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29になる半年前に出会えてよかった。「人生は28歳までに決まる!」


月1で読んだ本の感想をまとめるという目標を定めていましたが

他に書いておきたい投稿が渋滞し、必然的に後回しになって2ヶ月以上過ぎていました。。

それもひと段落。してはいないものの久しぶりに投稿します。


前置き長くなりましたが、今回紹介する本は


長倉顕太さん著
「人生は28歳までに決まる!」


こちらは1月の後半くらいに買って読ませていただきましたが遅くなり今となった。

この本を一言で説明すると


ぼんやりと生きてきた人(特に20代)に向けて書かれた「自分の人生」を取り戻すための1冊。


私は今ちょうど28歳でそれも半年無いかの期間。
ギリギリ出会えた1冊であります。

ただ " 28歳で決まる! " と一見そう書かれていて手遅れか、、、と思いながら開いてみると

人生を変えたければ、28歳までに「きっかけ」をつかんでほしい。
本書7ページ

と冒頭で書かれていて、まだ遅くない助かった。とホッとしたのを今でも覚えています(焦ってることに変わりはないが)

このタイミングで出版されたのも何かの運命だと感じたので喜んで読ませていただいたまでです。

この時点で長々としてきたので心に響いた箇所を抜粋して解説していきます。


手短に見たい方は目次で「28歳までに感じた自分の理想」まで飛んで頂けますと幸いです。


たくさん情報を浴びる

本を読むうえで私もつい意識していたこと。
それが、「覚えられない」ということ。

ただ考えれば分かるとおり、約200ページもの文章を隅から隅まで覚えるなど無理な話。

インプットする上での最大の目的が

「多様な視点を手に入れる」
79ページ

暗記するより、情報をまとめるより重要なのは自分にない視点を知ることなのだと。

インプットを増やせば、その内「前にここ見たぞ」という情報に再び出会い、理解度が更に深まるということ(あくまで私自身の解釈だが)

それに、この本の前半部分の説明で、「やりたいこと」より「新しいこと」という章があり。
自己分析をしたうえで自分の「やりたいこと」を見つけるというのは様々な本で書かれているので有名な言葉でもある。

だが著者いわく、「やりたいこと」は内側より外側にあると書かれていて。
未経験の業界に入ってみたり、読んだことのないジャンルの本を手に取ったり。
そうしていく内に「やりたいこと」に出会えるというのが著者の考えです。

自分の「やりたいこと」や「理想の生き方を叶える手段」の大半は自分の知識の外側にあるということになる。

自分にない多様な知識を入れるためのインプットがいかに重要なのかを改めて頭に刻むことができました。



幅広く学び続ける


巷では「エクスプローラー」という言葉が出てきています。
これは探索者を指す単語で、様々な仕事を体験した人がこの先の変化していく社会に対応できるというのを説明しています。


・資格や手に職をつけて将来安泰
・正社員として1つの仕事を一生続ける


という時代は既に終わりに等しいのは世の人全てに実感はあると思いますが。

私も実感はするものの「正社員になりたい」という願望を捨てきれてはいませんでした。

ちなみに私は社員ではあるものの正社員ではない。
親世代が正社員のため、非正規雇用はマイナスというイメージは常々受けている身です汗

苦しい思いはしてはいるものの私も「正社員信仰」は危ないとここ数年で実感するようにはなりました。

レジも配達も自動化されるかもしれない世の中ならサービス業で正社員になったとしても切られるリスクはある。
というより世の中ハイスピードで進化しすぎて今すぐまでは行かなくとも数年後どうなるかの予想が全くつかないのは皆思っているはずでしょう。

私の予想だと、やはりインターネットを通じた仕事はこの先も主流になるとは考えています。

今ですと、ライティング関連での仕事を志望していますが、本書読んでから「他の手段も考えておかないと」と考えさせられました。

「Webライター」をしながら「動画編集者」や「まだ出会えていない新たな職業」を複数経験するような、時代に対応していく働き方を視野に未来を生きる。これも一例になりますが選択肢を持っておくことの重要性を今一度理解できたと思います。

