ、なぜ先輩方は前職の会社を辞めるのかが理解できず、興味を持ちました。

当時、社外で出会った先輩SEで転職を数回重ねられている方とサシでラーメンに行った際に、私がその先輩が転職を重ねている理由について訊ねました。
するといきなりこんなふうに逆質問されました。

先輩「そもそもさ、会社員のメリットってなんだと思う?」

私「え・・・。会社員のメリット・・・?分かりません。考えた事もありませんでした。」

私は何も答えられませんでした。
当時の私は、【会社員=至極一般的の働き方】だと思っていました。といいますか、それ以外の働き方を知りませんでした。
そのため、会社員でいることにメリットもデメリットも感じた事はありませんでした。"会社員"とひとくくりに言っても、会社に依ってメリット・デメリットは様々だと考えていたからです。

先輩「じゃあ質問を変えようか笑。君がいまの会社に所属しているメリットは何だい?」

それは私はすぐに答えられました。
私「親会社が一部上場なので安定していることと、その安定の上で勉強させてもらえて給料がもらえることです。」

先輩「それがメリットだと思っているなら十分だと思うよ。まだ転職は時期じゃないのかもね。でも、世の中にはたくさんの会社があって、その会社の数の何千倍もの数の会社員がいるんだ。中には吉田君が感じている今のメリットも物足りないと感じている人がたくさんいるんだよ。吉田君が今の会社に満足しているなら、さらに視野を広げて物事を考えるチャンスだね。」と。
私は、先輩が言わんとしていることは理解できました。

私が理解したことは2つ。
①いま転職の時期でなないこと。
②いま視野を広げるチャンスだということ。

私「だったらいまから、視野を広げるためにはまず何をしたらいいか教えてもらえますか?」
そうして視野を広げるのに効果的な手段を教わりました。
先輩「本を読んでごらん。まずは自分が戦っているフィールドのルールを知ることだ。」

働き方のルール

そういって先輩は説明を続けました。
例えば野球でいうと、グラウンド(場)があって、ボールやグローブやバット(道具)があって、人数がいても試合は成立しない。
ルールがあって初めて試合が成立し、勝敗が決まる。

基本的な野球のルールは以下の通り。
 9人対9人で攻撃と守備を交互に行う点取りゲーム。
 攻撃と守備は9回繰り返す。
 攻撃側は点を取る・守備側はアウトを取る。
 攻撃側がホームベースを1回踏むことで1点入る。
 ストライク・ボールの基準がある。
 アウト・セーフの基準がある。
 ファール・フェアの基準がある。 など
これらのルールを知らずに"ゲームに勝つこと"はできますか?
話を戻すと、勝ち方の知らないゲームやスポーツで良さや楽しさを人に教えたり、分かち合ったりできますか?

働き方も同じで、資本主義というルールの上で給料をいただき、生活をしている。一方で、違うルールで社会主義というルールの上で生活をしている人もいる。
いまの会社員という働き方の良い部分やよくない部分、社会的な勝ちや自分なりの勝ちをどのように定義するか、将来的な理想を決めるにはまずはルールから学ぶことが必要だね。と教わりました。

結論

働き方について正しく物事を判断できるようになるには、日本の経済の仕組みである資本主義のルールを理解すること。
自分が働いて生み出した価値が、自分の価値あるものとして自分に返ってくるまでの仕組みをしることはとても大事なことです。
自分の働き方を自分で変えるには、ルールを理解して何を選択するかを決めること。

視野を広げることは、私にとって多くの経験を享受するきっかけになりました。
視野を広く持つことは物事の見方を変えることであり、価値観を変えることではありません。客観的な立場から多くの事象をとらえて最善かつ効果的な決断をすることの助けになります。

私がその先輩から初めにおすすめされた資本主義のルールブック(入門編)を紹介して終わろうと思います。

この投稿をきっかけに、ともに成長できる仲間となれたら幸いです。

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