見出し画像

時々Twitterで見かけるあの人が本を出していたので読んでみた感想


月1ペースで読書感想もしていこうと思った矢先に事件は起きた。

いつも参考にしているフェルミ漫画大学という本要約チャンネルの更新が毎日じゃなくなった。
声優変わったりもあるが少しずつ更新してくれるのは嬉しいことである。
ただ情報網が1つ絶たれたに近い状況になった。

逆に言えば"今まであまり自分で書店で長時間本を吟味してさがしたことない"と気付かされたので紀伊国屋へ。
そこで見つけた本の感想をまとめていこう。

とは書いたが個人で気になった本を読むことはしていた。が意識した上で書店をぶらぶら回るのは久しぶりだった。というのが正確です。


ストレスゼロの生き方
心が軽くなる100の習慣

という1冊


Twitterで見たことある人もいるかもしれない。
テストステロンさんが書いた1冊である。

見つけた時はまさかすぎて驚いた!

彼は社長をしながら筋トレをこよなく愛する方です。そしてストレスフリーに生きるという夢のような生き方もされてるとのことです。

そのため彼のツイートは人々のストレスに寄り添うかたちで書かれた文章がほとんどで見るたびに安心させてくれます。

そんなお方が本を出していた!という驚きで速攻購入しました!

100項目すべてを振り返るのはしんどすぎるので、私個人が心に響いたところを絞ってまとめていきます。


1.自分の幸せは自分の中にある

幸せとはなんだろう?

・安定した仕事に就く
・マイカー、マイホームは常識
・結婚して子供を産んで家庭を築く
これは引用じゃないです

など世間が押し付けた価値観がアップデートされず大多数の基本=人権のような定義が敷かれてきた。

今更いうまでもないが今は多様性の時代
転職、更にはフリーランスやマイクロ法人。
YouTuberなどのインフルエンサー。
既に高度経済成長やバブルでは考えられなかった働き方が増加傾向にある世の中。
電車などの交通網次第で車なしの生活ができる人もいる。
マイホームだけでなく引越ししやすい賃貸という手段もある。
独身だから、夫婦間に子供がいなくても不幸とは言い切れない。寧ろ1人の時間で更なる生産性を高められる。

「幸せな生き方」の選択肢は無限に存在するのだ!
(とかいいつつ私も叶え方分からず行動移せてませんが、)

世間体なんて関係ない。あなたが幸せならOKです。
本書21ページ

様々な書籍でみてきた項目ながら何度でも頭にたたきこみたい人生の基礎である。


2.ライバルは昨日の自分


・自分より上がいる
・自分より下がいるので安心

と誰もが比べたことはあるかと思われる。
結論じぶん自身は何も変わっていない。

となると何を基準にするか?