安定よりも大切なのは、「自分が成長できるかどうか」。
109ページ

過去を生きるな

様々な所で、成功者は同窓会に行かないと聞いたことがあります。
聞いたことはあるものの理由までは知らぬまま。

この本でその理由が書かれていて

同窓会に行くと、「過去の自分」が強化されてしまう。
思考パターンが過去の自分になれば、過去と似たような行動を繰り返すことになる。
そうすれば、前進は望めない。
32ページ

本書は全体的に未来を見ているような内容で構成されていた。(あくまでも私が抱いた感想)

よくよく考えれば、変わるということは過去と切り離す行為になる。

そう考えると過去の延長線上で生きるなと本書に太字で書かれていたのも納得がいく。

過去のトラウマもズレた人間関係も実際 "どーだっていい出来事" なのだから。
学生時代にくらった理不尽な仕打ちも成績トップだったのも未来には直接関係のない話。

仮に成功してスピーチするシチュエーションを想像したとしても「あの時の授業で叩かれて〜」「高校の数学でクラストップで〜」みたいな話した所で誰の心にも響かないのは明白であろう。

ただ著者も「○○万部売り上げた」などは説得力を持たせるために過去の実績を使うような事を挙げていたので完全に悪いことではない。

未来のために過去を活用するという使い方ならOKと私は勝手ながら解釈させてもらいました。

私も過去を分析したり思い返す「原点思考」すぎる面もあるので "振り返るのも程々にしよう" と肝に銘じます。



人間関係しだいで人生が変わる

1つ前の話の続きで変わると書いたがその手段の説明に移らせてもらいます。

「周りの5人があなたの平均」
聞いたことがある人もいるかもしれないこの言葉。

・周りがサラリーマンなら自分もサラリーマン
・周りがゲーマーなら自分もゲーマー
・周りが地元民なら自分も地元民
・周りがマルチ商法してたら自分もマルチ商法に手を染めてしまう。

このように人間は良くも悪くも周りに影響される生き物ということになる。

それほど周りの影響力は強いものということです。

自分を変えるために、この本では

環境→感情→行動
139ページ

と書かれてまして

つまり
付き合う人間関係、もしくは場所などの環境を変える。

ということです。

確かに経営者やフリーランスに転身した人も、自分の枠組み以外の人に出会い変わったという人が多いので付き合う人をアップデートさせる事はとても大事だと改めて実感させられました。

一人暮らしする時は地元から離れた所でしたいという願望もあるのでこの章の内容は納得でした。



GIVERになれ


筆者が独立できたのも周りを勝たせたからだと書かれていました。
無名の方に協力し、ベストセラーを出したことにより自身のビジネスに協力してくれる仲間になったということです。

思い返すと私の好きな有名人の方々のほとんども共演者ふくめて目立っていた人が多かった。
私の好きな人の内1人は芸能界を引退されましたが惜しまれるほど好評な方で今でも絶大な影響力を残しています。

人は自分の力だけでは売れないという事をこの本通じて知ることができたのも私にとって大きな情報でした。

これからの時代は、ただ金儲けを追求していると頭打ちになる。ビジネスにおいても「応援される」のは重要で、そのためには社会に対し、「与える」側になる必要がある。パイを取り合うだけの時代は終わったのだ。
186ページ

これは会社というより、この先主流になってくる自身で起こすビジネスにおいても重要な事だと実感させられました。
法人を自ら起こす時も、フリーランスに転身する時も、サラリーマンとして労働力になるにしても重要なフレーズだと思いました。


