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不登校〜中期編〜③

②からのつづき。

初期は登校しない時間はひたすらYouTubeかテレビかビデオを見ていた長男。それでも朝はいつも通りに起きてごはん食べたり着替えたりはしていました。

学校に行かなくてよし、としてから少し気持ちが楽になったのか「今日は校門まで行ってみる」「体育外から少し見たい」と言い出すようになりました。

四年の時の担任の先生は、今までに2人不登校の生徒をもったことがあるらしく「低学年以外の不登校は、無理矢理登校させることはおすすめできません。本人のエネルギーが十分充電できて本人の意思で【行ってみる】というまで辛いかもしれませんが、待ってあげましょう」とおっしゃっていただきました。

その言葉通り、学校行こうとか、今日は行くの?とか聞くのをやめて行かないことを前提としたら、あんなに学校に大して拒否反応を示していた長男が隠れながらでも大好きな体育を見に行きたいと言い出しました。

そしてこの頃からYouTubeでSnowManのアクロバットを見出して、自分もバク転をやってみたいと言うようになりました。無表情だった長男が少し顔色が良くなってきた気がしました。

私はバク転だけを教えてくれる教室を探して、少し遠いですが無料体験を予約して長男、次男で行くことにしました!
無料体験が楽しかったのか、バク転できるようになる期待なのかこの頃から少し自信が戻ってきたように思います。

やはり好きなこと、というのはやる気や自信に繋がるんですね!

バク転教室に通うようになって、体育を校庭に入って見学してみる、少し参加してみると言い出すようになりました。
この頃から、朝の会だけ顔を出したり、体育を見学したり参加したりちょっとずつですが学校に入れるようになりました。

そして顔を出すようになったら、クラスの友達が遊びにきてくれたり、遊びの誘いをしてかれたりするようになったのです。

後期へつづく

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