昨日の自分、1か月前の自分、半年前の自分、1年前の自分と競ってみたとき、過去の自分に負けない自信はあるだろうか?
44ページ

相手に勝てなかったとしても、勝てる相手に勝つよりも昨日の自分を超えた喜びに勝るものはない

確かに"昨日よりも前進できた!"と実感できれば前向きになるしかない。プラスしかない。


3.深い人間関係にもデメリットはある

人間関係が深すぎると悪い所や苦手な部分がみえてきて利害関係にも影響してくるとのこと。

思い返せば全てにおいて好きって人いないと気付かされる。

適度な距離感を持つことで、互いをずっと好きでいられる状態が保たれる
本書54ページ

学生時代からの知人も月1ペースで遊ぶ事あったけど途中からしんどさの方が強くなった理由もこれか!と思った。

半年ぶりとかだと近況トークだけでも新鮮に盛り上がれて楽しさ倍増したのこの章読んでてそれな!って頷いた。

寂しいのは会えない期間だけ。
限られた時に話す関係くらいが幸せなのかもしれない。


4.考えが変わるのは自然なこと

発言が変わることは恥ずべきことでもなんでもない。
本書60ページ

過去にフリーランスを目指したいと書いたことがありまして。しかし改めてデメリットを調べてほかの生き方も調べたいと思って保留気味で今日まできてます。

後ろめたさみたいなものが付いてる感覚だったので考え変えることはごく普通のことなんだ!と気楽になれました。


5.人生が好転しないワード

否定から入る単語を入れる人はできない理由を考えると書かれてて確かにと頷きつつ自分もやってたな〜と汗

挑戦しない=成長しない
74ページ

これを見た時は雷落とされた感覚だった。
「否定から入る人は周りを遠ざける」は様々な本で見てきたが自分にも多大なダメージが存在する認識は意外と無かった。

敗者は言い訳を探す。
勝者はやり方を探す。
75ページ

この本、今の時点で深いワード多すぎる。


6.何事も余裕が大事

「逃げる」はマイナスなイメージが付き物だが人間向き不向きはそれぞれ。
方向転換、活躍できる場所の重要性は想像以上に影響するのでむしろ人間の必須戦略のひとつといっていい。

とはわかっていても人間は環境による思考の混乱が起こる生き物。私も近い経験がある。

過去にスマホ端末やインターネットの営業をしていた。ノルマもあるし関係先や上司からの人格否定など様々な理不尽を受けてきた。
おそらく内向型HSP(軽く説明すると人一倍敏感な人)なので体育会系など馴染めるはずもなく入社1年立たず退職した。

辞めるきっかけも身体が起き上がる事を拒絶し始めたので手遅れそうに見えてすんなり次の道を考えようの方向には考えることが幸いできる思考だった。残り続けてたらどうなってたか今考えると恐ろしい。

余力があり、正常な判断がくだせるうちに逃げ始めろ。
本書112ページ

このマインドはこの先も一生胸に刻もうと改めて実感した。

「仕事続ける or 人生終わらす」の2択で自分の幸せを裏切る行動だけはしたくない。

私の永遠の推し、いや女神様の嗣永桃子さん(ももちの方が浸透しているかも)がファン向けて「皆さんの方が絶対に幸せになってください」とありがたい言葉を残してくださったのでむしろここで不幸になってる場合じゃないのメンタルで今もこうして生きれてます。推しの力すごい。

という余談でした。


7.社会は変化していく

とてつもないスピードで目まぐるしく変化する社会において、安定という概念は消え去ってしまったのだ。
132ページ
人生は困難の連続であってしかるべきだ。困難を楽しめ。
135ページ

安定というものは無い。
とくに2020年から始まった今の状況下で人々の目に見える形で突きつけられた現実。

いま私たちは時代の転換期に直面しているが、やはり世間的な安定が高度経済成長から続いた中で捨てきれないのは私含めて本音だろう。

残念ながらこの先も日本いや世界がカオスな時代へ入ってくことになるでしょう。。。

避けられない運命ならむしろ新時代に乗っかるのも手段とプラスにも捉えられる。

人と対面する仕事も危機を迎えたが、そのおかげでテレワークや時間にゆとりを持てる生き方を知れたわけである。

他にもエンジニアやライターなどの自宅でもできる仕事も、いや時間と場所に囚われず生きるノマドワーカーという新たな言葉も出てきたくらいだ。

企業も不安定ならいっそ大手じゃない自由の効く会社を探す。又はフリーランスを決断するのもアリという逆にワクワクする時代が今きているわけだ。

私の好きな曲にVIVA!!薔薇色の人生という曲があってその中で

困難 荒波 大歓迎
私なら大丈夫です 薔薇色の人生
これは歌詞から引用

という歌詞がある。
公式の動画がないので興味わいた方だけでもいい曲なのでよろしくおなしゃす。(何の宣伝?)
決定的な根拠にはならないが私は既にこの世の心理に触れていた!と勝手に昂っている!

