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「限りある時間の使い方」の要約、涙出るほど難しい。。。


人生は4000週間

人間が80歳まで生きる場合の残された時間はこれだけしかない。
100歳まで生きたとしても5200週間

40代からすれば残り2000週だが、実際はより短く感じるほど時は流れていく。

残された人生を悔いなく生きるための1冊の感想を打っていこうと思う。


オリバー・バークマン著
「限りある時間の使い方」


著者のオリバー・バークマンさんは若手ジャーナリスト賞を受賞されたことのあるライター。
過去に「生産性オタク」を自負していた本人視点の「時間」に対する考えが詰め込まれた著書となる。

話題の本ではあるものの手出ししないまま期間過ぎていたので早いうちに読む選択を取らせてもらった。


先日あげたDIE WITH ZEROと内容は近いものの、今回紹介する本書は「時間」に焦点を当てた1冊となる。

内容がバラバラでとてもまとめにくく、既に要約動画を出していた「フェルミ漫画大学」さんも参考のうえ感想をまとめさせてもらった。

バラバラな内容をここまで要約できるフェルミさんに感服しつつ自分の理解力まだまだと現実も突きつけられるという汗

動画と本書をもう一周した中で個人的に重要だと感じた所をまとめてみた。

前置きだけで長くなったので早速書いていく。



「全部できる」という幻想を捨てる



「 時間がない 」 言い訳じゃなくこれは人類全てに当てはまる悩みであろう。

「いつかは完璧な世界がやってくる」という幻想にしがみついていれば、目先の安心感は得られるかもしれない。ところがいつまでたっても、自分が充分にやっているという感覚 ( 中略 ) と問う余裕がなくなってくる。その結果、どうでもいいタスクばかりが増えていく。

41.42ページ

長すぎて気が滅入るが、わかりやすく言えば

「どう足掻いても全部やるなんて無理ッ」

この世の娯楽すべてを鑑賞しきるくらい無謀な話で人間やれる事には限界がある。

YouTubeも今日分すべて見たとしても翌日、翌週には増えていくし。
仕事でも、急にやってほしい事が振って来られたりもする。

そう、完璧な状態などやって来ない。
なら、やらなくていい事を減らせばいい。
となる。

意外と「この作業は必要!」と思ったものが「やらなくてもいい」ということは多い。


・意味なく見てきたネットフリックス
・なんとなく続けてきた人間関係
・ダラダラ見ていたSNSに割く時間


など、やめれる事は意外と多い。


私もこの本を読んでから意味なく見続けていたマイナス感情に陥るYouTubeチャンネルを登録から抹消したばかりだ。
些細なことだが少しだけでも気が楽になったので効果的だ。

すなわち、自分のやるべき事から処理していこうというのがこの本のメインテーマとなる。



やるべき事を避ける理由



「人が何故どうでもいい事に時間を費やすのか?」という疑問について。

言われてハッとしたことで
「自分がやるべき事から逃げる口実になる」
からである。

これは私も耳が痛い。痛すぎて打ってる今辛ぴ。

そりゃそうだ。私の例だと、今のままじゃダメだ " 転職しなきゃ " と思いつつ

・やりたい事に近い会社探し
・キャリア形成
・求人サイト登録
・履歴書用の写真
・面接日程
・「今の職場を退職」と「次の職場の開始」の日程合わせ。
・その先の人生設計

想像だけでめんどくせぇーーーーっ!!!

と思ってしまうのが本音だ。。

婚活でも起業でもなんでもそう。
理想を叶えるには過程が壁として立ちはだかる。

だが最初に言った人生は80歳までと仮定しても残された時間は少ない。

そうなると晩年に後悔を残さない為にも今一歩ずつでも進まなければならない。



やりたい事を選び、1歩ずつ前進する



思ったより人生のタイムリミットは少ない。


と焦る気持ちもあるが

1度立ち止まり、カフェなど落ち着いた空間でコーヒー片手に自分のやりたいことを紙にできるだけ多く書いてみることをフェルミさんの動画ではオススメされていた。

買い物でよくある「一度立ち止まり本当に欲しいかを考える」に近いものを浮かべたのは私だけだろうか??

