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先生との別れ

今年度、最後の登校日。

今の学年最後の日だー!
最後だからクラス全員揃うといいなぁ、と元気に登校した長女と長男。



晴れ晴れした顔で帰ってくると思っていたら、なんとも言えない暗〜い顔をして、2人で一緒に帰ってきた。
「ただいま」の声も元気がない。


玄関を閉めて靴を脱いだ瞬間、俯いていた長女が
「ママ…今日、悲しいことがあった」と泣き始める。
泣きそうな顔をしていた長男も「長女ちゃんが泣いたら、僕ももう我慢できないじゃん!」と
つられて泣き始める。

訳がわからない私と次女は驚くしかない。


修了式後に離任式があり、
長女の担任の先生や、長男のクラスに時々補助で入ってくれていた先生も転勤になったそう。


大好きな先生との別れ。

1年生の長男はもちろんのこと、3年生の長女も
"自分が直接お世話になった先生"が去って行かれるのは、初めての経験。

春休み明け4月に登校したら、大好きな先生が学校にいないなんて寂しいよね。
当たり前に毎日会って、授業を受けて
一年間しっかりお世話になってて
今日が最後になりますって言われても…ね。

あっけない。
仕方ないことだけど、あまりにも急であっけない別れだ。


突然の別れに、低学年になればなるほど、泣いている子が多かったらしい。

長女も長男も、体育館では静かにポロポロと涙を流していたという。
しかし、2人とも家では声を上げて泣いていた。
めっちゃ泣くじゃん。



本当に哀しそうな2人を見て、私まで涙ぐんでしまった。



悲しいときには思いっ切り泣けばいい。

気が済むまで悲しんで、スッキリしよう。



春は、別れと出逢いの季節。

お世話になった先生方に めいっぱい感謝しようね。

来年度、また素敵な先生に出逢えるといいね。





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