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もし子どもがADHDならどうする?

こんにちは、うっかりパパ(@Ukkaripapa_adhd)です(^^ゞ

ADHDは遺伝性が強い。

「夫・妻がADHD~子どもを産む?~」の記事でも書きましたが、

もし子どもがADHDだったらどうしようと思っている人は
この記事が少しでも参考になればと思います。

少し長いですが最後まで読んでいただけたら嬉しいです(*^_^*)


不安を具体的にする

本人もそうですが、パートナーの不安も大きいと思うので、
具体的に不安を挙げて、解決策を考えましょう!

特にパートナーの不安を聞き出すときは、
なるべく相手に寄り添って伝える事が大事です
「ADHDだから仕方ないんだ!」
じゃなくて。

私の妻を例に挙げて説明します。

【妻の不安を具体的に言うと】

  1. 子どもから孫に遺伝するんじゃないか?

  2. パートナーが出来た時に、発達障害で本人又は相手が悩むのではないか?

  3. 子どもに苦労させたくない。(私の苦労を見ているので)

  4. 発達障害の子をどうやって育てればいいのか分からない。

「1.」「2.」はこちらの影響下にないものなので、正直対策のやり様がないです(>_<)

という事で「3.」「4.」で子どもがADHDだったという前提で解決策を考えていきましょう。


もし子どもがADHDだったらどうする?

ADHDの私にも二人の子どもがいます。
自分の子もADHDだったらどうしてあげるべきかをよく考えます。

一番良くないのは、親が発達障害の事をよく分かっていない事です。

とりあえず発達障害が原因と分かっていれば、本人もその周りの人もある程度対策が出来ます。


忘れ物・ミスの対策

子どもの忘れ物やうっかりミスが多くい場合、
厳しく𠮟るのではなく、甘やかすのではなく、
具体的な対策を一緒に考えてあげる!

【忘れ物・ミスの具体的な対策】

  • 忘れない仕組みを作る。

  • 持物チェックリストを作る。

  • ミスを防ぐための選択肢を減らす工夫をする。

そして出来ない事をとがめない!

例えば

  • 何で出来ないの?

  • 頑張れば出来る!

  • 意識したら出来る! 

確かに、その時意識すれば出来るんですが、
「頑張ったり」、「意識する」のが人より大変なんです。

出来ないところは出来るような仕組みをつくる
そして小さい頃から「仕組みをつくる」という習慣をつけさせてあげることが大事です。


受け入れられる居場所を作る

時にはとんでもないミスをしたり、何度も同じ失敗を繰り返す事もあるでしょう。
友人や職場やお客様から信頼を失う事もあります

そうして、心が折れてしまった時に、

親が「何でこの子はこんな事も出来ないんだろう。」って思っちゃうと最悪です

大事なのは「何があっても親は受け入れる」そういう環境を作ることです。

ADHDであろうが、なかろうが、
社会には「理不尽なこと」「ストレスを感じること」がたくさんあります

みんなそれに揉まれて生きていきます。

「子どもには全く苦労させたくない」なんてことは、ADHDでなくても不可能です。

苦労して強くなります!

ADHDだとその苦労は、もしかしたら人よりも少し多いかもしれません・・・

だからこそ家庭では癒されるべきです。
子ども自身が受け入れられる居場所を作ること。

親が出来る事はそれくらいです。
そしてそれが一番大事なことじゃないかと私は思っています


仕事選びは要注意

私が最も苦労したのは、就職後です。
正直、小・中・高・大は、まぁ何とかなりました。

問題は社会人になってからです。

【うっかりミスによる出来事】

  • 会社での評価が下がる

  • 客からの信頼も落ちる

  • 交通違反で捕まる

  • 自信なくなる

  • ストレスで吐血して入院

  • 転職する

もう散々です(T_T)

確実に子どもにも言える事は会社選びです。

私は1社目の会社が別に悪い会社だとは言いません。
私の同僚や後輩で出世している人もいるし、出来る人は出来ます。

『でも、私には出来なかった。』

自分に都合よく言えば、

『私には仕事内容が向いていなかった。』

自分に向いていない仕事を9年間もしない様に子どもには教えます(^_^)/


当然子どもにも伝えるべき

子どもには本人がADHDっぽい事はきちんと伝えるべき

なぜなら、いずれ子供は親元を離れます。

その時しっかり自分の事を分かっておかないと、判断や行動を間違います。

何かADHDっぽい失敗で挫折したタイミングで話すべきかと思います。
それまでは、それとなくフォローしておいて。

何かに行き詰っているタイミング、それをよく見ておかないとですね。
子どもから相談してくれたら、話すきっかけになりますね。

でも話すタイミングは結構難しいかもしれません。

親との関係性もあると思うので、
学生時代の順調にいっている時に、ちょっと忘れ物したくらいで

「あなたはADHDだよ」って言われても、

「うるせー、コノヤロー」って思っちゃうでしょうし・・・σ(^_^;)

思春期だったりするとなおさら、言うタイミング難しいですね。


まとめ

【もし子どもがADHDならどうする?】

子どもが生まれる前でも、生まれた後でも、とりあえずパートナーと話し合う。
具体的な解決策や考え方を話し合って、子どもの不安を取り除いてあげる。

【私が妻と話しあった具体的な解決策】

  1. 受け入れて、協力する。

  2. 出来ない事をとがめない。

  3. 出来る仕組みを作る。そういう習慣を付ける。

  4. 外で何があっても家庭を『安心できる居場所』にする。

  5. 就職時は業務の向き不向きを教える。

  6. タイミングをみてADHDの事を話す。

こんな感じです。

一番大事なのは、4.の「家庭を『安心できる居場所』にする」こと

外でのストレスはこちらの影響下ではないから、
本人が自信を失わないように、受け入れる環境を作る。

そして、『発達障害のこと』をちゃんと子どもに伝えれば、
後は自分で考えてやっていくだろうと信じています。

でもまだ子どもを育てきっていないので、これからまた色々変わってくるとは思いますが、今考えれる対策を夫婦で共有し、子育てしています。

子どもの幸せについても考えてみました・・・


子供の幸せとは

ADHDっぽい当事者である私の経験から見解をお話しましたが、
発達障害でもグレーゾーン、軽度、重度、いろんな人がいて、子育ても多種多様です

子育て経験者がおられましたら、違う意見ももちろんあるかと思います。
子どもの数だけみんな違って当たり前です

時にはどうしてあげるべきか悩んだり、
周りの意見に惑わされたり、
他の子と比べてしまったり、
自分の子育てに自信を持てなかったりと

親も行き詰ってしまう事もあるかもしれません

でも、子どもの事を一番理解しているのは親です。
自分の子に合っていると思う方法を一生懸命選んであげたなら、それが正解だと思うんです。
そんな親を持てた子どもは、それだけで幸せなはずです。

自信を持って自分の子に合う方法で、生きやすい生き方へと導いてあげる。
その手助けが出来るのは一番近くにいる親だと思っています。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
以上、うっかりパパでしたσ(^_^;)
ではまたっ!!

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