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自分の人生をかけてもいいと思えることに出会った。COLEYOに飛び込んだのは、たったそれだけのシンプルな理由。

【COLEYO代表 川村より】
COLEYOの中に、守りだの、攻めだの、そういうことはあまりないのですが、ビジョンにむかって僕らが自由に冒険できる理由は、この能代がいるからだと、僕は思っています。
僕にとっては、相方のような存在で、普段はそんなに多くを語らないストイックなやつなのですが、今回のインタビューを通して、やっぱりアツいやつだった、と再認識しました。今後入社してくださる方を、マネジメントする人間にもなるはずなので、どんな考えで経営をしているか、組織をどうしていきたいか、など、COLEYOの未来像も含めて、応募くださる方みなさんに見ていただきたいインタビューです。

◆ 能代惇司(のしろあつし)
2018年入社。北海道出身。立命館大学卒業後、広告代理店に入社。その後、川村とCOLEYO立ち上げに携わり、取締役として経営企画、商品企画、組織、財務など、COLEYOの経営面を支えている。


自分にとって人生をかけてもいいと思えることが、ここにはあったから。

「自分の中にある『頑張りたい人が、頑張れる世界にしたい』という自分自身の想いと、『すべての才能に目を向ける』というビジョンが合致した。凄くシンプルな理由で、僕はCOLEYOにジョインすることを決めました。それ以上でもそれ以下でもないです。」

能代が代表の川村と出会ったのは、大学生のとき。発展途上国に学校を建てるという目的で活動するサークルに所属しており、川村は同じチームの1つ上の先輩だった。
川村の印象は「やさしくて思いやりのある先輩」。あとは、「とにかくちゃんと理想があって、そこに対しては愚直に考える人だ」というものだった。その意味では、信頼していたのかもしれない。けれど、そのときは、まさかこうして一緒に会社をやることになろうとは思わなかった。

「川村と話す機会があって、COLEYOという会社を立ち上げようとしていると聞きました。いままでstudioあおだった教室を法人化して、会社にしようとしているタイミングだったんですね。そのCOLEYOが掲げていたのが『すべての才能に目を向けよう』というビジョンだった。正直、当時はまだ利益も何も出ていなくて、ギリギリの状態で、自分は給与や待遇が圧倒的に悪くなることはわかっていて。だけど、そのビジョンにピンときて、自分の一度きりの人生で、取り組むテーマとしては面白いのかもしれないと思いました。」

前職は、広告代理店。仕事は順調だった。入社して3年目でリーダー。評価されて、出世していく未来もあったかもしれない。けれど、このままの先の見える未来の延長線でいいのかと、自分に問いかけていたタイミングだった。

「とても個人的な経験の話をして恐縮ですが、父親が突然亡くなって。その時から、『人生は突然終わることがある。後悔のないように生きなければ』と考えるようになったんです。そうして、自分は人生でなにを成し遂げたいか、と考えたときに、高校生のときから持っていた『頑張りたい人が、頑張れる世界にしたい』というテーマに向き合うことに決めました。幼い頃、自分は不出来な子どもだと自分で思っていて、向いているものがわからなくて、苦しかった時期があって。でも、自分の得意が勉強だと気づいて、努力して、成果を出せるようになった。だけどそれに気づけたのは、偶然だったところも大いにあるとおもうんです。けれど、世の中には頑張りたいと思うものが発見できないまま、子どもの時代を終えてしまう人もたくさんいる。それがもどかしかった。だからこそ、COLEYOにジョインすることを決めました。人生をかけてもいいテーマが、ここにはあるなと思ったから。」


教育を届ける会社だからこそ、絶対に、成長しなくてはならない。

能代は現在、COLEYOの取締役として、会社の経営面を支えている。講師やコンテンツデザイナーといったCOLEYOのメンバーと、そしてその先にある子どもたちが幸せである未来を描きながら、経営をコントロールするのが役目だ。

