女性としての人生設計 1

こんにちは、ワールドSHIN mammyです。

このタイトルの記事を書こうと思ったのは、最近ニュースで、リスキングについての記事を見て、わたしなりに感じたことを文書にしてみたくなりました。

私自身はまだ出産や育児の段階ではないので、あくまで妊娠の段階での考えであることを前提にして読んでいただけたらと思います。

これまでわたしが女性という性別が人生設計の上で考慮しないといけないと思った、直面した状況

  • 父親に大学院に行きたいと言ったら、結婚が遅くなるけどそれでも良いのかと確認された(最後は力一杯応援してくれた。)

  • 結婚時に寿退社するんでしょと上司に思われていた。結婚したのは26歳でした。まだ社会人として3年目でした。そんなことを言った覚えもなく、結婚する前も残業や出張で仕事を楽しんでいました。

  • 以前の日本の会社では、子供産まないでねと、昇格するごとに釘をさされた(その当時は家族計画は考えていませんでした。)

今は別の会社で外資系だからかわかりませんが、企業文化として、以前の会社で言われたような、結婚出産についての話題を聞くことはありません。

わたしの場合は、20代30代前半に子どもが欲しいと思うことはなく、仕事人間でした。
それもあって、キャリアアップできたと思うことはよくあります。

やはり若い時の方が、スタミナもあり、ある程度無理をして自己研鑽しても、耐えれたし、仕事を教えてもらう機会も多く、チャンスもありました。

機会やチャンスは元々性別に関わらず、同等だと思えていました。
むしろ、女性だから、サポートを受けやすい環境かなと思えたこともありました。

結婚しても妊娠出産子育てがない場合は、女性と男性のキャリアや人生設計は、あまり変わらないのではないかなと思います。

ですが、やはり妊娠出産するとなると、どうしても優先順位が変わり、体調に合わせることになります。もし、出産妊娠が20代30代前半なら、ある程度子育てがひと段落、キャリアアップをと思ってフルで仕事に戻る年齢は30半ば、40手前。

その時点で社会復帰あるいはフルで仕事に戻ると、差がついたキャリアを埋めて、給料アップを考えることはすごくハードルが高くなると思います。

若くして子供を育てるための資金は、例えば30後半である程度の土台と収入がある人と比べれば、お金でサービスを買うことが難しいと思います。
ベビーシッター、家事代行などへのお金は節約の対象で、子供の将来の教育資金へと回されます。

そうすると、自然と女性の社会復帰は遅れ、ワンオペでキャリアのために学ぶ時間などない、旦那に経済的な支援を委ねる構図になり、女性の弱者としての立場が出来上がってしまうと考えています。

リスキングなんてできる時間がない!
とSNSなどでコメントが多くありましたが、そもそも時間もないし、お金もないそれが現状と原因だと思うんです。
もし、お金があればサービスを受けてリスキングができる時間を作ることはできると思います。
またパートナーの協力も要因になります。
男性が育休を取ることも、日本資本での会社は会社負担が増えることや、旦那さんの給料が下がるのを考慮して女性が我慢する家庭も多いと思います。

本当に女性が出産育児後にキャリア形成を目指せる中での社会復帰には、資格の支援ではなく、手厚い金銭的な補助と、育児を充分にサポートする福祉環境(待機児童0はサポートが充分ではなく最低限)を整えない限り、難しいと思います。

また、女性の社会復帰と活躍の話と、出産率の増加は比例しないと考えるので、出産率を上げるには、女性にだけでなく、20代や30代への圧倒的な支援や、子どもの教育や福祉に資金を増やさないと、ほとんど変化することはないと思います。

こんなことを、実は26で結婚した時に考えていたこともあり、子供は30代後半になってからじゃないと考えないと思っていました。それも、きっちりキャリア形成も土台を整え、復帰する準備も整えての前提です。

実は、そうすると、子どもができにくくなり、不妊治療をすることになりました。

それはまた次の記事で書きたいと思います。




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