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熊野木遣節 宇江敏勝 新宿書房

木遣節
きやりぶし
激しい力仕事のための労働歌

民俗学には興味がある方だけど
初めて知りました

こちらも和歌山コーナー
中辺路町出身で、父母は炭焼きをしていた
熊野高校卒業
高校卒業されているって
賢かったんやろなあって思う

失礼な話かもしれないけど
地方でこの世代で高校卒業って
それか炭焼きは儲かるものだったのかな
っとか、宇江さん自身のことが気になるでー

そして私個人的には
去のらー去なっと
古文・・・
で覚えましたよね。ナ行変格活用
な・に・ぬる・ぬね・ね
(忘れられない)
を習って納得した

それは、幼いころ父が祖母に
言っていた言葉
そろそろ帰るかなのころ
もういね、そろそろいな

和歌山弁で
もう帰らんと、帰るわーとのこと
方言っていうか古文が残っているだけやん
それが、この作品でも出てきて
ついつい、ナ行変格活用を知った衝撃!!を
思い出しましたわ

民族伝奇小説
今の宗教ではなく
様々なところに神様がおられたころ
社を立てていなくても
そこに神様がおられるって
今の時代にも重要

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