「僕の大事にしている考え方のひとつですが、教育って一時的なものであってはいけないと思うんです。人の人生を左右しうるような影響を与えるものが『受けられたり、受けられなかったり』ではいけなくて。本当に届けたいと思うなら、継続性を持つことは責任だと思っています。僕はCOLEYOの中では、会社の基盤を盤石なものにして、継続性を担保する役目を担っていると思っています。だからこそ、財務も大事だし、事業成長も大事なこと。僕らが届けるべき教育が突然なくなってしまったら、一番困るのはそのときに教室に来てくれている子どもたちです。それを、一番避けるべきだと思っています。だからこそ、黒字経営にも事業成長にも僕はこだわり続けているんだと思います。」

COLEYOが創業してから、そうやって能代は継続的、持続的な経営のために奔走してきた。そうした成果もあって、創業以来、連続黒字を達成しつづけているCOLEYOが、次のステージに向かうために何が必要なのか。能代は考えつづけていた。

「ぼくらが最初に教育をスタートしたstudioあおでは、子どもが目を輝かせる瞬間が、目に見える。子どもはとても正直なので(笑)、僕らの提案に乗り気じゃないときはすぐにわかる。でも、その子どもの感情の動きを、見逃さないことがすごく大事で。彼らのちょっとした変化を見逃さずに、向き合い続ける。これをおろそかにしたら、studioあおではなくなってしまうから、1人あたりの受け持ち人数を増やすことはしないと決めていました。他方で、そのままではより多くの子どもたちが受けられる形式にもならない。なので、もっともっと絞り込んで、必要なものだけを抽出できないかと考えたんです。」

そこで開発されたのが、COLEYOの新サービスであるタッチだった。タッチは、子どもの興味を発見するために、よのなかを体験する24のプログラムで構成されている。2016年のstudioあお創業の当初より行ってきた、「産学と連携した社会に触れる特別授業」がベースとなっており、『幅広い"やってみる"を通して、"やりたいこと"に出会う』体験だ。

「僕たちがより多くの子どもたちに届けたいのは、『彼らの興味関心を発見する』という、きっかけの部分なんじゃないかと考えたんです。studioあおでは、発見した興味関心を、実現するまで伴走してやっていきますが、まずはこの『興味関心を発見するきっかけ』を提供できれば、僕らの手を借りなくても、自分で走っていく子どもたちもいるんですよね。だから、この『きっかけ』だけをまず体験するサービスを作れないかと。そうして生まれたのがタッチです。子どもたちの才能を見つけ出す、そのための授業の品質は落とさずに、より多くの人に届けられる、自信をもって提供できるサービスになっていると思います。これが僕らの次の成長の布石になると思っています。」


ただただ、愚直に向き合って、改善していく。その積み重ねがあってこそ、子どもたちに良い教育が届けられる。

COLEYOは今、そうして生まれた「タッチ」をより多くの子どもたちにとどけるための準備を始めている。この「タッチ」をとどける講師や、コンテンツそのものをデザインするコンテンツディレクターは、子どもたちと真正面から向き合う重要な役割だ。

そんなCOLEYOにジョインするとなると、ともすれば教育業界の経験が必要そうにも感じるが、COLEYOの募集にはその条件がない。実際、教育業界出身のものも、そうでないものもいる。実際のところ、能代も広告代理店出身。教室で講師として、子どもと向き合っているが、その向き合い方は、ほぼ前職のときのクライアントワークと同じだという。

「僕は特段、子どもが好きとかそういうわけではないと思っています。いち人間として向き合っているだけで、正直あまり大人の扱いと変わらない。前職のクライアントワークと一緒で、相手は何を実現したいか、課題はなんなのか、そしてその実現のためにどんな事が必要なのかを必死に考えている。ただ、子どもは、広告代理店時代のクライアントよりも、もっと正直だし、言葉にうまくできないこともあるから、そこには敏感にアンテナを張ってます。必死に考えて、試して、反応をみて。実は教室で、PDCAを回しまくっているんです。そうしてどんどんいい方にアップデートしていく。これは、僕だけじゃなくて、全員がそうだと思います。いうなれば、ユーザーからのフィードバックを常にもらっているような環境。だから刺激的だし、面白いんだと思います。」