自分の人生が終わる時に「困難荒波だったが楽しい人生だった」と振り返れた方が悔いなく眠りにつけるよなと思ったので改めて胸に刻みました。


8.孤独 = 孤高


孤独という言葉もマイナス印象が強いだろう。
私も「友達100人作らないといけない」洗脳で小学校デビューしたのでそう思っていた。

だが実のところ1人で遊んでいたことの方が圧倒的に多かった。

そう、私自身も気づいてないだけでさほど孤独なことに悲観しないタイプだった。

孤独は成長するのに最高の環境でもある。
149ページ

共感者いると思うが友達、上司といっしょにいる時に創作に集中できるはずがない。
現にこの投稿も1人で作成している。
1人の時や、集団でもちょっとした仕切りのあるスペースの方が勉強が捗った経験はないだろうか?

そう!ひとりは最強なのだ!!!!!

他人にリソースを奪われず自身に集中投下できるからそりゃ他人よりも高い地位に自分をレベルアップもできるわけで。

私の尊敬する方も人目置かれるトップな人ばかりなので孤独いや孤高とは光栄な名誉!


おそらく孤高の地位にいるという価値観が私にとっての理想なのかもしれない。


9.己の理想を信じる

自分のやってる事が正しいと信じられないと、己の魂が死んでいくのだ。
154ページ
己の美学に従って好きに生きろ(法律は破るな)
155ページ
誇りを持って決断できたことだったらその結果を受け入れやすい。己の心に従った決断は、後悔を残さない。
他人の顔色を気にしたり、目先の利益に目がくらんで自分の信念を捻じ曲げてした決断は結果がどうであれ必ず後悔を生む。
159ページ

先程の孤高につながる話

孤高とは群れから一歩引いた方とも言える。

そのせいか同調圧力という言葉が苦手である。
「この人がこう言うから皆もやろう」などやるにしても「自分の意思で決めたうえでしたい!」となる。

話を変えるようになるが私は電話対応が大の苦手だ。
今の仕事でも電話をとるが、社内で私は年下かつ克服のため取る対応を率先する立場となっている。
会社名と担当者名を聞き返すなど日常茶飯事だが世話になってる取引先にも聞き返す事があるので気まずいどころじゃない。

聞かれたことも少し時間置いて脳内でまとめて形にしたいレベルのコミュ障なので尚更辛い。

それに時間内で拘束されるのも給料というメリット的に大きいものの好きじゃない。
朝起きるのも正直しんどい(小声)

だからこそ目標は

・リモートワークもできる。
・電話じゃなく文字でやり取りする
・時間を自分で管理できる
・自分のペースで働ける
・推しのコンサートなどの日は完全オフ日にする
・最悪帰れなくてもホテルでテレワークできる
・服装自由
・でもお金稼ぎたい
etc…

という生き方になってくる。

自分でも打ってて贅沢な望みだねぇと思う。

だが上記の生き方をクリアして実現されてる方々が実際にいることを知ってしまった。

全員がそんな生き方選べる立場じゃないかもしれない。

でもこれが私のかかげる理想の生き方なのだ!

この理想をへし折って生きた方が楽なのかもしれない。

ただそれで人生最後の日に満足できるだろうか?
それで本当に幸せなのか?
今の人生を好転させず終わっていいのか?

確かにいきなりは無理だろうが着々とクリアしていくことは可能かもしれない。

私たちは不幸になるために生まれたのではない。

幸せになるために生まれてきたのだから。

こんなん親とか身内に見られたら怒られるかもしれないがこれが私の本音である。

長くなってしまったが後悔のない選択は失敗しても自分のプラスになるということである。

自分を信じられるのは最終的に自分という改めて大切な心理に気づくことができた。


とここまで長く読ませてしまった。

感想も全体の10分の1くらいなのでもっと知りたい方は是非とも本書を読んでほしい。

分厚い精神安定剤がまたひとつ増えてしまった。

余談だが本書は"ストレスを軽減するための考え方"が99載っている。
最後の100項は"確実に期待を裏切らない結果をえられる方法"が書かれていた。
正直腑に落ちまくって悔しい程納得した。

この記事が参加している募集

#読書感想文

189,568件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?