本書の解説での感想はここまでです。


28歳までに感じた自分の理想


最後にこの本を読み終えたうえで思い返した自分にとっての言葉で締めようと思います。

冒頭に

ー 28歳までに「きっかけ」をつかめ
7ページ

と書かれていたように28歳の現状が「結果」ではないということ。
あくまで目標を掴めということがこの本のテーマです。

この投稿時点で私は28歳になってから半年以上過ぎたという状況です。

28歳の近辺で起こった変化を思い返すと。



「新時代の生き方を実現した人の存在を知った」



ことでしょうか。

スーツを着て会社に行く従来のサラリーマンという生き方以外で働く方々のSNSや書籍を見るようになりました。


27歳が終わる手前に知った著書。やまもとりゅうけんさんの書かれた「金持ちフリーランス 貧乏サラリーマン」という本に出会ったのをキッカケにサラリーマン以外の生き方、組織にいながら在宅で働く方の情報に敏感になりました。


この本には、サラリーマンのメリットとデメリットを紹介したうえで先の社会で生きていく中で重要になる事を数多く紹介されていました。
オンラインサロンの中でも規模が大きな「人生逃げ切りサロン」を運営されてる方なだけに先を見据えた生き方が上手いと読み進めていく中で感動させられました。


他にもライターのいしかわゆきさんの書かれたポンコツなわたしで、生きていく。という著書にも出会いました。



先程の「金持ちフリーランス貧乏サラリーマン」を書かれたやまもとさんは会社員としても活躍されていた印象なので、私個人的な感想はできるサラリーマン基準で書かれていた1冊でした。

いしかわさんの場合は対照的で、サラリーマンという生き方が自分に合わないと気づき、他業種の方に出会ったのを機にフリーランスを目指した方です。

サラリーマンとしても成果をあげている方だけでなく、自分のありのままを受け入れたうえで許される環境に身を置くという発想は読んだ当時衝撃でした。
こちらは過去に感想まとめた投稿作りましたので興味湧いた方はぜひ



つい最近ですと神田昌典さんの書かれた「非常識な成功法則」という本にも出会いました。

出版からだいぶ経つ本書ですが今でも通用するなぁという感動を受けた1冊。
結論から言いますとこの本は理想や目標を紙に書くことで達成率が上がるということを書いています。

ぶっ通しで読み終えてから本書のルールに沿って紙に目標を書いてそれを持ち歩いたり写真撮ったものを定期的に見て自分を洗脳しているところです。


話だーいぶ寄り道しましたね汗

28歳をあと数ヶ月で終わる現状で私が目指したい。いや将来目指す目標は



「時間と場所を選ばない働き方をする」
「時間と休みにゆとりを持てる生活を実現する」


が主な理想です。

テレワーク関連が未経験のためいきなりフリーランスは危険なことは承知してますのでまずは理想を叶えられるスキルを習得できるような企業に転職して鍛えることから開始したいと現状考えております。

今の職場も人手不足が解消に近くなり、予感的に「私もそろそろ抜けていい頃なのでは」と考えるようになりましたのでこの気が失せる前に自分の人生を前進させていこうと最近思えるようになりました。

これを打ってて気づいたのが、今回の「人生は28歳までに決まる!」そして「非常識な成功法則」「ポンコツなわたしで、生きていく。」を書かれたいしかわさんの別著書「書く習慣」の3冊とも " 書くことの重要性 " について書かれていました。

今回のメイン「人生は28歳までに決まる!」の中で書かれていた

インプットを続けていくと、徐々に物事の繋がりが見えてくる。(中略)、幅広く知識に触れることで専門的な内容を理解しやすくなることがある。量をこなしたほうが、理解の質も高まるというわけだ。
79ページ

まさに今実感したと感動しているところ。


"点と点が繋がる" と言うには少し違いますが人間の心理はリンクしていると実感できただけでも読書は無駄じゃなかったと報われた気分です!


残された28歳の期間も数ヶ月なので無駄のない日々を送ります。
数年後「28歳が私の今の人生に繋がったキッカケだった」と胸張って言えるように。


締め方わかんなくなってきたんでこの辺で終わります。

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