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「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったものです。
私も、昨日先祖の(といっても入っているのは小生の祖父母ですが)墓参りをすませました。
写真は横田裕市(よこいち)さんの写真をお借りしました。
こんな空を頻繁に見るようになると、私は秋が近いな、秋なんだな、って思うものですから。

さて、仕事の話を今回はするお約束だったと思うのですが、やはりその前にちょっとだけ宗教のお話。
この夏、私は家族旅行で青森県を訪ねました。私は日本全国、場合によっては海外でも寺社仏閣(場合により教会)を訪ねるのがあたりまえとなっています。今年は青森県内で、善知鳥神社(うとうじんじゃ)、十和田神社、蕪島神社、といった具合。昨年は五島列島(上五島エリア)に行きましたので、教会ばかりを訪ねた、といった具合…(五島列島には神社や寺社よりも教会が圧倒的に多いのです)

ではでは、仕事のお話に。
いよいよ9月も終わり。
この時期になると、世間では10月の「内定式」と称する(笑)儀式の話しがよく出てきます。そうすると、この時期まで決定(最終内定先の決定)を先延ばしにしている若者や、はたまた、いつまでも求人ってあるんだよ、って思い込んでいる壮大な勘違いをしている若者が、内定先がなくてアタフタするというのが例年の既定路線です。
今年はどちらかというと「決定を先延ばしにしている」若者を多く見受けるような気がします。もちろん、この期に及んでまだ就職活動に臨んでいない、臨んだこともない、あるいは臨む気すらないgkbr…なのかもしれない若者もまだまだおりますが、どちらかというと

「どこに決めたらいいかわからないので、どうしたらいいですか?」

という訳のわからない相談をよく受けるように感じます。

もちろん、ある程度法人を見極める力もありますので(ムフン!と偉そうにしてみる…)客観的なことはお伝えはできますが『判断』はできません。
中には、判断まで委ねようという強者(という名の究極の無責任者)もいますが、やんわり、かつキッパリとそういうお申し出はお断りしています。
そもそも、5年後10年後にそのビジネスモデルやそのビジネスサービスが存在するか否かなんて、誰にもわかりません。未来人じゃないですし。想像を超えるようなイノベーションが起これば、変わるかもしれないのですから。

私にとっては「人任せの秋」と強く感じる今日この頃です。
私自身も仕事を通じて、いろいろな企業に求職される方が出会えるような機会を創設するように頑張っているのですがねぇ…笛吹けど踊らず。
人任せにする割には、優良企業の説明会やセッションの機会を作っても、申込みすら成立しないことが多い昨今
「結局お前さん達が気に入らなければ決められないなら、聞くなや!」
「知らんがな!」と心の中で絶叫している、そんな「秋」です。

秋、という言葉には『飽き』という言葉を重ねている例も多いです。
そもそも「女心と秋の空」というのは後から言われたことでして、もともとの謂れは、小林一茶が詠んだ
『はづかしや おれが心と 秋の空』
だと言われています。(それ以前にも文学上記述はあるので、これはあくまでも一例です)
一茶さんは、とてつもなく若い奥さん(羨ましい…)をめとっていて、通算バツ2だった(結婚3回)だったとのこと。まぁ、当時は女性の浮気は重罪の世の中ですから、男性の移り気は許されていても、女性のそれはダメだったようですね。しかし最後の一茶さんの結婚は還暦すぎてからですから、まぁ、お盛んなこと…。

この「男心」が変化したのは社会情勢が影響しているようです。おそらく英米文学が浸透してからの大正期以降ではないでしょうか…私はそのあたりが不勉強なのでもっと学ばなければなりませんが、大正デモクラシーのあたりからかと勝手に思っております、はい。多分その頃から女性の地位向上等が謳われましたから、男心→女心、と変化したのでは?
とまぁ、こんな「移り気」な「飽き」てばかりの内容を、気の赴くままに今回も勝手に相当の期間を空けて書いた次第ですが、次はいつになるやら。

本日は三連休の最終日、成田山に行って不動明王像を見たので、こんな投稿となりました。それでは、また。

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