この先の時間をどうするか正確に判断するうえでなら数時間立ち止まることは、むしろ先の時間を後悔しないために大切だからだ。

書いてみても浮かんだ目標が壮大で動けなくなる気持ちもある。

だがこれは人が持つ完璧主義というものの弊害で、行動のブロッカーになりがちなもの。

有名な話で完璧主義は完璧じゃないという言葉のとおり完璧な状態など存在しない。

ここに関しては数々の別の書籍で取り上げられる内容なので人類共通だと思われる。


余談だが、この感想も投稿するか正直悩んだ
とても興味深い本ではあるものの自分の表現力不足を感じてお蔵入りにしようかと思ったから。
ただ、これも完璧主義の弊害だ。と気付かされたのと「出して当たればラッキー!」という意味で思いっっ切り公開する選択にした。


そう考えれば行動のハードルは一気に下がるだろう。
残された時間でいかに自分の人生をベターに近づけるかが重要なのだ。


困難はむしろ楽しめ



やるべき事と直結する話で、
やりたい事には様々な壁が立ちはだかるもので気が引けてしまうのはここまで読んでも変わらないであろう。

ただ本書で印象に残った点が

「問題」とは何か? 一般化して定義をするなら、それは自分が取り組むべき何かだ。そして取り組むべきことが何もなくなったとしたら、人生はまったく味気ないものになるだろう。

210~211ページ

フェルミさんの動画では " モンスターハンターでクエストが無い状態 " と例えられていた。

考えてみれば、人生はポケモンに似ている。

場数を踏むことで使える技も増えていく、その過程でジムリーダーを倒し、敵勢力のボス、伝説ポケモン、四天王、チャンピオンと壁を破り一応の目的を達成できる。

冒険開始から目指すべき相手がいるまでの過程があるからこそポケモンというゲームには味気がある。

人で置き換えればネット業種が未経験で例えよう。
その人がフリーランスになりたいなら

・信用ゼロでスタート
・PCの基礎を覚える
・案件の取り方を知る
・自分のビジネス確立
・税金の知識
・確定申告のやり方
・インボイス制度の理解
・一連の流れで生活

がポケモンでいう旅スタート、ジムリーダー、伝説ポケモン、四天王、チャンピオンにあたる。

想定の話にはなるものの、1つ1つクリアしていく過程と捉えればワクワクできるステップとも捉えられる。


そんな簡単な話ではないものの、この発想だけで立ち向かう気構えは変わると思わされた章だった。


時間を誰かとシェアする



自分のやるべき事に時間を使え!

がテーマではあるものの人生が充実するために必要な事はなんといっても人間関係

私は基本的に単独行動が好きなタイプではあるものの時々過ごす他人との時間は格別に好き。

少し前に読んだ「DIE WITH ZERO」の中でも人との時間について書かれていたので全人類に該当する話とも捉えれる。

単独行動が好きな私でも、共通趣味の人と巡った聖地巡礼(いわゆるヲタ活)や学生時代からの仲間と夜中までやった遊戯王、朝までカラオケなど誰かと過ごした時間を思い出したほうが気分バク上がりになる。

仮に " 「思い出」と引き換えに年収1億の優雅な人生が保証される " と言われても速攻で却下!と言えるほど " 誰かと過ごした時間 " は何にも変え難い財産なのだ。

自分の目標を叶える事はもちろん最重要だが、同じくらい「誰かと歩む人生」も生きるうえで大切なのだ。



宇宙視点で考える


ここまでフェルミさんの動画の助けもあって言いたかった事をまとめる事ができた。
が頼りっぱなしなのも私としては気が済まない

最後は私個人が印象に残った所を紹介しよう。

「宇宙的無意味療法」というものをご存知だろうか?

やるべきことが大きすぎて圧倒されるとき、少しだけズームアウトしてみれば、すべてはちっぽけな問題に見えてくる。ほとんど無だ。
日々の不安や悩み事 ━━ 人間関係、出世競争、お金の心配 ━━ など、宇宙から見ればまったくどうでもいいことなのだ。

242ページ

何が起ころうが宇宙の広大さと比べりゃ全てどーだっていい。って理論。

宇宙という誕生から途方もない年数にすりゃ人間の歴史などほんの数分の話。

我々の悩みはそう見ると"どーだっていい"些細なことなのだ。
宇宙には抗えないと考えれば昨日怒られたこともチャラにはならないにしろ少し気が楽にはなる。

ここを最後に持ってきた理由は、私の推しが宇宙理論でファンの悩みに答えていたのを思い出したからである。
推しの発言だけでなく全世界共通の認識というのを知れて驚きだった。
というだけの話なんだが。

もしこの先悩んだ時は客観的こえて宇宙視点でみる癖つけは大切だと推しとの思い出込で改めて気付かされた。


という感じで爆速だが感想つづらせてもらった。

この記事の着手日にちょうど紙とペンをカフェで広げて自分のこの先と向き合ってきた。

やりたい事のひとつに文章といれた途端にこの投稿という。
自分の思ったとおりに完成しなかった心残りはあるものの数を踏んでレベルをあげていきたいと思った。

また気力戻った時に次の感想文を作っていく予定です(積ん読溜まってるんで進めなきゃ汗)


この本は人によって印象深くなる点がバラバラになるかもしれないくらい面白かったので実際に手に取って読んでみることをオススメしたい。
ただ読書慣れしてないとしんどいかも。

(朝投稿予定だが)
疲れたんでこのまま寝る。

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