COLEYOが大事にしている教育には、「こうすべき」という考え方がない。正解がない。一律的でもない。点数化された評価もしない。だからこそ、全員が個々人の子どもたちと向き合い、PDCAを愚直に回す。真剣に向き合ったその先に、才能の芽がある。それを信じるからこそ、COLEYOで働くにはその愚直さが求められる。

「僕らは事業としては教育業に属していますが、募集要項にあるとおり、教育業界出身であることは求めていません。もちろん、教育業界でもOK。だけど、僕らには信じている教育のあり方があります。いまのstudioあお、タッチで提供している教育は、僕らが考え抜き、信じている教育のあり方です。ここに共感してくれることが、何よりも大事だと思ってはいます。そして、その理想の教育を信じ、ずっとずっと愚直に向き合い続けて、PDCAを回し続けられれば、きっとCOLEYOはまたとない面白い環境になるとおもいます。自分のトライやチャレンジが、すぐに反応になって返ってきます。こんなに刺激的な職場はなかなかないんじゃないかなと思います。」


自分たちの信じる教育を届けたい。その全員の意志を支える会社の意思決定を。

COLEYOの強みは、全員が本気で自分たちの信じる教育を届けるという強い意志をもっていること。自分たちの教育の理想像が合致していること。だからこそ、COLEYOのメンバーがモチベーションの高い状態でいられる組織文化を作り続けることは会社の最重要のテーマのひとつだ。

「COLEYOのメンバーは、みんな必死に考えて、試行錯誤して、子どもたちにとって最善の選択をしようとしています。その想いを削ぐような目標の設定や、会社のあり方は、結果として『良い教育』につながらない。だから、僕は同じようにこの会社のメンバーがモチベーション高くいられる選択肢が重要だと思っているんです。それがないと、熱のある、愛のあるサービスには絶対にならないから。」

より多くの人に教育を届けるために、事業として成長させつつ、このCOLEYOの価値とも言える組織で働くメンバーがどうモチベーションの高い状態を保ち続けるか。2つはもちろん、相反関係にはない。けれど、一歩間違えば、本質的な価値を見失い、悪循環に陥る可能性もある。これらを正比例で伸ばせるかどうかは、経営としての手腕が問われる部分でもある。

「正直、すごく難しい。この話は、川村ともよくしているんです。『すべての才能に目を向けよう』という僕らの考え方を絶対にぶらさず、それを提供するメンバーの文化と組織を保ちつつ、それでも事業を成長させる。全部譲っちゃいけない。一歩間違えば、僕らのやり方が、悪影響を及ぼすこともあって。でも、川村は、子どもたちとメンバーにとって最善の選択をしようと思っていて、絶対にそこはぶれないから、安心しています。なので、僕の役目は『ストレッチゴール』を置き続けること。追い込みすぎるでもなく、緩めすぎるでもなく、『努力すれば達成できる、やりがいや成長実感を感じられる』ゴールを置くこと。より多くの人に届けるために、会社はあるはずだから。事業も人も、幸せに成長できるようないいゴールをおいて、目指し続けられるように、全力でやっていきたいと思っています。」

最後に、能代に次なる目標や、実現したいことを聞いた。

「もしも無限にキャッシュがあったら…といったら変な話ですけど、子どもたちにもっともっと刺激的な体験を届けることに投資したいです。自分たちの想像の枠組みを超えるような面白い体験が子どものころにあったら、一生の記憶に残るんじゃないかと思うんです。それくらい上質な新しい体験をもっともっと届けたいなっておもいます。例えば…僕個人としては…そうだな、子どもたちとバイクや車を作りたいかなって思いますかね(笑)F1とか、レース好きなんです。でも、真面目にそういう投資をどんどんできる会社にしていけたらいいなと思っています。描けるなら、実現はできるはずなので。現実的に、愚直に、みんなのやりたいことを実現する。それをやり遂げるのが僕のCOLEYOでの役目だと思います。」


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